地球の息づかいが感じられる足尾・松木沢
足尾・松木沢の桜が開花宣言してから1週間が経った。猿、ヒヨドリ、メジロたちが甘い蜜を舐めている様子が目に浮かぶ。今月3日、足尾・松木渓谷入口の出会いの広場・「みちくさ」を久しぶりに訪れた森びと広報サポーター・塚崎さんからメールが届いた。
私たちが育てている森(杜)を散策していた彼は、途中、角が残っている雄鹿の死骸を見て、「こんな狭い柵の中で…?人はもっと広い見識で自然界をちゃんとみつめてほしい、と言われているようでした」とコメントしてくれた。
翌日は、熊の親子が「臼沢の森」でのんびりしている様子を観た、という報告もあった。自然界の呼吸を聴いて色々な事を予測するには限界があるが、雄鹿の死骸という現場を観て色々な事を考えることはできる。鹿の角と骨だけが残っていたというから・・・。森と生きものの命の営みを考えられたひと時であったことでしょう。塚崎さん、ありがとうございました。(報告・高橋佳夫)
コメント