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2024年10月の24件の記事

2024年10月 5日 (土)

冷たい雨の中で準備作業進む

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Dsc00271  本日の足尾・松木は、終日冷たい雨で気温は19℃でした(8時30分)。雨の中、柳澤スタッフは3時間かけて群馬県からトラックを運転して苗木マルチング用のモミガラを運んでくれました。一旦、「みちくさ」で大野さんが入れてくれたホットコーヒーで体を温め疲れを癒しました。

Dsc00276 休憩後、トラックからモミガラを煎れた一トン袋2袋を手際よく降ろしてくれました。

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Dsc00279 Dsc00281 その後はいつも作業で使用する軽トラックのエンジンオイルの給油を教えて頂き給油しました。これで安心してエンジンを始動することが出来ます。柳澤さんありがとうございました。

Dsc00280 終日冷たい雨でしたので「みちくさ」を訪れ人も通過する人もいませんでした。Dsc00275

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Dsc00284 雨に打たれたチカラシバは元気で、静かに冬の足音を待っているようでした。

Dsc00285 明日は、JREUのネイチャークラブの皆さんが、臼沢の植樹地の観察に来ますので、その最終準備をしました。ヘルメットと軍手と机を軽トラックに積込みました。

Dsc00287 熊避けスプレーも忘れずに持参します。準備を進めながら雨の無い日を祈りました。雨の中、早めに帰宅の道を進むとホンシュウシカとイノシシに出会いました。動物達は、「これからは自分たちの時間だ」と言っているように感じました。Dsc00290

Dsc00292 植樹地のコナラの紅葉はいつ頃だろうと思いながら帰路に着きました。

Dsc00293 本日の舎人は、大野さんと筆者、森作業は柳澤さんでした。(報告者:済賀 正文)

2024年10月 4日 (金)

歓迎の想いが、秋雨にもめげずに森作業!

  アパートに帰り熱いシャワーを浴び、生き返った気分でした。その訳は、今日の足尾の天気は小雨が一日中降る生憎な天気でした。そんな中、済賀スタッフと一緒に「森番」の作業で、シャツは汗と雨で濡れてしまったからです。

Dscn2954  今日は、10月6日に見えるJREUのネーチャークラブの皆さんを迎えるための準備作業を行ないました。手始めは、旧ヘリポート広場の草刈りです。

Dscn2958  次には「森びと看板」前の草を刈ります。東日本の各地から臼沢の森や民集の杜を見学しに来る皆さんの足元が、雨露で濡れないようにするためです。

Dscn2960  その次には、9月の「森作業集中日」に刈った「民集の杜・北」の草の整理でした。入口前にあった枯草を軽トラダンプに載せヤシャブシの根元に運びました。午前と午後でやり切れるかと思いましたが、雨が強くなってきて3割程度残しました。

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 昼休みは、秋の足音が聞こえてきているので、記念樹エリアにあるクリの様子を見に行きました。沢山クリの実が落ちていましたので拾い集めました。よく見ると、既に食べられたものも落ちていました。多分、サルに食べられたのかもしれません。

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 足を延ばして「心の園」のコスモスも見てきました。心が洗われる様な可憐な花が沢山咲いていました。秋を迎えて元気になって花も大きくなり、驚くことに済賀スタッフの背を遥かに超える程でした。

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 松木沢の秋は駆け足でやってきています。10月下旬から11月にかけて美しい紅葉を見ることも出来ます。多くの皆さんのおいでをお待ちしています。

       今日の森作業は、済賀、橋倉。(報告・橋倉喜一) 

 

2024年10月 3日 (木)

安全のための・・・

近くのマンションの木々が皆伐された風景にようやく慣れてきたかと思ったら、銀行ATMの隣りの桝に植えられていたそこそこ大きなアオギリの木が根元からすとんとなくなっていた。そういえば、先日倒れてきた木に挟まれて亡くなった方がいたんだっけ。それが理由かはわからないけれど、たぶん、危険だから、倒れたら責任が取れないから、という理由で、これから、街路樹や公園・残っている緑の伐採圧が高まり、同じようなことが至る所で起こるのだろうな。と思う。

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そして、このところ毎日のように聞く、気候変動による想定外の天候を考慮すると、「安全のために」という錦の御旗に反旗を翻すことはなかなかに難しくなるに違いない。

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それにしてもこの錦の御旗、これを唱えられるとたいていの人は何も言えなくなるのではないか。さらに「子供たちの」がついたらもう絶対である。そうしているうちに、街がコンクリートだらけになっていく。

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本当に危険なものは対応が必要だが、そこで思考停止をしない方策が必要ではないか。目の前の些細な危険を排除しつくしたら、実はもっと恐ろしい別な危険が待っている可能性だってあるのだから。(運営委員・小黒伸也)

2024年10月 2日 (水)

松木郷にも実りの秋が到来!

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 10月1日(火)、足尾は秋晴れに恵まれ、8時30分の気温は17.5℃とさわやかです。

 今日は大野さんと清水が「森の番人」として森の手入れを行いました。6日(日)にJR東労組のサークル「ネイチャークラブ」が足尾の森の観察に来てくれます。働く者の視点から自然環境の大切を学び、暮らしや鉄道の安全を守る活動を行っている皆さんです。

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 足尾の植樹に参加された組合員もおりますので午前中は生長した森を観察しやすいように「民衆の杜北」の林内で草刈りを終えていない西側奥と通路の草刈りを行いました。

 暑い日と降雨が多い9月でしたので草やツルの伸びも早く、刈払い機の刃に絡みつくため、エンジンを止めてツルを取り除きながら慎重に草刈りを行いました。

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 気温も上がり、糺の森で休憩を取りながら水分補給。ジャンダルム方面を眺めると「古河会」の皆さんが植樹したサクラの葉が紅く色づいていました。彼岸を過ぎて少しずつ秋の装いへと変化しているようです。

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 休憩後は、先週草刈りを行なった通路の刈り残しと、宮脇さん、岸井さんの記念樹周り、柵入口外側の草を刈りました。草刈りを終えて杜の木々を眺めるとコナラが実をつけていました。クリやミズナラ、コナラなど動物たちにとっては貴重なたんぱく源です。

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 昼になり森びと広場に戻ると、カキの実が黄色く色づき、記念樹エリアの栗の木は実をたくさんつけています。イガが割れているものもありますが、地面を見ると実が見当たりません。食べた跡が見受けられるので人間が収穫する前にサルが食べたようです。イガが柔らかいうちに開いて食べるサルの知恵に感心します。

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 午後は「りんねの森」の赤土・湿地エリアの柵周りを覆うチカラシバを刈りました。木々や柵の点検で歩く際にチカラシバの実が衣服に付くと布地の中に入り込み、チクチクしてかゆくなり、実を外すのも容易ではありません。坂になっている場所もあるため足元を確認しながら草を刈りました。

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 果樹園では、イチジクが一個実をつけていました。まだ青く熟すまではもう少し時間がかかるようです。松木郷にも実りの秋が到来しはじめました。

 

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 足尾の荒廃地に小さいながらも多様な生物たちが暮らす森が育っています。世界各地で豪雨や干ばつ、山火事など気候変動による被害が発生し、多くの命が奪われている現実の中で、ネイチャークラブの皆さんと森を歩き、生物社会の一員として「今、何をなすべきか」を考えていきたいと思います。

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 本日の森作業は、大野さん、筆者清水でした。

(報告:清水 卓)

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