秋晴れの下じっくりと深沢を観察
9月30日は第7回の生態観察の日。この日は10日前に森びとスタッフが観察したカツラの巨木をわれわれも観察してきました。(前回ブログ2017年9月20日足尾・深沢の森を探索・巨木のカツラとヤマグルマに感動!)
前回いかれた鎌田さんと松村宗さんの案内で、観察しながら時間をかけて登りました。ここは以前、日光までを結んでいただ生活道路があったということですが、沢沿いにコナラ、ミズナラ、リョウブ、ヤシャブシ、ミズキ、カエデなどの自然に育ったと思われる成木が多く生えていて自然林を形成していました。
途中ヘビに遭遇。
また、多くのドングリがおちてました。
カツラの巨木があるということから、同じく、カツラの木がないかもみて歩きました。巨木の木までに5本の木を確認できました。それぞれ密集してはなく、点々と離れていました。いずれも、カツラ独特の根元で株立ちした姿でした。その巨木のカツラに到着。その大きさを実感しました。
根元をみると岩ではないですか。これを抱きかかえるように生えてます。
その奥に、ヤマグルマ(ヤマグルマ科)があるということでみてみました。崖っぷちに必死に生きて、実をつけていました。
ヤマグルマは常緑のため、冬は杉や松と同様にその緑ですぐわかるようです。そのため、崖っぷちにしか生えないのではと思いました。
帰りはみちくさに立ち寄り、ヤマグルマと同じ常緑のクスノキの前で撮影しました。
鎌田さん、松村宗さん、今日はご案内ありがとうございました。沢の自然を観察でき、いろいろ調べるべきことたくさんでてきました。
(報告 事務局 宮原 哲也)
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