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2021年4月の28件の記事

2021年4月 8日 (木)

足尾・松木の里に春が来たよ♪♪~

 10日ぶりの足尾でした。前回のときは桜の蕾もまだ固いように見えてたのですが、今日(4/8)は、足尾ダムのゲートに行く途中の桜は満開でした。森びと広場に着くと、気温は9℃ストーブに薪をいれる必要ありませでした。作業小屋近くのシダレザクラは満開とはいきませんが、綺麗に咲いていました。「松木の杜」のコブシ、松木の標本木の桜は間もなく満開のようでした。Img_1378Img_1393 Img_1394Img_1389

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 今日の森作業は、「臼沢西の森」に土運びをすることにしました。前回(3/28)残ってしまった土の山を片付けようと意気込んで作業に取り掛かりました。しかし、5回ほど運ぶと息が上がり、途中の階段下に一旦置きました。植樹会場に上げる作業は午後にすることにしました。一人、2袋を担ぎ13往復して、51袋を運ぶことができました。当初の意気込みはやってのけました。

Img_1382Img_1395_2 Img_1383 昼食のため下山すると、遅れて参加した橋倉さんが苗床で撒水をしていました。昼食後は予定通り、途中に置いた土を植樹場まで土運びを行いました。休憩を取りながら周りを眺めると、ヤシャブシの花が黄緑に、時には薄緑色になって風に揺れていました。それを見ていると、陽が当たって輝き、とても綺麗でした。

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 今日の森作業はこれで終わりです。広場に下山し、広場の周りの桜の2~3分咲きの花で疲れを癒しました。枝がだいぶ折れていましたので、猿が蜜を舐めた時にら折ってしまったようです。

Img_1411 「みちくさ」の庭ではミツマタが咲き誇り、手前のコブシとシダレザクラも綺麗に咲いていました。

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本日、色々な花に癒されたスタッフは、鎌田さん、橋倉さん、筆者でした。                  (報告:加賀春吾)

花嫁街道の森の番人が願うふるさとの木による森づくり

 千葉県船橋市の森ともから写真が送られてきた。それを見ると、森びとインストラクター・相川好夫さんが7日付の朝日新聞(地方誌面)で紹介されていた。

Photo  彼は20数年間、住い近くの「花嫁街道」の森の番人をしている。足尾の森づくりでは、その技術力を階段造りに活かしてくれた。

Photo_2  新聞記事にも紹介されているように、彼は、和田浦駅の元観光駅長で、花嫁街道を訪れる方々を四季の花々で迎えた。今は、街道沿いの森の木々がふるさとの木々に世代交代してくれないかと願っている。

2006  相川さん、森づくりお疲れ様です。(報告・高橋佳夫)

 

2021年4月 7日 (水)

南相馬は春本番、森の防潮堤の草刈りを始めるぞ!

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202147_2  南相馬育苗場周辺には、つくしをはじめタンポポが咲き、もうすっかり春の装いです。今日(4/7)からは、時間を30分繰り上げての作業で、現場には9時30分集合。

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202147_4  今日の作業は、ポット内の草取りと追肥、そして水撒き作業と次回の作業に使用する刈払機のメンテナンスと燃料の準備をすることにしました。スタッフも手慣れた作業で黙々と草取りに集中できました。育苗場の作業は今回で終了することにしました。次回からは、これまで植樹した会場の刈払機による通路の草刈りと苗木のチェックを行うことにしました。

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202147_6  休憩タイムでは、コロナワクチンの接種の話しになりました。自分・家族・スタッフ等のいのちを守るためにも自らうつさない・うつらないことを肝に据えて取り組んでいこうとの意見が出されました。岩橋夫婦からの団子の差し入れがあり、コーヒ―と団欒を楽しみました。

202147_7  応援隊スタッフには古希の元気トリオ(上の写真)が若い者に負けずと頑張っています。筆者もその一人ですが、皆さん、体が動けるうちは「いのちを守る森の防潮堤づくり」と温暖化にブレーキをかけるために地道に活動をすすめていきたいと抱負をつぶやき、本日の森作業は終わりました。

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202147_9  次回の作業は、第1回植樹会場・鹿島区(2013.10・6)での草刈り作業を4月16日10時から行う予定です。今日の作業スタッフは、菅野・山田・岩橋・道中内・原田・岩橋(恵)・筆者でした。

 (報告 東城敏男)

地球の息づかいが感じられる足尾・松木沢

Photo    写真:林子さん

Image3     写真:塚崎さん

 足尾・松木沢の桜が開花宣言してから1週間が経った。猿、ヒヨドリ、メジロたちが甘い蜜を舐めている様子が目に浮かぶ。今月3日、足尾・松木渓谷入口の出会いの広場・「みちくさ」を久しぶりに訪れた森びと広報サポーター・塚崎さんからメールが届いた。

Photo_2      写真(ヤマドリ):林子さん

 私たちが育てている森(杜)を散策していた彼は、途中、角が残っている雄鹿の死骸を見て、「こんな狭い柵の中で…?人はもっと広い見識で自然界をちゃんとみつめてほしい、と言われているようでした」とコメントしてくれた。

P2244326  翌日は、熊の親子が「臼沢の森」でのんびりしている様子を観た、という報告もあった。自然界の呼吸を聴いて色々な事を予測するには限界があるが、雄鹿の死骸という現場を観て色々な事を考えることはできる。鹿の角と骨だけが残っていたというから・・・。森と生きものの命の営みを考えられたひと時であったことでしょう。塚崎さん、ありがとうございました。(報告・高橋佳夫)

2021年4月 4日 (日)

春の訪れを待つ松木沢!

