小雨降る足尾で貨物労組の皆さんが森作業
朝から小雨が降る足尾・松木郷。今日(9/30)は、2年前に幼木を300本を植えた「貨物の森」(自称)の草刈りにJR貨物労組の皆さん9名が来てくれました。
9時過ぎ、作業小屋に到着し、自己紹介とスケジュールを確認し、各自ノコギリ鎌と刈込鋏を持って現地に向かいました。
臼沢の森の入り口に着き400段の急な階段を登り、汗をかき、息切れし「足腰を鍛えていないなぁ」と実感しつつ「貨物の森」の入り口に到着しました。少し休憩し、10時から森作業を始めました。
人の背丈ぐらいある草刈りでした。入り口左側の草を刈っているとミツバチに似た蜂が何匹か出てきました。蜂の出入り口は分かりませんでしたが、その場所を避けて草刈りを続けました。
篠竹が刺さっている所で丁寧に草刈りをしていると、一昨年植えた幼木の幹は枯れていましたが、根元から小さな若葉が顔を見せてくれました。その力強さ見てノコギリ鎌を持つ手に力が入りました。休憩しながらでしたが2時間ぐらいで草刈りを終える事が出来ました。
時計を見ると12時になり、下山し昼食をとりました。
昼食後は意見交換をしました。参加された皆さんの感想は「手入れしないと木は育たない、足尾に若い人と一緒に来たい」「誰かを呼び掛けて、また参加したい」「草刈りは大変だったが、木を植える運動の話をしていく」「10年前に植樹に来た、職場から議論を創っていきたい」「足尾には階段を作るときに来た、人が手入れしないと草に負けて枯れてしまう」「草刈りは小さなことかもしれないが、温暖化対策の力のなっていければと思う」「田中正造と足尾の歴史森には力がある」「組合員にわかり易く伝えていきたい、来年はもっと草刈りし木を大きく育てたい」などの感想がありました。いろんな場で、森は命を育み、人間は生物社会の一員であることをしっかり考えていきたいと改めて思いました。
本日のJR貨物のサポートは、清水卓、大野昭彦でした。
<報告は大野昭彦>
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