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2019年7月の35件の記事

2019年7月14日 (日)

樹々の5年間の生長を確認しました

7月13日(土)は生態観察チームの観察の日で、今回は民集の杜の毎木調査をしました。まだ梅雨明けしないなか、曇り空の松木で、暑くもなく調査には最適の天気でした。
今回は、観察メンバーに加え、大塚スタッフがサポートにきていただき、計3人で調査をしました。調査する場所は、5年前の2014年5月24日に民集の杜に植えたところです。
https://blog.moribito.info/2014/05/post-f5d1.html

Img_9814 約6.8mx6.8m 46㎡の区画の毎木の樹種、樹高、胸高直径を調査しました。

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結果計75本、14種の樹を確認でき、一番多い樹種はコナラ40本(最高樹高5.6m)でした。一番高い木は、シラカンバでした最高樹高6.5m (確認本数4本)でした。 詳しいデータは、来週の育樹祭の時に報告をしたいと考えてます。

1㎡の中、約1.7本がせめぎ合って、必死に生きているのを確認しました。調査をしているともう背丈より大きい森の中で、薄暗いほどの中でした。調査を終えて森の外をでて、まだこんなに明るかったのかというのが皆さんの感想でした。

Img_9820_2 また、来週の育樹祭で、草取り作業をしますが、どんな草があるのかも確認しました。
オオアレチノギクなんかが勢いよく苗木の背丈を超えて生長していました。ぜひ、皆さんの協力をお願いしたいと思います。

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ネジバナがきれいに花を咲かせていました。

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Img_9822  本日は、毎木調査ということで、計75本を調査しました。その本数を調査するというのは大変な作業です。山本さん、大塚さん、本当お疲れ様でした。またありがとうございました。
(報告 事務局員 宮原哲也)

クマと森とひとと

日光に向かう電車の車窓からはずいぶんと緑が濃くなってきたのを感じました。この時期は、山裾のマタタビの白さが目立ちます。今年の梅雨はなかなか晴れ間が少なく、今日も曇りとはいえ雨がぱらつく予報。三連休ながら人の足が心配される出だしでた。

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みちくさにつくと足尾の山を知り尽くしているUさんがやって来て、対岸にクマがいることを教えてくれました。

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どこかにクマが…クマの親子は一日中対岸で戯れて?いました

足尾の山の話でいろいろ盛り上がったりしましたが、厳しい意見も頂きました。

「中倉山にハイカーが増え、ゴミが増えたり、勝手にマーキングをしたり新しい道を作ったりする人も増えた。孤高のブナで中倉山を有名にしたのは森びとなのだから、その責任はきちんととってくれないと」と。責任はともかく、足尾の山々が傷むことは私たちの本意ではないので、これは早急に森びととしてできることを検討して実施したいですね。貴重なご意見、ありがとうございました。

お昼にこちらも足尾を深く知り愛するお一かた、大木さんがやって来て、今年はクマに5連続で会ったよ!と言って写真を見せてくれました。今日もお漬物の差し入れをしてくださり、本当にありがとうございました。

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三連休とはいえ、さすがにこの天気ではね、と思っていたところ、後半に3組の方に訪問頂きました。

クマと足尾の星空を愛する女性が、先週に引き続き再訪問くださいました。みちくさの手前で会うと、あそこにクマいますよと。逆に教えてくださいました。あの小さな点を一人でよく見つけたなぁと感心しきり。その後、松木での「星空観察会」実現に向けて、日程調整やアドバイスをみちくさにて。

作業から戻ってきたメンバーも含めてがやがやしていたら、埼玉から釣りびとがお二方、休憩がてらに立ち寄ってくださいました。今日は一番奥の堰堤まで足を伸ばして、そこそこ大きなイワナが釣れたとのこと。やはり2年前くらいからクマを多く見るようになったそうです。

最後は旧日光市から来ていただいたご夫婦。足尾ゲートの中入ったのは初めてだそうです。話をしていると、森びとがいつもお世話になっている、鈴木いつ子さんのお知り合いだと判明!ご寄付も頂き恐縮でした。カッコいい杖をお持ちだったので、その話をしたら是非使ってくださいと、置いていかれました。こちらも大切に使いますね。ありがとうございました。

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今日は雨も降らず、多くのみなさんに立ち寄っていいただきたのしいみちくさとなりました。ただ、この辺り、クマの活動が活発になっているようですので、入山されるかたは十分ご注意のほど!


