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2018年9月の34件の記事

2018年9月23日 (日)

松木沢での思いでづくり

 今日は、「秋分の日」三連休の中日です。昨日までの天気予報は愚図ついた空模様のなか何とか雨模様から回復傾向の予報となりました。

 どくだみ荘で着替えをして、多くのハイカーとの出会いを楽しみにしていましたが、ハイカーの姿が見当たりません、期待外れとなってしまいましたので。今のうちに、線量を調べるため、Aポイント(看板設置の場所)で計測中に坂本さんとの話の中で、キツネがダムゲート付近で餌をハイカーたちからねだっているとの話となりました。

 戻って来て、排水口の調整(水の調子が悪い)をしていると「クマ鷹はいるんですか」とみちくさに立ち寄ってくれました。カメラで野鳥を撮るために初めて松木渓谷に来たとのこと、残念ながら収穫は無かったようですが、天気も青空が顔を出すようになり、時間を惜しむように楽しんでいました。カンパも頂き、またの再会を約束しながら「また、来てください」との言葉で別れました。

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P9230049  次の方は、「佐野市から来ました」と立ち寄ってくれました。25年前に初めて訪れた松木沢の写真を持ってきました。写真には、ジャンダルムの稜線が写っていました。丁度、みちくさからジャンダルムを見るような角度で写っていました。「その頃は、車が入れました。」と懐かしく思い出していました。

P9230050  次の方は、「奥日光が混んでいたので、久しぶりに松木を訪れました」と言って、みちくさに立ち寄ってくれました。松木の山々の景色は奥日光の景色と負けずに素晴らしいと言っていました。森ともの声には、一度中に入って見たかった小屋です。中がおしゃれなカフェのようでコーヒー頂きましたありがとうございました。と記載されていました。

(本日の放射線量は0.133μSV/舎人は仁平)

 

さわやかな秋の風吹く松木渓谷。実りの秋を楽しむ生き物たち。

9月22日、秋分です。秋のお彼岸の土曜日ですが足尾に向かう道中は所々で小雨が降り、足尾ダムに着くと松木方面は雲がかかっていました。「暑さ、寒さも彼岸まで」と言われますが、ここ数日は低気圧の影響で雨が降り続き寒い日が続きました。

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足尾ダムのハナミズキは真っ赤な実が鈴なりです。秋の恵みを味わおうと昆虫たちが飛び交っています。スズメバチがおいしそうに実をついばんでいました。

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“みちくさ”は9時オープン、気温は20℃。肌寒さをかんじます。
昨日の雨で取水口が砂でふさがれたのか水の出が悪く、松村宗さんが点検に向かいました。しばらくすると勢いよく水が噴き出しました。ビオトープの中ではヤマアカガエルがくつろいでいました。

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午前中は、松村宗さんと中倉山の“孤高のブナ”の根を守るための土袋を入れるドラム缶の加工をしました。ブナの生える北斜面の土壌が崩れてきており登山者の皆さんに協力をしていただきブナの根を保護する活動を準備しています。
ドラム缶は森びとプロの稲葉理事の提供です。発電機のエンジンがなかなか始動せず焦りましたが、プラグの点検を行いエンジンが始動しました。小雨が降ってきたので“うんしゅう亭”での作業を行い、ハンドグラインダーに切断用の砥石をつけ半分に切断。切断部で怪我をしないように仕上げました。底部には、雨水が溜まらないように電動ドリルで12mmの穴をあけました。

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昼を境に晴れ間が見え青空が広がってきました。
13時過ぎに松木渓谷の散策から戻ってきた千葉県柏市のご夫婦が立ち寄ってくれました。
足利市出身の旦那様は若いころアイスクライミングで松木のジャンダルムを登っていたそうです。「友人と“石塔尾根”ルートを登った時には風が強く、10月でも持参したおにぎりが凍った。」と足尾の山の厳しさも教えてくれました。
中倉山のブナの保護活動の話をすると奥様から「薪を3本、山小屋に運んだことがあったわ。持てるだけでということだったけど。」と登山者が協力し合い安心して山登りのできる環境をつくっている話を紹介してくれました。足尾に来る機会がつくれましたら、ブナ保護の活動への協力もお願いします。緑の募金に寄付をいただきました。ありがとうございました。

