こんな時代だから、どんな理想郷を描きますか
昨夜、組曲「道」(全4曲)をマリンバ演奏で聴くことができました。作曲及び演奏者は奥平哲也さん。この演奏を聴いていると、私の頭の中では理想郷がグルグルとめぐってしまいました。
この組曲は、奥平さんから是非、聴いてほしいと言われていた曲です。一章:連山、二章:蛍船、三章:神楽、四章:懐郷によって組み立てられ、日本の山・海・里・心を演奏した、と奥平さんは聴衆者に紹介していました。
この曲を聴いていると、地球の自然環境、社会環境が病んでいる現代に生きている私たちに対して、険しい道を避けて歩くのですか、と問いかけられている気がしました。日本の森には、海には、里には、助け合う心が宿っているのではないですか、と。そして、“分かち合う”という素晴らしい心が通い合うことができる故郷を求めて、険しい道を堂々と歩んでいこうと、と訴えている曲に聞こえました。奥平哲也さんは、来年1月25日に開催する「2009年森びらき」(当委員会主催)に友情出演してくれます。お楽しみに。なお、奥平さんは来年1月7日と22日(両日とも13時30分開演)、会場はJR川崎駅西口の「ミューザ川崎」(市民交流室)で、新春コンサートを開きます。問い合わせ・044-533-5389。
また、「2009年森びらき」の記念講演は、リンゴ農園家・木村秋則さんにお願いしています。弘前市から参加してくれますので、ご期待ください。
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