1か月ぶりの作業を待ちわびていました
穏やかな晴天が続き、南相馬市の道の駅周辺には鯉のぼりが青空の中で元気よく泳いでいる様子を見て、私たちを歓迎しているくれているようでした。今日の森作業は1か月振りの苗場作業となり、各スタッフも作業前から張り切っている様子がうかがえました。早速、岩橋恵美スタッフが準備したホットコーヒー、うめ茶を飲みながら打ち合わせとなりました。今日の作業は、ポット内の草取り、噴霧器による除草剤散布、水撒き作業をすることとしました。
今回、新たに購入した噴霧器のメンテナンスと除草剤の注意事項について資料を確認したのち作業にあたりました。松林副代表は「絶対に苗木には散布しないように気を引き締め、無事作業が終わりました」と報告がされました。
休憩タイムでは、先日のシンポジウムの感想を出し合いました。初めてのオンライン会議に参加して、講演者の熱意やパネラーの取り組み・活動に共鳴し、危機感が一層自分に伝わりました。今後も「山と心に木を植えること」を継続していきたいと、話されました。
作業終了後、今回開催する第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭会場の小高区塚原地内に全員で行くことにしました。北隣には第7回植樹祭会場(2019年6月2日開催)もありますので、併せて苗木の生長と森の散策をすることにしました。
植樹会場は、すでに重機によって盛土づくりが行われていました。北隣には植樹をしてから3年を迎えようとしている第7回植樹会場がありますので、木々の生長と散策を通じて気が付いたことをお互いに出し合いました。木々が2~3メートル生長し、下草もなく環境が良かったのでは。しかし、小動物によって木の根がかじられて一部枯れていた木がありました。また、鳥や風に運ばれて植樹をしていないキリの木が大きく生長ししていました。ヤブツバキの赤の花が可憐に咲いており、心が癒されたとの報告もありました。
第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭(6月5日)の成功に向けて、応援隊は万全な準備体制と全国の植林ボランティアの皆さんと共に成功させていきます。
今日の作業は、渡部代表、松林副代表、小川事務局、山田事務局、岩橋事務局、原田スタッフ、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、東城でした。大変お疲れさまでした。(報告・東城敏男)
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