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“みちくさ”入口の階段横に黄色い可憐な花が咲き、松村宗さんから「カタバミだよ」と教えてもらいました。陽がさしているときは花を広げていましたが、中倉山に陽が隠れると花を閉じていました。陽の動きが分かる植物です。人間は陽が沈んでも、「自分」で明かりをつくり夜通し活動しています。小さな花から「自然と共に生きる」ことを学んだ気がしました。

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「松村農園」ではキクイモの花が満開です。柵にはトンボが止まっています。
みちくさ前の草地には鹿のフンが多く、フンをエサとするオオセンチコガネがいました。背中をつつくと危険を察知したのか土の中にもぐっていきました。

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松木川を通り抜ける風がとてもさわやかで、空を見上げると秋の雲が広がります。多くの皆さんに松木の秋を感じてほしいと思いました。

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柿の実は黄色く色づいてきました。昨年が豊作だったので今年の生りは少しですが、幹や根に栄養を蓄え来年は豊作になることを期待します。

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昼の長さと夜の長さがほぼ同じになる秋分ですが、中倉山に陽が隠れるのは早いです。3時を過ぎると北斜面は暗くなりました。中倉山山頂の尾根にかかる雲と太陽の光の創り出す映像はまるで“オーロラ”が光っているようです。(実物を見たことはありませんが)

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帰路の空にはもうすぐ満月のまあるい月が登っていました。雲が切れると「ウサギの餅つき」が見えるきれいな月夜となりました。

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松木の森では多くの生物が秋の恵みを堪能しています。桜の葉も紅く色づきはじめ、ウワミズザクラはわずかな実を残すばかりとなりました。秋に向かう松木渓谷の変化を探しに多くの来訪者をお待ちしています。


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本日の放射線量 0.114μsv/h 舎人は松村宗、筆者清水でした。

2018年9月22日 (土)

温暖化にブレーキをかける運動は地球人の新しいコミュニティーづくり?!

P1010175   “地球温暖化にブレーキ”をかけていく「地球人の恩送り事業」のスピードをあげていくために心をひとつにしていくのは難儀だ。けれども“地球人”の使命として地球人の新しいコミュニティーづくりとして“心をひとつ”にしていきたい。運動の壁は高く厚いが、地球人の新しいコミュニティーを描き、その実現のために“何をなすべきか”を探り続けたい。

Photo  新聞報道(毎日新聞)によると、ソニーは太陽光や風力と言った再生可能エネルギーで事業活動の全電力を「2040年度までに実現する計画」を発表した。その他に、イオン、富士通、城南信用金庫(東京)は50年までに達成する目標を定めた。再生エネで全電力を賄うことを目指す国際的な企業連合「RE100」はすでに活動を展開している。

Photo_2  国際的には、「非国家」組織(「パリ協定」の推進を議論する国際会議「グローバル気候行動サミット」)が14日、米カリフォルニア州で会議を始めた。会議には100カ国5千人程が参加した。温暖化にブレーキをかける「非国家」組織が動いている。日本からもこの会議に参加しているが、会議への参加数は少なく、温暖化対策の遅れや鈍さは否定できないといわれている。

Photo_3  温暖化対策には費用がかかる。政府や行政は税金との関連があり、企業も収益の一部を対策経費に回さなければならない、それは従業員の賃金との関連もでてくる。政府は歳入減となれば、それは増税に頼るのかとなり、とにかく政治の問題になる。

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P9161447  税金の使われ方は納税者、有権者、市民の考え方とその運動にかかわり、企業収益の使われ方は労働組合の運動にかかわる。その上、二酸化炭素排出削減を市民が暮らしの中ですすめていくためには、現在の生活を見直すことが前提となり、そこには面倒なことや我慢することが伴う。”地球人の新しいコミュニティー”づくりは、「生物社会の一員にすぎない私たち」という冷厳な事実から出発していきたい。(理事 髙橋佳夫)

2018年9月20日 (木)

世界人類がこころをひとつにして“地球温暖化にブレーキ”をかける運動を!