来週はいよいよ育樹祭があります。どうぞ奮ってご参加ください!

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みちくさの庭での草取り
根がこんなに張っています

(舎人 松村宗、小黒 本日の線量 0,117μSV)

2019年7月13日 (土)

南相馬市民100名が森の防潮堤の育樹作業!

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Img_2002  森の防潮堤の森作業の第2弾は第4回植樹(2016.10・23)会場でした。本日(7/13)の受付周辺には当時のパネルが展示されています。パネルを見つめていた60代の女性参加者は「あれからもう3年だね、苗木も大きく生長しうれしい、感動するね」と話し、当日を振り返っていました。

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Img_2014  9時30分が集合時間、続々と市民が集まり、総勢100名程が参加してくれました。早速、実行委員会事務局・市役所経済部の中目理事、応援隊の渡部代表からのあいさつを受けました。

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Img_2024  気候変動で天候不順が心配でしたが、今日は市民の熱気で天気は快晴。熱中症とケガに注意して、2つの班に分かれて5樹種600本の苗木を補植しました。

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            参加者の皆さん

 除草と補植の準備は事務局スタッフが事前に行っていたので、本日も森作業はスムーズにできました。

Img_2025_2            応援隊の皆さん

 9月には第3弾(9/7)、第4弾(9/28)の除草・補植作業が予定されています。市民の皆さんをはじめ、全国の植林ボランティアとお会いできることを楽しみにしています。市民の皆さん、暑い中、森作業お疲れさまでした。今日の市民応援隊は、渡部、松林、菅野、山田、岩橋、道中内そして筆者でした。(報告 東城敏男)

2019年7月11日 (木)

暮らしの基盤を衰弱させない政治を参議院選挙に求めたい!

 フィリピン・ベンゲット州ルボ村支援現地窓口のシュントック財団がフィリピン環境資源省とCSO(市民社会組織)とのパートナーシップから「賞」をいただきました。

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66284707_2755345754479578_705159242  「賞」は足尾松木沢での学びを活かした環境回復活動(水や土壌の保全)などに対して贈られました。“浸食を防ぎ、土壌を安定させて農作物の収穫量を増やす等の活動を支援し、地域の生態系、環境の安定化と住民の生活向上に貢献している”ことに対して贈られました。(報告 認定NPO法人WE21ジャパン園田久美子さん) 

Photo_3  スペインやアメリカ、中国では大雨が何十万人という国民の暮らしを脅かしています。自然の猛威は日本ばかりではなく、世界各地で人々を苦しめています。暫く届いていませんでした「地球温暖化にブレーキをかける要望書」への国会議員の意見が届きました。

Dsc_0019  れいわ新撰組・参議院議員の山本太郎さんは要望書に賛同し、「私たちは、自然エネルギーの普及、脱原発の即廃止を公約しています。同時に、自然エネルギーが普及するまで、過渡的には二酸化炭素排出の少ない天然ガスも有効活用したいと考えています」というコメントをしてくれました。

Photo_4  立憲民主党・参議院議員の長浜博行さんは、「要望書」に「どちらでもない」と意見を寄せてくれました。各選挙区では参議院選挙が実施されていますが、東京都内や足尾町で政策を訴えている候補者からは、「地球温暖化防止!」の言葉は今のところ聴こえてきません。(報告 髙橋佳夫)

2019年7月 9日 (火)

現場から構想する足尾ふるさとの森づくり!

