カテゴリ「みちくさ日記」の13件の記事

2025年9月29日 (月)

気温だけではなく、目にも秋らしく

 昨日(9月28日)、日光駅前から男体山方面は雲に覆われていて、どんよりとして雨が降りそうな感じがしました。足尾に向かう道中では木々が少し紅葉しているところがあり、間もなく道も混んで来るなと感じながら車を走らせました。「日足トンネル」を抜けると道は薄暗くなり、足尾ダム手前からその周囲の山々は雲で覆われていました。まるで水墨画のような景色の中にいる様子でした。ダムの周囲も木々が少し紅葉し始めており、山・雲・紅葉のコントラストが綺麗で心が洗われるようでした。

Photo

Photo_7

Photo_8 「みちくさ」をオープンしたころは、空がどんよりして雨が降るようでしたが徐々に日が差してきました。9時前の気温は19℃で肌寒く感じましたが、10時頃には22℃まで上がりました。その後の気温は横ばいで、強い風は一日中続いていました。

Photo_9 松木川上流から降りてくる人が「みちくさ」に寄ってくれました。お話を伺うと埼玉県から来て、ジャンダルムまで行ってきたそうで、「以前にも足尾には来ていたが、植樹した木々が、来るたびに成長している姿を見るととても感動した」、「鹿の数が増えている感じがする」と話してくれました。

Photo_2

Photo_3 昼頃、愛知県名古屋市から来たという男女が来舎され、「中倉山、皇海山、庚申山」を一泊二日で歩いてきたと言っていました。「以前よりも緑が増えましたね」とも話されていました。サンデーモーニングのビデオを観てもらったところ、二人は『中倉山のブナのことをもっと多くの人に知ってもらった方が良いので、「ヤマップ」に紹介してもいいか』と言ってくれました。

Photo_4

Photo_5

Photo_6 足尾でも先週までは30℃くらいありましたが、今日の気温は20℃前後に下がりましたので季節は秋へと衣がえしているようです。現地の紅葉は11月上旬が真っ盛りですが、今年は異常な気象でしたので赤や黄色の華やかな秋の賑わいはいつ頃になりますか。日毎に秋の足音が増してきますので、是非、足尾の「松木郷」の森へ足を運んでみて下さい。

 本日の舎人は、永島・小柴・筆者の武田でした

2025年9月28日 (日)

抜けるような松木郷の青空!暑い中に、少しづつ秋が。

 9月27日午前9時、抜けるように晴れ渡った足尾・松木郷の青空、気温は22℃。「おはようございます。今日もよろしくね!」もう一人の舎人担当の山田さんとも、晴れやかに朝の挨拶をします。今日は主に、みちくさの番のほかに「庭」、「果樹園」の観察と整備、みちくさ周辺の草刈りをしようと話し合いました。Photo それにしても、青々とした空に無数のトンボ。そのうちの一匹を写真に捕えました。奥には小さくジャンダルムが見えます。Photo_2 10時過ぎ、1泊で皇海山を目指すという4人組に「明日の帰り、コーヒー淹れますので是非寄ってください」と声をかけました。「うーん。明日15時までの下山は無理ですね」という事でした。またの機会に、是非。Photo_3 まずは、みちくさの「畑」で町民の方にいただく「サンショウ」と「ヤマウド」を移植する穴の位置に刺した、竹棒にピンクのリボンを確認しました。

Photo_21

Photo_22 次に、みちくさの「庭」に入り、彼岸花の状態を確認。「こころの園」の彼岸花に比べて勢いがないように感じました。(上が「庭」、下が「こころの園」の彼岸花)昨年、こころの園に彼岸花を植えるときには、黒土と腐葉土をたっぷりと混ぜ込みました。「庭」の彼岸花、少し堆肥をあげた方が良いのか、矢口スタッフに教えてもらう事にします。「木は根。根は土。」とは、宮脇先生の教えを思い出します。

Photo_6 ドウダンツツジが赤く染まり、青空とジャンダルムのグレーと美しいコントラスト。ススキが一段と秋を感じさせます。

Photo_7

Photo_8

Photo_9 小さな花が咲くみちくさの「庭」。野に咲く花をこんなに美しく感じる自分は、森びとプロジェクトの活動をする前には想像もできませんでした。

Photo_10 広場では、「シニアの木」(カツラ)が黄色く色づきはじめ、青空に映えています。

Photo_11 昼食を取って、午後一番に草刈りをしました。その時の一枚です。さて、何が映っているでしょう?(答えは、最後に)

Photo_12

Photo_13

Photo_14 草刈りが終えて少し余裕があったので、果樹園を観察しました。イチジクの木が、幼木ながら立派な実を4つ付けていました。熟するのが楽しみです。たわわな実を付けるには、あと何年かかるのか、その間どんな手入れをするのか勉強しなければなりません。残念ながらゾウムシに実を吸い取られてしまった「ブドウの木」。来年は、ブドウの育成に詳しい福原さんの指導で確実に実らせたいと思います。