 喧騒な都会に戻り、一週間分の新聞を読んだ。気になっていることは色々あるが、特に、台風22号とハリケーン「フローレンス」の記事はインターネットでもその様子を調べてみた。

2018 フローレンスの目(インターネットより)

 どちらも多くの犠牲者と甚大な被害があった(調査中)。

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(インターネットより)

 フィリピンル・ソン島北部では土砂崩壊に埋まった島民が見つからない。この北部では当会と交流があるベンゲット州ルボ村村人が、荒廃地でふるさとの森づくりをしている。心配なのでフィリピン大使館にその状況を訊いている。現地は米やトウモロコシの収穫期ということなので農作物被害も心配している。過去の台風上陸を調べると今後も台風の女雨林が気がかりである。

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ノースカロライナ州の被害(インターネットより)

 フローレンスはノースカロライナ州東部に上陸して、「913㍉の降雨を観測」したいう。64年前(1954年)にも巨大ハリケーンが上陸したカロライナ州ですが、100万人以上が避難しているというから国難である。abcニュースを観るとトランプさんも必死になって現地を見舞っている。メキシコ湾の海水温度が深海まで高くなっているのか。

2 こんな秋の青空を現地の方々に見せてあげたい(足尾松木沢)

 どちらも気候変動が主要因と言われている。日本でも自然災害と人災(北海道大停電)で市民の暮らしが脅かされている。世界の人々が心をひとつにして“地球温暖化にブレーキ”をかけていく「人類の恩送り事業」のスピードをあげなければと思う。(理事 髙橋佳夫)

2018年9月18日 (火)

14年前に植えた木々からのメッセージがシニアの心に沁みた?!

Photo  昨年に続く育樹・育苗活動の応援に駆けつけてくれたJR東労組大宮地本OB会35名の皆さん。現役の若者も交じっての作業はシロダモ幼木の株分け、今年植えた「民集の杜」の除草でした。

Photo_2  開会セレモニーは、大谷OB会会長のあいさつ、地本森づくり委員会あいさつ、森びとの歓迎あいさつを聞いてから作業説明。その後、2つのグループに分かれて作業開始。久し振りに身体を動かす人、道具を手際よく使う人、静かに草歩抜く人など真剣な顔つきで作業に集中してくれました。

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4 シロダモの幼木の根を傷つけないように

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Photo_6 現役の若者たちも先輩に負けじと

Photo_7  12時からは、うっそうとした「臼沢の森」の階段を登り、14年間育ててきた落葉広葉樹の森を見て、その活動にかかわってきたことを思いだしていた皆さん。

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Photo_9  13時からは昼食。今日は粕汁を用意しました。調理してくれたのは稲葉理事、仁平スタッフ、出汁は白みそと酒粕、塩味は鮭の切り身からとって、野菜を入れて関西風の汁をつくってくれました。評判は上々でした。

Photo_10  昼食後は意見交換タイム。筆者から本日のサポートスタッフと理事を紹介し、当会の現場での活動報告と地球温暖化にブレーキをかける取り組みへの支援・協力をお願いしました。

Photo_11  シロダモの苗分けは1.850本をポットに移してくれました。参加してくれた皆さんからは、改めて森に生かされていることを実感している方、温暖化にブレーキをかけていくことの重要を感じた方など、心身ともにリフレッシュされている様子でした。

Photo_12 造園中の庭を説明

Photo_13 朝露のチカラシバ

Photo_14  本日のスタッフは、鎌田、松村宗雄、松村健、橋倉、仁平、小川、加賀、福原、稲葉、大野そして筆者でした。サポートしてくれました皆さんお疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

2018年9月17日 (月)

青空にうっとり、こころ安らぐ秋の青空を見に来ませんか

見たことのない心安らぐ秋の青空を見に来ませんか

 今日は敬老の日、何歳から敬老なのか知りたくもありませんが、今日の舎人二人はあと二年で古希を迎えます。秋の青空がとても気分を落ち着かせてくれる足尾・松木沢渓谷入口の「みちくち」。朝の気温は26度、晴れ時々曇りの天気でした。

