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2021年7月の35件の記事

2021年7月20日 (火)

地域の“2050カーボンニュートラル”を描きたい

Dsc05774 関東地方が梅雨明けしましたが、この頃の梅雨はジメジメした長雨ではなく、ゲリラ豪雨、線状降水帯による大雨と洪水が発生し、各地で住宅地や森が壊されています。その背景には人災と言われても仕方ない異常気象に向き合う自治体の姿勢が問われています。コロナ感染と異常気象の猛威という見えない自然災害の恐ろしさを実感しています。

Dsc05775  茨城県FCは7月13日、寺での森作業終了後にミーティングを行いました。その中身は、自然災害の恐ろしさの内容を出し合い、その要因の多くが私たちの暮らしと無関係でないこと、しかし、その事は社会に拡がっていない。そんなことを言っているだけでは何も変わらないのではないか。私たちにできることは何かを話し合いました。

Dsc05773  茨城県FCができることに焦点を当て、生活の中に二酸化炭素排出削減方法を取り入れ、同時に、二酸化炭素を吸収する木を少しでも植えることに議論を集中させました。とは言っても現実的な方策が浮かばず、自治体からもアドバイスをもらうことにしました。来月、寺の草刈り後にその話合いをすることにしました。(茨城県FC・済賀正文)

2021年7月19日 (月)

雨にも、夏の暑さにも負けず・・・!

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 昨日(18日)の足尾・松木沢は雲ひとつない青空で、見上げると吸い込まれそうな深みのある色合いでした。なんと9時の気温は30℃に上がり、昼には35℃を超えてしまいました。

今日は”みちくさ”の当番と森作業に分かれ、ポット苗への散水と21日に行う「第3回里親植樹」の準備です。暑い中、臼沢西の杜の植樹地に培養土を散らして整地を行ないました。その後、植える苗木の選定と、残りの苗木の本数を記録しました。

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最近の新聞でヤマユリの開花の記事が載り、気になっていたので新松木の杜のヤマユリ達にあってきました。残念ながら開花はまだでしたが、合計10個の蕾を付けていました。

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今日は”みちくさ”の当番と森作業に分かれ、ポット苗への散水と21日に行う「第3回里親植樹」の準備をしました。暑い中、臼沢西の森の植樹地に培養土を散らして整地を行ないました。その後、植える苗木の選定と、残りの苗木の本数を記録しました。

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 みちくさの訪問者には珍しい地元の皆さんが訪ねてきました。足尾漁協の星野さんと神山水産の勇人(ゆうと)さんです。2人は久藏沢に8,000匹ものイワナの稚魚を放流した帰りに寄ってくれました。「足尾の人たちは松木沢の桜や紅葉の良さを知らない!」と言う星野さんに誘われ、神山さんは初めての松木沢でした。神山さんは、自然の豊かさに驚き、また必ず来ることを約束して帰りました。すっかり松木の自然に魅了されたようです。また必ず来てください。

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午後は、新しい森づくりを予定している場所の測量を細かに行いました。

Dscn7510本日の線量は0,111μ?、舎人は弘永、橋倉でした。

2021年7月18日 (日)

市民の知見が試されている日本エネルギー政策

 私の住んでいる能代市は「洋上風力発電の促進区域」に指定されています。市民の話題になっていますが、「石炭の埋め立て」と声も聞こえています。埋め立て地のある港に行ってみると、砂地にはハマナスが赤い実を付けて群生していました。その周辺では、騒々しい雰囲気で工事が行われていました。 

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014  近くに行ってみると鉄柵で囲まれた「産業廃棄物最終処分場」と看板に書かれていました。処分場は能代火力発電所の裏手にあり、この発電所は昨年3月に3号機が運転開始、1号機、2号機と合わせると180万kwを出力します。ここの燃料は石炭で、年間約440万㌧の輸入石炭を燃やしています。この滓(石炭灰)の捨て場が処分場です。これが「石炭の埋め立て」ということでした。 

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010    洋上風力発電工事005      石炭火力発電

 政府の「非効率な石炭火力発電の廃止」は効率的な石炭火力は推進するということが能代市ですすめられています。先日から洋上風力発電の基礎工事が始まりました。埋め立て地は新エネルギー利用促進の用地にする計画ですが、地元民の未来を見通す知見とアクションが試されている気がしています。(秋田県FC・今村 博)

2021年7月17日 (土)

梅雨明けの青い空の足尾

本日(7月17日)の足尾・松木は、雲ひとつない青空でした。

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Dsc05790 みちくさの庭では、アジサイが咲き始めました。これから毎週アジサイを見る楽しみが増えます。

Dsc05793 Dsc05796 Dsc05795 梅雨が終わり、色々な花が咲き誇り私たちの目を楽しませてくれます。

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Dsc05791_3 Dsc05794 Dsc05797 午前中、鎌田さんは、舗装された道から臼沢西の植樹地とその奥の臼沢西の植樹地まで草刈をしてくれました。午後も、みちくさの周りの草刈りをして頂きました。作業する人やベンチで休む人が足を滑らないように丁寧に作業をしていました。ありがとうございました。Dsc05798みちくさのブラインドの一つが故障していましたので交換し、もう1か所にもブラインドを付けました。Dsc05802