Photo_16

Photo_17
 みちくさに戻ると、山田さんがハイカーの2人を送り出した後でした。本日午前4時に出発して、皇海山の頂上を極めて下りてきたという健脚の持ち主。コーヒーを飲みながらみちくさに飾られている「旧松木村」の絵画に見入りながら、昔は「こういう村だったのですね。」と、興味深そうに見ていました(山田さん談)。

Photo_18 山田さんが撮った一枚。ツクツクボウシの鳴く一方で、赤く色づきつつある紅葉に、暑いながらも少しづつ確実に季節は秋に移りつつある松木郷が感じたみちくさの一日でした。

※途中、草むらの中に何が映っているか。写真の答えは「トノサマバッタ」でした。

 本日の舎人担当は、山田スタッフと、田城(筆者)でした。 報告者 田城 郁

2025年9月24日 (水)

諺通り、暑さは果たしてお彼岸までか!?

    9月23日、桜の紅葉がはじまった足尾・松木郷。午前9時の気温は16℃、天気は晴れ時々くもりの乾いた空気の清々しい朝です。軽い打ち合わせの後、坂口さんは森の点検を兼ねて散策に向かいました。「みちくさ」番で一人になり、ふとあるニュースを思い出しました。トランプ大統領が国連演説で国連を中心に各国が協調する気候変動対策を「世界史上最大の詐欺」と呼んだという報道です。諺通り、暑さは彼岸で一旦収まりましたが、10月もかなり暑い秋になる中期予報です。間違いなく夏の平均気温が過去の基準値を2.36℃上回った今夏の暑さは、尋常でなかったことを皆さん等しく感じていることと思います。この夏の異常な暑さを痛い程体感している身としては、トランプ大統領の言葉は全くもって説得力を持ちません。20年前「温暖化に少しでもブレーキを」と、NPO法人森びとプロジェクト委員会を立ち上げました。森づくりをはじめた我が先達の未来を見通す力にこそ真実があると、思いを巡らしました。

Photo

    9時55分、ジャンダルムを目指す2人に「帰りに是非コーヒーでも」と声をかけると「何時まで空いていますか?」と。「15時頃までです。」と返すと「間に合えばお邪魔します。」という返事があり、間に合えばいいなぁ。無事を祈ります。

Photo_2

    2人は急峻なジャンダルムにアタックに行きました。

Photo_3

    その直後の9時57分、既に一汗かいて下りてくる方がいます。「コーヒーでも飲んでいきませんか?」と尋ねると、「ありがとう。でも急いでいるので!」と、忙しそうに下ってくハイカーの方。

Photo_4

    さて、森作業責任者の清水さんから「中倉山の孤高のブナ恩送り」の案内チラシが出来たので、掲示板に貼ってほしい」と要請がありました。早速、「みちくさ」、「苔テラス」、「森びとの看板」の3カ所の掲示板にチラシを張りました。11月3日(祝)に「足尾・中倉山のブナを元気にする恩送り」を開催します。詳細は、ホームページを是非、ご覧ください。

Photo_5

下は、森びとの掲示板に張り出したチラシ。

Photo_6

    午後は、「りんねの森」に行ってみました。もみじや桜の幼木も既に色づいていました。

2

Photo_7

    筆者の家のベランダで育てた「ムクロジ」ですが、2年目でどんどん成長して来年まで育てるとベランダから出せなくなると思い、7月に「りんねの森」の片隅に移植させていただきました。何とか、根付いたようです。

Photo_8

    坂口さんと相談し、みちくさと水源周辺の草刈りをやることになり、広場を通って草刈り機を取りに行くと、森づくりチームが町民の方にいただける「シャクナゲ」の木を植えるための穴掘りをしていました。それにしても、掘れば必ず大きな石にあたり、スタッフは四苦八苦しながらも、直径約1mの見事な穴を4つも掘りました。このような地道な作業が20年間続けられ、今の松木郷の立派な森が出来たかのだなぁと、運営委員2年目の筆者は過去を想像し改めて頭が下がる思いをしました。

Photo_10

    草刈りも終わり、残念ながら「ジャンダルム」の2人も間に合わなかったようなので、作業小屋の森づくりチームに合流し、次回作業の打ち合わせをしました。10月4日分の作業の穴掘りが終わったので、次の団体の方々の訪問日に記念植樹をする分の4つの穴掘りを次回作業のメインにし、終われば散策コースの草刈りをすることを確認。シャクナゲをいただく町民宅での作業イメージを出し合い、意思一致できたところで15時40分を過ぎたので、松木郷を後にしました。

Dsc072492

本日のみちくさ担当は、坂口さんと筆者・田城でした。(報告者 田城郁)

森びと検索

最近のトラックバック