排水用蛇腹ホース繋ぎ完成まであと少し。
2月最初の足尾作業日の今日(2月9日)、松木村跡は快晴でした。気温8:30、-1℃、風もそれほどなく作業には良い天候です。臼沢の森を眺めるといかにも冬の森という感じがします。前回完成させた「みちくさの庭」のアジサイを猿から守るための網を見ると立派に役目を果たしているようです。 山本さんが淹れてくれたコーヒーをいただきながら打ち合わせを行いました。本日の責任者濟賀さんから、「りんねの杜」の湿地エリアに注ぐ沢で大水が発生した時に苗木が水浸しにならないよう蛇腹のホースに水が流れるようにし、ヒューム管に一旦溜まるようにするための工事を行うと説明がありました。柳澤さんが提供してくれた蛇腹のホースは、何本かに分かれているために接続させなければなりません。ホースをつなぐ作業が今日の主な作業です。やり方は、以前に高橋さんからレクチャーを受けましたが、やってみなければどうなるか誰も分からない作業です。とにかく試行錯誤でやってみようと作業に入りました。 一番の難所はこのホースは硬質プラスチックで曲がらないためカーブをどうするかでした。短めのホースをつなぎ少しずつカーブさせていきました。もう少しで全部が繋がるところでしたが、時間が15時過ぎ、太陽が中倉山に沈み風も出てきて寒さで手がかじかんできました。今日の作業は事故防止のためにも残念でしたがこれで終了とし、最後に「老人パワー」のポーズで記念写真を撮りました。試行錯誤でしたが完成はもうすぐです。何事もやってみなければ事はならないということが改めて知らされた日でした。 本日の作業者は、鎌田さん、松村健さん、山本さん、橋倉さん、濟賀さん、林子さん、筆者加賀でした。(報告者:スタッフ加賀春吾)
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