 みちくさの閉舎準備をしていると宇都宮にお住いの大沢さんが「みちくさの上の所で今、クマを20Mの距離で写真が撮れた」と見せて頂きました。大沢さんは、みちくさに足尾の多くの動物の写真を寄贈して頂いています。ありがとうございました。本日、みちくさに寄られたのは、お一人でしたが貴重な話を聞けました。また、みちくさにお寄り下さい。

本日の線量:0.917μ?/h

舎人:鎌田、済賀

2021年7月16日 (金)

梅雨明け日の気温30℃のもとで森作業

 本日(16日)、福島県は梅雨明けです。応援隊の仲間たちが集合した時の気温は30℃でした。いよいよ本格的な夏を迎えました。

Photo  今日の森作業は、ポット苗草取り、水撒き、農園管理、ポット苗の本数確認を行いました。ポット苗は、14種約2,300本でした。ポット苗の草はひと雨ごとに伸びていますので、10日間も経つとポット内は草だらけになっていました。

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Photo_3  応援隊農園の夏野菜たちは、順調に生育しています。特にスイカは直径25cm位に大きくなり、本日の作業終了後にいただきました。また、原田スタッフが退職記念旅行に行ってきたという事でお土産を持ってきてくれました。しろえび煎餅も美味しくいただきました。

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Photo_4  スタッフ一同は、本格的な夏を迎える中で、苗木たちが枯れないように育苗作業を定期的に行っていきます。本日の育苗作業は、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、松本スタッフそして筆者でした。(報告・岩橋孝)

2021年7月15日 (木)

東京ファンクラブが活動を再スタートしました

 皆さんこんにちは。この間、開店休業でありました東京FCは4月、再結成の準備会を開き、先月、再結成しました。スタートのメンバーは5名ですが、15年間の足尾森づくりで培った知恵と森を受け継ぎ、新生「森びとプロジェクト」の活動を進めることにしました。

Photo  活動の場は、東京と足尾になります。東京での森づくりを模索しながら、足尾では「里親植樹」事業の事務手続きや育樹を応援しています。

Photo_2  私の活動の拠り所は、「生存の基盤は、人間を含めた地球上の生き物が命を育むことの出来る自然環境が保たれている」という考え方を基にした活動です。世界中の人間が想定外の異常気象の被害に遭い、居住地を失う事態を強いられています。日本でも豪雨被害によって仮設住宅で暮らしている方、世界では国境を越えて生きていかなければならない状況です。

1  私たちと未来のこどもたちのために、なんとしても持続的な生存環境を保たなければならないと思っています。私たちは、改めて森に生かされていることに気づき、気が付いた人は生存のためにできるアクションを起こさなければならなくなっています。

Photo_3  東京では、三多摩地域の皆さんと森の散策を計画しています。また、「里親植樹」にも参加していただき、“山と心に木を植える”活動を広げていきたいと願っています。各県ファンクラブの鎖那さん、宜しくお願いします。(東京FC代表・松井富夫)

2021年7月14日 (水)

足尾「臼沢の森」の5日間の森作業が終わりました

 夏の育樹感謝デーの最終日。午前中の天気が心配でしたが、連日と同様に曇り時々晴れ間が見えた天気になってくれました。感謝デーは当初の草刈り予定通り、5日間で「臼沢の森」の草刈りを終了できました。森づくりチームの皆さん、大変ありがとうございました。Photo Photo_2 Photo_3 おかげさまで、「臼沢の森」上部の約4千㎡の草刈りが終わりました。これで本格的な夏を迎えることができ、苗木は太陽の恵みを精一杯うけられることでしょう。今日の草刈りは予定時間よりも1時間ほど早く終わり、涼しい森のトンネルを下山しました。Photo_4 Photo_5 昼食後は、大野運営委員の白餡の饅頭をお茶菓子に、報告された新しい森づくりの案を基に、意見交換しました。その後、新しい植樹会場候補地の現場を確認するなどし、秋頃からの始められる植樹へ向けた体制なども話し合い、森びとインストラクターと森づくりサポーターによる育樹観察活動を描きました。Photo_6 14時からは、「松木の杜」の草刈り、新しい場所の開墾打合せを地元業者との打ち合わをしました。15時半頃はいつもなら雷雨でしたが、今日は少し青空がみえました。気分も爽やかに「夏の育樹感謝デー」が終わりました。協力してくれました皆さんに、改めてお礼申し上げます。「秋の育樹感謝デー」もよろしくお願いします。Photo_7Photo_8
 今日の作業は、鎌田、柳澤、福原、大野そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月13日 (火)