P9172899 足尾グランドキャニオン方面の青空

P9172903 中倉山方面の青空

 少し暑いと感じましたが、松木川から吹く風が暑さをゆっくりと吹き飛ばしてくれました。朝のホットコーヒーを飲みながら啄木の唄を聴き、出会いを待ちました。松木渓谷の上流に向けて歩いている人は見かけないため、池の水回り等環境整備をしました。

P9172900 東方面の青空

 12時を過ぎた頃、望遠レンズを付けたカメラを担いだ田口さんが寄ってくれました。彼からは先日、中倉山に初めて登り、孤高のブナに遭ってきた話がありました。相当に感動したらしく、秋の紅葉、早春のツツジも見てみたいと言っていました。

Photo 日曜日なのに岩場に草を生やす作業に頭が下がる

 明日はJREU大宮のOB会の皆さんが育樹活動の応援に来てくれますので、その受け入れ準備をして、午後を過ごしました。

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P9172906 枯れかけたクスノキが元気です

 二日間も秋の青空から心の余裕と元気をいただき感謝しています。秋の足音が聴こえてくる足尾・松木渓谷入口の青空の下で「足尾フォレストコーヒー」を飲みながら、こころ癒されませんか。今日の放射能線量は、0.145μ?/h舎人は、仁平、高橋でした。

2018年9月16日 (日)

足尾・松木沢をのんびり散策するのはいかがでしょうか!

 今日の足尾・松木沢の9時過ぎの天気は、快晴まではいきませんが秋風の吹く爽やかな日でした。

Cimg8137  11時30分に最初の訪問者が来られました。千葉県から来られたカップルは足尾に訪れたのは初めて。グランドキャニオンと呼ばれているところを見に来られました。カンパもいただきました。ありがとうございました。

Cimg8135  お昼過ぎに、群馬県太田市から来られた釣り人が来られました。お1人は足尾を訪れたのは初めてで、もうお1人は2回目ということで、以前にもみちくさに寄って下さり、コーヒーを飲んだと仰っていました。「緑が多くなってきましたよね」、「木が育つことによって、川の水の栄養が豊富になり魚も大きくなる」とも仰っていました。

Cimg8136  14時過ぎに、今月8日にも来てくださった群馬県前橋市から来られた岩沼さんが来られました。8日は雨が降っていて、釣果がなかったので、今日はリベンジだったそうです。今年はこれで釣りは終わりだそうです。来年またお待ちしております。

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Cimg8132  足尾・松木沢周辺も秋めいて来ているようです。来月も3連休がありますので、紅葉を見にいらして下さい。

Cimg8131_2  今日の放射線量は0.107μSv/h。 舎人は加賀、小林でした。

天高い秋の青い空は気分を落ち着かせてくれる

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4  久しぶりの青空が気分を和らげてくれました。足尾グランドキャニオン方面(西)を見ると、天空の森で森びとの先輩たちが秋を満喫しているような雰囲気でした。

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Photo  カラミ堆積(銅精錬の滓)方面の青空も透き通ったブルーがとても爽やかでした。足元ではこの時季のいつものような逆光に輝くチカラシバの穂が秋の訪れを知らせています。これからはチカラシバの穂の秋色の変化が楽しみです。

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3_2  今日の森作業は昨日の続きで、「みちくさ庭園」の柵張りです。「本日中に終わらせるぞ!」という鎌田スタッフの気合で作業開始。鎌田、小林ペア、仁平、塚崎ペアが柵張りを、筆者が開墾を行いました。塚崎、小林両事務局員は柵張りの手順を教わり、二人は手際よく柵を張っていきました。

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Photo_3  15時には入口を残して柵張りは終了。「みちくさ庭園」の池用のヒューム管を埋めて本日の森作業は終了しました。アメリカを襲っている巨大ハリケーンの被害が心配です。本日の森作業は鎌田、仁平、塚崎、小林(舎人でしたが応援)、そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2018年9月15日 (土)

