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2012年10月28日 (日)

森・川・海の生きものたちの繋がりとその恵み

Photo_2 1  昨日(10/27)は「ヤマナシ収穫祭」に参加してきました。収穫祭は案内送ってくれた森びとインストラクター・塚崎庸子さん達の皆さんが開いてくれました。ヤマナシ収穫祭には、筆者とインストラクター・山本さん、スタッフの松村さん、鎌田さんご夫婦が参加してきました。

待ち合わせ場所の鹿沼市上南摩室瀬バス停付近では、「ムダなダムをストップさせる栃木の会」・伊藤さんから、“多額の税金を使い、無駄な南摩ダムを作ろうとしている行政”の話を伺いました。その後、参加者各自の自己紹介を下後、参加者一行は現地に向かいました。

3 途中、野鳥観察を行いながら、ヤマナシが生きている場所に到着しました。ところがヤマナシの実は少なく、原因は今年の台風で実が落ちそれをイノシシが食べてしまった、のことでした。残念でしたが、塚崎さんが事前にナシの種を取ってくれていましたので、それを参加者に一粒配って、彼女はヤマナシの苗木を育ててほしいと言っていました。また、北村さんは3年前から種から育てた3本の苗木を現地に植えました。

その後、2 川の生き物観察では、カジカ、サワガニ等5種類の水生昆虫が見られ、この川はきれいな川であることが証明されました。昼食には、トン汁が用意され、皆さんで美味しくいただきました。塚崎さん、スッタフの皆さんごちそうさまでした。

Photo ヤマナシの木が生きている場所は、南摩ダム建設のため故郷を追われた人々(約80戸)が住んでいた栗沢という集落の跡地と聞き、廃村に追い込まれた松木村、谷中村、原発事故で故郷に帰れない人々と重なりました。鎌田ご夫妻、山本さん、松村さんお疲れ様でした。(事務局・小川発)

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