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2021年6月 4日 (金)

未来に遺したい名取市の「いのちの森」

 先月20日(5/20)、宮城県ファンクラブは今年最初の育樹作業を、名取市閖上の「いのちの森」で行いました。現場に到着するまでは木々が順調に育っているのかと気が落ち着きませんでした。

Dsc01002  森に入ると、コナラ、ケヤキ、カシワ、ヤマザクラの落葉樹が、大人の背丈を超えるまで生長し、葉は大きく広げて鮮やかな緑が私たちを迎えてくれました。私の気持ちはホッとしました。

Dsc00996  一方で、タブ、シラカシ、アカガシ、ユズリハ、シロダモの常緑樹は葉の色を見ると枯れているようでしたので、防風対策として北西側に沿ってマサキを植え、100本の苗木を補植し、草刈りを行いました。

Dsc00994  私たちの森の周りはマツを育てられていますが、10年前の津波被害でマツが全滅しましので、私たちが育てている土地本来の樹種での森の機能を期待しています。その機能が発揮してくれるまではこの「いのちの森」を、未来に遺していきたいものです。先日はこの地の近くで地震がありました。また、各地でも地震が起こっていますので、少しでも自然が私たちの暮らしを支えてくれることを願っています。

Dsc00998  当日の森作業は、そんな気持ちを共有しながら行うことができました。(宮城県FC・林 雄一)

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