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2017年10月の23件の記事

2017年10月 6日 (金)

準備がすすむ南相馬市の森の防潮堤づくり、森ともの皆さんをお待ちしています

 福島県伊達市や南相馬市はこのところ雨も降らず晴天の日が続きました。各地から南相馬市へ送られてきた苗木が心配でしたので昨日(5日)は、植樹祭に使用する苗木の水やりを行ってきました。ポットから水が滴りおちるまでたっぷり時間をかけて撒水作業を行ってきました。

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Img_0813_640x480  また、14日に行われる植樹祭会場を見てきました。会場では急ピッチに盛土されていました。当日の予定では、長さ310㍍のマウンドに30,000本の苗木を植えます。その横には、第3回植樹祭(2016年3月27日)で植えた苗木が大きく生長している様子が見えますので、参加者の皆さんの目で木々の生長を確認することができます。

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Img_0819_640x480  多くの植林ボランティアによって第5回鎮魂復興市民植樹祭を成功させていきましょう。全国の森ともの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

Img_0816_640x480 (写真:昨年3月に植えた苗木たちです)

 昨日の応援隊メンバーは、松林、東城でした。(報告 東城敏男)

2017年10月 4日 (水)

今日は十五夜、森に生かされていることに感謝したい

 今日は十五夜、全国の森ともの皆さんはどんな気持ちでこの夜を迎えますか。

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P9258627_640x480  田んぼでは稲刈りが行われ、森の中では全ての生き物に秋の味覚を届けている草木たち。今夜は満月を観ながら、人間の命と知識は森の恵みに支えられ、育まれていることを改めてかみしめてみたい。

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Pa038964_640x479  10日後には、第5回鎮魂復興市民植樹祭が南相馬市で行われる。ブログでも紹介しているが、現地にはJR東労組組合員・家族が仕事の合間に育てた苗木が、そして当会が足尾で育てている苗木が運ばれている。

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Pa038967_640x480  津波で犠牲になった南相馬市民の想いや悲しみ、そしてフクシマ原発に対する怒りと反省などが詰まった盛土には、5年前から植えられた幼木が元気に育っている。やがてこの幼木は森を形成し、市民の命を支え、そして暮らしの基盤を育む森となる。

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Img_0775_640x480  人間社会では、政治家は自分だけの利益のために「党」に群がり、あるいは自分たちだけの利益を守るために民意を無視し、戦争政策による経済成長という幻想に国民を動員しているようだ。“人類ファースト”という考え方の政治は見えてこない。

Pa038935_640x480  政治家だけに文句を言っているだけでは暮らしの格差、原発推進、戦争政策そして異常気象の猛威を止められない。ここまでくると“地球温暖化と政治の問題は待ったなし”。

Pa038941_640x480  10月14日の「鎮魂復興市民植樹祭」には、そんな気持ちを持って、全国から集う植林ボランティアの皆さんと出会いたい。

Pa038980_640x480  植樹会の場現地では、南相馬市民で作る森の防潮堤づくり「応援隊」の皆さんが植樹祭準備をしている。毎日、お疲れ様です。(理事 高橋佳夫)

2017年10月 1日 (日)

秋晴れの下じっくりと深沢を観察

 9月30日は第7回の生態観察の日。この日は10日前に森びとスタッフが観察したカツラの巨木をわれわれも観察してきました。(前回ブログ2017年9月20日足尾・深沢の森を探索・巨木のカツラとヤマグルマに感動!

 前回いかれた鎌田さんと松村宗さんの案内で、観察しながら時間をかけて登りました。ここは以前、日光までを結んでいただ生活道路があったということですが、沢沿いにコナラ、ミズナラ、リョウブ、ヤシャブシ、ミズキ、カエデなどの自然に育ったと思われる成木が多く生えていて自然林を形成していました。 

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途中ヘビに遭遇。 

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また、多くのドングリがおちてました。 

Img_6064  カツラの巨木があるということから、同じく、カツラの木がないかもみて歩きました。巨木の木までに5本の木を確認できました。それぞれ密集してはなく、点々と離れていました。いずれも、カツラ独特の根元で株立ちした姿でした。その巨木のカツラに到着。その大きさを実感しました。

Img_6091  根元をみると岩ではないですか。これを抱きかかえるように生えてます。

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 その奥に、ヤマグルマ(ヤマグルマ科)があるということでみてみました。崖っぷちに必死に生きて、実をつけていました。

Img_6098 ヤマグルマは常緑のため、冬は杉や松と同様にその緑ですぐわかるようです。そのため、崖っぷちにしか生えないのではと思いました。

Img_6099 帰りはみちくさに立ち寄り、ヤマグルマと同じ常緑のクスノキの前で撮影しました。

Img_6108 鎌田さん、松村宗さん、今日はご案内ありがとうございました。沢の自然を観察でき、いろいろ調べるべきことたくさんでてきました。

(報告 事務局 宮原 哲也)

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