足尾町の朝を歩いてみると、ご覧の様に静かに明けソメイヨシノは3分咲、まんさくは7~8分咲で、これから春本番を迎え様としています。Dscn0114Dscn0113_2Dscn0115_3松木沢に向かう途中の愛宕下のソメイヨシノは4~6分咲ですが、目に映る花道は訪れる人たちを楽しませてくれるのは間違いはないでしょう?Dscn0118Dscn0119今朝の松木沢渓谷の天候は気温15℃、晴れ間が覗きハイカーやハイキングを楽しむ人たちが望む日となる様に思われましたが、10時頃から雲ゆきが怪しくなり天気予報通り雨が降り始めました。 

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Dscn0130梅の花

雨が時より降る中、「遊働樂舎・みちくさ」開舎2日目に初めて訪れてくれましたのは、松木沢で動物観察などの収めている写真家・R子さんでした。会話をしていると観察仲間から「臼沢森の上段の木に熊がいる」との情報を頂き即・双眼鏡で覗くと1頭を観察することが出来ました。教えて頂きまして有難うございました。

Dscn0132コロナ禍でも充分な感染防止を行い、自然を享受する場所として足尾松木沢渓谷を訪れて頂ければと舎人一同、皆さまの来舎をお待ちしております。

 本日の線量:0,102μSV/h    舎人:橋倉・松井

地道に木を育て、小さな森の恵みに寄り添いたい

 毎年、大雨の被害や巨大台風の接近を目の当たりにしていると、後輩や孫たちのこれからの暮らしが気になります。

1  言うまでもありませんが、地球温暖化は、主に人為的に排出される温室効果ガスの増加が原因です。更に、森林破壊によって自然の適応能力が衰退し、持続可能な生態系が崩れつつあります。地球温暖化に少しでもブレーキをかけるため、想いを共有する仲間に呼び掛け、一本でも多く山に木を植え育てる活動に共感し、これまで実践してきました。 

Dsc00979  一方、で自然の厳しさも実感しています。ポット苗や補植した苗木が枯れてしまうこともあり、なかなか思い通りに進まない現実があります。また、猛暑の中での除草作業や補植作業は辛いものがあります。しかし、猛暑だろうと、大寒波だろうともその場でじっと耐えている苗木の姿を見ると、森に寄生することでしか生きていくことができない人間として、今できること地道に取り組んでいきたいと思います。

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Dsc00976  森の防潮堤の木々たちは、毎年、私たちの活動を加勢してくれています。(宮城県FC・林 雄一)

2021年4月 3日 (土)

遊働樂舎(みちくさ)本日オープンしました。

 コロナ禍が収束どころか拡大する中でありますが、みちくさ開設10年目をスタートしました、Cimg0026_dsc7454本日の松木沢渓谷の朝は、気温10℃でくもり空でしたが時より日差しがありました。肌寒いさわかぜが吹き抜けるみちくさで、ストーブに火をつけ感染防止を徹底して森ともの皆さんをお待ちしました。_dsc7444訪問者を待つ間、舎人としてのスキルや心構えについて話し合いました。あわせてみちくさ庭園を散策すると花々が10年目のオープンを歓迎してくれました。Cimg0054シャクナゲCimg0045アセビCimg0089カタクリ

午後は、二手に分かれて4月29日の中倉山ブナ保護の準備と松木、新松木、民集の杜の獣害柵の点検を行いました。

心待ちしていた「森とも」の訪問者は残念ながら今日はおりませんでしたが、自然豊かな足尾松木沢渓谷で歴史や環境について感じていただけることを願っています。休日・土日は「みちくさ」を開舎しておりますのでお立ち寄り下さい。Cimg0034

ウワミズザクラ

舎人の塚崎さんから沢山のお菓子を頂きました、有難うございました。

本日の線量:0,090μSV/h  舎人:小川・大野・塚崎・松井

2021年4月 1日 (木)

足尾・松木沢の桜は最速の開花宣言です

 毎週木曜日は散水の日なのだが、日曜日に雨が降ったので撒水の予定をしなかった。ただ、観測史上初の暖かさという日が続いているので、苗木が水を欲していると思い、苗床に向かった。

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Photo  現場に向かう途中、足尾ダムゲート近くの桜が咲き始めていたので、松木沢の桜はいかがなものかと思っていたら、桜は咲きはじめていた。足尾・松木沢の開花宣言です。最速の開花です。

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Photo_3    ミツマタは満開です

Photo_4  彼岸を過ぎてからの足尾・松木沢は異様な温かさが続き、シニアの私は月末にモモヒキを脱いでしまった。那須烏山市に住む妹からは、タケノコを掘った写真が送られてきた。これまでに体験したことのない天気が続いている、とみんなが言っているという話が聞こえている。

Photo_5 足尾駅の桜は満開(上・下)

Photo_6  ポット苗の上部の土は乾いていたが、ポットの中は湿っていたのでホッとした。それにしても「複合災害」(ウイルス感染と気候変動による災害)への向き合い方が試されている私たちのようだ。(森づくりサポーター・橋倉喜一)

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