人も苗木も、花も動物も、命引き継ぐ足尾・松木沢
梅雨明けしても天候不順な足尾です。早朝には30分ほど豪雨に見舞われ、今日の森作業ができるか心配になりました。
と言っても集まった森びとスタッフ、作業打ち合わせでは、保管しておいた培養土がイノシシに荒らされたようで、本日の作業予定を変更して荒らされた場所のチェックをしました。「臼沢西の森」付近の(第2ゲート)培養土も被害を受けていました。
その後、4名が臼沢の森の草刈り、2名がポット苗の草取りを午前中に行いました。
午後は、イノシシが食い荒らした培養土を整備し、荒らされないように周囲を補強しました。
人間が命を守るために新型コロナと対峙しているのと同様に、森の動物たちも生きるために必死になっていることを改めて実感しました。
今日の1日はハードな作業となりました。しかし、心が和んだ一幕もありました。「みちくさ」下のそば畑を見る松村(健)スタッフはそんな表情をしていました。一生懸命いろんな角度からスマホで撮影をしていました。可愛い孫でも見るような顔が印象的でした。
作業終了後は、カマを研ぐ松村(宗)、福原スタッフの姿を見ました。忙しい中でも道具の手入れに余念がない二人に感心しきりです。「みちくさの庭」の花も少し寂しくなった今、森びと広場に咲くナツスイセンと芽吹いてすぐのマリーゴールドの小さな花に心癒される一幕もありました。
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