歴史を語る樹に遭いたい
ジャーナリストの影山槫三雄(ふみお)さんから、『樹に宿る』(制作:東京新聞出版局)という著書が贈られてきました。影山さんは私と同郷の栃木県出身。東京新聞社記者時代からご指導いただいている方です。定年退職後に帰郷し、その後、影山さんは栃木県内の樹木に会いに各地をまわり、、樹の霊を求めてきました。その一冊がこの本でした。
この本は年末年始にじっくり読む一冊となりました。目次を見ると廃村となった谷中村のクワの木、松木沢渓谷で100年間も生き続けているミズナラのことが書かれています。このミズナラは私達が森づくりを行ってる上流に、大地にしっかり根を張っている、と書いてあります。影山さんから贈られたこの著書は、“山と心に木を植える”運動を進めている私達に対して、100年以上も生き続けているミズナラに遭いに行きなさい、というメッセージでした。
新年早々、仲間達に呼びかけてこのミズナラに遭いにいきます。影山さん、貴重な著書を贈っていただきありがとうございました。
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