今日の足尾は、一日中小雨が降り続く生憎の天気でした。足尾ダムゲートから見る松木沢は、白く煙って足尾ジャンダルムも姿が見えません。朝8時20分の気温は19℃と秋を感じさせ、ゲート近くに生えているヤマボウシの実も若干色づいています。
そんな中、森作業を担うメンバーが次々と森びと広場に集まってきました。最初に来た斎賀スタッフが駐車場の草を刈り込んでくれていたので、雨露に靴を濡らさず作業小屋にたどり着けました。
今日の作業予定は、臼沢に登ってJℝ貨物の皆さんが植えた場所の補植でしたが、雨天の為変更し①里親植樹地の土留め整備、②実験植樹地・りんねの森の植樹準備、に分かれて作業を行いました。
りんねの森の準備では、「赤土」と「湿地」エリアの亀甲金網張りなどを行い、ウサギなどの食害防止対策を行いました。また、植樹場所に篠竹を400本と160本刺して準備を終了しました。
昼食には、福原スタッフからシャインマスカットの差し入れがありました。地元で生産されたブドウで甘くみずみずしい味に、みんな大喜びでした。 昼食後、雨が強くなってきたので、ミーテイングを行い、シニア激励会や南相馬・応援隊との交流会の話が伝えられました。
雨が小降りになったところで午後の作業です。ここ暫くは雨や曇りの日が続くようなので、りんねの森「砂地」にオオバアサガラとヤマナラシを植えようとの意見がまとまり、それぞれ、30本づつ植樹をしました。足尾の土そのままの所への植樹をする「砂地」、みんなの気持ちは、「生き続けてほしい!」という思いでした。
雨上がりの松木沢は、霧が山々を包み込んで何とも言えない落ち着いた気持にしてくれます。そんな山々に別れを告げ、家路につきました。
本日の森作業は、鎌田、松村(健)、松村(宗)、大野、加賀、斎賀、福原のみなさん、報告は橋倉でした。小雨の中、ご苦労様でした。
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