負の遺産を、未来を生きる地球人の心と命の財産へ!
来週11日は8カ国の観光行政関係者が足尾松木沢を訪れます。目的は、JICA東京の事業で、日本で観光マーケティングや観光誘致の手法を学ぶ研修です。私たちは、そのサポートをすることになりました。
受講生はエジプト、イラク、ボツワナ等から訪れています。この国からは広い砂漠が頭に浮かびます。砂漠が多い国の行政官が木を植える体験をするというのですから、どんな質問が飛び出すのか不安です。
受講者は地域開発や観光資源開発の事例研究のために、エコツーリズムの事例として各地を訪れるそうです。私たちは、荒廃地での森づくり活動が観光振興に役立つように、森づくりで得た日本人の知恵を伝えていければと思っています。
気候変動による異常気象が世界各国の人々の暮らしを脅かし、その被害が毎年拡大しているという中で、環境保全が観光振興にもつながることや、やがてそれは地球人のいのちの源を元気にさせることにつながるということを伝えていきたいと思います。
当日は、受講者ひとり3本の落葉広葉樹を草地に植えます。私たちはサポートをしながら、出会った皆さんと心がひとつになれる事が楽しみです。(理事 髙橋佳夫)
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