今だからこそ、森と生きることを考えたい

 2021年度も半年が過ぎ、暦の上では「小暑」。梅雨が開けていよいよ本格的な暑さがやってきますが、梅雨前線が日本上空から動こうとしません。今年も、線状降水帯が居座って、熱海や九州、西日本日本海沿岸地域、そして秋田県等で土砂崩壊・河川の氾濫が発生、周辺地域の人々は不安な生活を強いられています。Photo_2 梅雨の晴れ間、千葉市緑区の「昭和の森公園」を歩いてきました。ここは季節ごとの花が見られ、新緑の中は気分が爽やかになります。ここでは、市民の生命を守るための「市民による1.000年の森づくり」を行っています。公園のある場所では、落ち葉を集めて土づくりをしています。夫婦で散歩していると、森の中に溶け込んでいくような自然な感じがとてもうれしく思います。Photo_3 3_2 コロナ騒ぎで疲れ切っているこの時だからこそ、森の不思議な力をいただけることは大事ではないでしょうか。その力は、私たちの社会の矛盾を感じさせてくれるようです。Photo_4 感じ取った事は、政治に反映させていかなければと思います。未来を生きる若者がこれからもこの地球で生きていけることにつながることを、つくりだしていきたいと思います。(千葉県FC・武田芳明)

異常気象に森の機能が発揮できる落葉広葉樹の森づくり

 夏の感謝デー5日目。朝8時半の気温は22.5℃、天気は曇りでした。足尾町民の多くは今日からお盆です。松木村跡地には廃村前の墓、祠が残されています。毎年の事ですが、村人の生活の糧を奪われた怒り、村から追い出された悲しさを忘れまいと、墓と祠に花を供えました。1 11 2 3 今日の作業には、森びとインストラクター二人が手伝いに来てくれましたので、午前中は「臼沢の森」内の2005植樹会場に造った「M&mベンチ」付近の枝伐りをしました。

4  間もなく梅雨が明けてくることを見越して、ベンチ付近に太陽の陽を刺しこもうと、大塚インストラクターのアドバイスを頂きながら作業しました。2時間ほどの作業で、ベンチ付近には温かい陽が刺し、陽のエネルギーを我慢していたヤマモミジ等は元気をつけることでしょう。5 6 午後は、新生・森びとプロジェクト運営委員会の中村幸人代表、井上委員、大野委員が私たちと合流しました。目的は、新生・森びととして始まる新しい森づくりの現地調査でした。Photo 現地に入る前には意見交換を行い、世界で続いている気候変動による異常気象の猛威に自然(木々・森)の力を活用できないか、という視点からの森づくり案を練り上げていくことにしました。足尾・松木沢の松木川沿いの砂地にはヤナギ等を植えて、荒地に地にはパイオニア種を植えて、荒廃地には黒土等を混ぜ合わせた地にふるさとの木を植えて、それぞれの木の生長と機能を調べていくことにしました。7 8 9 あいにくの雷雨でしたが、びしょ濡れになりながら、土の常態や植生を見て回りました。その後は、簡単な意見交換をして、午後4時過ぎに帰路につきました。本日の作業は、中村、井上、大野、加賀、大塚、橋倉、そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月12日 (月)

100年後の後輩達の暮らしを支える森になってほしいと森作業

 夏の育樹感謝デー3日目。毎日のタイムスケジュールは計画通りすすんでいます。遅い昼食までに臼沢の森の草刈り、昼食後、14時から地球温暖に向けた話し合いを行っています。天気もタイムスケジュールに合わせて、草刈りは梅雨の晴れ間、ミーティング中は雷雨という日が続いています。Photo 今日は、79歳が二人、70歳代が二人、60歳代が二人の6人で草刈りを行いました。79歳の生沼さんは16年前から森づくりを手伝ってくれた大先輩。ゆっくり階段を登りながら、木々の生長を感じ取っていました。Photo_2 作業は陽が刺す時間があり、石ころの上ではカナヘビが日向ぼっこ、ブルーシートの中ではヤマカガシが昼寝をしているようでした。12時には草刈りが終了し、道具を現場に片づけて、爽やかな冷気の森の中を下山しました。Photo_3           作業前の現場Photo_4 Photo_5Photo_6 ミーティングでは、JR東労組大宮のOB会で活動している生沼さん、星野さんと、現役から頼られるOBになっていこうという話で盛り上がりました。Photo_7 Photo_8        カシワの葉がこんなに大きくなっていました
 本日の森作業は、鎌田、生沼、星野、加賀、済賀、そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

7/11

梅雨明けの気配を感じつつ足尾・松木沢の森作業

 

 今日の作業は刈り払い機が使って草を刈ることができました。3~4年前に補植した苗木が殆ど見えず、その広さが約1千㎡もあることが昨日判明したので、機械で刈ることにしました。

天気は昨日と同じようで、午前中は暑くもなく、作業はオオルリとウグイスの囀りを聴きなが進めることができました。

昼頃になると冷たく感じる風が松木川の西方面から吹いてきました。草刈り作業はほぼ終わっていましたので、腰を地におろして暫し休憩し、疲れをとりました。

年内に補植をしなくてはならなくなりました。秋に再度草刈りを行い、地に篠竹を刺し、補植の準備をすることになりました。

今日の作業は小柴、橋倉、弘永、済賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

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