森ともの心が宿るハンカチノキ植えた足尾の森作業
足尾・松木沢の今日、午前中は曇りでしたが午後は青空が見えました。新緑の森の奥からホトトギスとハルゼミが鳴き、松木川からはカジカガエルの透きとおる鳴き声が聴こえていました。森作業は少しでも木を植えようと、苗床にある大きめの幼木45本を「森びと広場」周囲に植えました。
昨日、松村宗雄スタッフが心を込めて育てた苗木(ハンカチノキ、ノリウツギ、つつじ、サクラ等)を運んでくれたので、その気持ちを込めて植えました。
苗木が食べられないように鉄筋と「幹ガード」という材で幼木を囲みました。培養土を運びこむ人、穴を掘って植える人、幼木をガードする人の3グループで本日の作業目標を達成することができました。木々の生長が楽しみです。
ハンカチノキは亡き角岸副理事長が好きだった木です。生前の盛岡市内の公園で見た白く大きな花が咲くこの木は足尾にも植えたいと思い、その願いを松村宗雄さんが叶えてくれました。作業小屋の南側の陽当たりの良い所に植えました。白い大きな花を見せてくれるのはいつになるか分かりませんが、そんな想い出が宿るハンカチノキを次世代に引き継ぎたいと願っています。 本日の作業は、鎌田、清水、橋倉、小川、弘永そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)
コメント