3連休にも関わらず、南相馬市民のいのちを守る本気度が現れた除草作業

 今朝の福島県南相馬市は雨が降り、風も吹いておらず蒸し暑い中でありましたが、南相馬市民の暮らしの基盤となる「いのちを守る森の防潮堤」の草刈りが行われました。草刈り場所は昨年10月に開催された第5回植樹祭会場です。参加者はこれまでの最高140名で、市役所職員、原町地区連合、カリタス南相馬、あぶくま信金、原町赤十字奉仕団、そして応援隊の方々などです。


 市役所の挨拶で、佐藤市民生活部長からは、草刈りへの参加のお礼と天候の悪い中でのご協力の感謝が言われました。

20180915_093703_2  苗木を遥かに超える草が覆い茂っていましたので、早く草から解放させてあげようと参加者は黙々と、しかし笑顔で草刈りをされていました。

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20180915_102402_2草刈り前

20180915_095607_2 草刈り後20180915_101726  蜂に刺された参加者が2名、鎌で指をけがをされた方がいらっしゃいました。幸い市民病院の看護師さんが参加をされており、応急処置をしてくださいました。看護師さん、本当にありがとうございました。

20180915_103428_2  先日、森びと東京事務所に連絡が入りました。かつてJR田端駅頭で市民にどんぐりポット苗を配布し、里親になってもらうよう手渡しをしてきました。その里親である菅原さんからどんぐりポット苗の引き取りについての連絡でした。大野理事が菅原さんの思いとともにどんぐりポット苗を受け取り、森の防潮堤にいのちを吹き込みました。

20180915203925  また、6種類200本の補植を行い、植樹未経験の市職員もおりましたので、話をして幼木にいのちを吹き込んでいただきました。

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20180915_112625  参加者の皆さんの熱心な作業により、やりきることが出来ました。6月、7月に続き、市役所の皆さんと一緒に草刈りを行ってきました。市民の皆さん、市役所の皆さん、ボランティアの皆さん、ご協力ありがとございました。11月4日の第6回鎮魂復興市民植樹祭でまたお会いしましょう。

20180915_110714  午後は、第2回植樹祭会場(2015.3.29)で毎木調査を行いました。応援隊の皆さんは大野理事と事務局の宮原さんから調査方法の復習と調査後のデータのまとめ方を教わり、次回以降は自分たちで毎木調査を行っていくようになりました。調査箇所で一番樹高があったのはマサキの3m10cmでした。

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 最後に、応援隊の皆さんは宮原さんから調査データをパソコンへ入力する方法を教わりました。20180915_153624_2 本日の応援隊の参加者は、渡部、松林、山田、岩橋孝、岩橋恵美、東城敏男、東城睦子、佐藤正廣、今野。森びとからは大野、宮原、筆者でした。(報告 事務局・小林敬)

小雨降る静かな足尾松木沢のひと時は身体に優しい

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Photo_10 小井土さんが雨具を乾かそうとストーブをつけた

 足尾町赤倉周辺の桜の葉は日毎に秋色に変わりつつあります。舎人当番で「みちくさ」へ向かうと、久蔵川の橋を渡ったところでキツネに遭いました。久しぶりです。いつも見る顔でしたので、縄張りの一部をこの辺に変えているようです。この頃はダム周辺でよく見かけると言われています・・・?

Photo_7  午前中は雨が降っていたので訪問者がありませんでした。小井土さんは、『森びと通信』25号を訪問者に読んでいただく準備をしました。昼食が終わると雨が止み、松村スタッフ、仁平スタッフは森作業開始。その時、日光市教員委員会の生涯学習の皆さんが立ち寄ってくれました。案内は、「足尾まるごと井戸端会議」の山田さん、参加者の皆さんは山田さんの話を熱心に聞いていました。

Photo_8  昨夜20時頃、忘れ物をしたので「みちくさ」に来てみると、写真の様に若い鹿たちの眼が光り輝いていました。暗く静まりかえった動物たちの世界は緊張するものでした。

Photo_9  閉舎する準備をしていると、クモが巣を張り獲物を待っているようでした。黄色と白そして黒の縞模様の身体が綺麗でした。今日の放射能線量は、0.113μ?/h舎人は、小井土、高橋でした。

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