 心配したならば、即、その現場に起つことの大切さを思い知らされた今日。

Photo          朝の臼沢の森

 今日は森作業の集中日、現場は「臼沢の森」の上段。階段を約300段登った標高1千㍍付近の急斜面。この地は鹿などの獣害にあった所で、昨年と一昨年に補植した場所。草刈りを早くやらなければと心配していた斜面。しかし、この現場には3カ月ほど入っていなかった私たち。現場は、写真(下)のように1㍍半ほどの草が幼木を覆っていました。幼木が衰弱する寸前でした。

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Photo_3  スタッフは心機一転、無心に草を刈ってくれましいた。今日もホトトギスとウグイスの独唱を聴きながら、ヤマモミジやブナ、ミズナラ等の幼木に太陽の恵みを与えました。

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Photo_6  2005年に植えた所の階段は15年間の森づくりを支えてくれました。

15  その両脇の森の地表は苔がびっしりと生え、その上にナツツバキの白い花が落ちていました。静寂さを感じる森内でした。

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Photo_8 実生も太陽の恵みをじっと待っているようでした

Photo_10 現場には2㍍以上のカシワ元気です

 森内の階段を登る時は、吐く息が白くなるほど冷えており、気持ち良い汗をかくことができました。13時まで草刈りを行い、遅い昼食の後は、育樹祭の打合せを行って解散しました。

Photo_9  本日の作業は、鎌田、松村宗、松井、橋倉、仁平、大野、加賀、小川、済賀、小西と筆者でした。(報告 髙橋佳夫)

2019年7月 8日 (月)

ホトトギスの声に癒されながら足尾・松木沢の森作業

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Photo_2  ホトトギスが朝から夕方まで囀っていた一日。朝はトップ写真の通り、墨で描いた絵のような雰囲気の足尾・松木村跡地でした。

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Photo_7 アジサイの花が楽しみですPhoto_5 草だらけPhoto_6 気分もすっきり

 今日も作業は21日の第1回育樹祭の準備。午前中は、参加者に観てほしい「みちくさ庭」の手入れでした。松村宗雄スタッフが畑に移植していたアジサイを庭に移しました。遠くから庭を見ると、アジサイが庭全体を引き締めてくれました。

Photo_8  庭は全体が草に覆われていますので、植えた野草に太陽のエネルギーを届けようと草を抜きました。草を抜いた後を見ると、気分がすっきりしまた。

Photo_10 熊の仕業か

Photo_9  午後は、「民集の杜」入口と通路の草刈りをしました。草を刈っていると、柵の下に置いてあった腐った板が動かしてありました。この頃、ツキノワグマが出没しているので、多分、熊が蟻を探した跡ではないかと思います。

Photo_11  雨は夕方にポツポツ降った程度でした。連日の草刈で疲れを感じていましたので、15時過ぎには草刈りを終え、環境整備をしました。本日の作業は、仁平スタッフと筆者でした。(報告 髙橋佳夫)

 

2019年7月 7日 (日)

うれしい七夕になりました。森ともと「クマ」と星空の織姫が“みちくさ”してくれました。

本日7月7日は七夕です。足尾の天気は曇りでしたが時折雲の切れ間から青空が見えました。彦星と織姫は1年ぶりに会えるでしょうか。鹿の出迎えを受け、森ともとの出会いを楽しみに遊働楽舎(愛称:みちくさ)をオープンしました。9時の気温は24℃。すでに高橋副理事長と仁平スタッフは“みちくさ”周りの草刈りを行っており、汗ばむ気温です。

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七夕にむけて、6月から“みちくさ”に立ち寄っていただいた森ともの皆さんや、森びとスタッフから、気候変動や森づくりへの思い、温暖化防止に向けた決意などを短冊に書いていただきました。短冊に麻ひもを通し、一昨日柳澤スタッフが運んでくれた竹に、舎人の小井土さんと一緒に短冊をつるしました。

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時折突風が吹き、短冊をつけた竹が飛ばされそうになりました。風が止むのを待って全部の短冊をつけ終えました。竹を立てるためにみちくさの東側に単管を打ち込み、竹を差し込むと七夕飾りの出来上がりです。短冊が風に揺られ、みなさんの思いを森に届けているようです。

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本日1番に立ち寄ってくれたのは、ベテランクライマーの大木さんです。松木の斜面で子育てをするクマの写真を持ってきてくれました。ここ数日クマの目撃情報があり、今朝も松木川の対岸でクマが確認されました。
そして、ニンニクの効いたキュウリの漬物もいただきました。昼においしくいただきました。大木さん、ごちそうさまでした。

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P7071452  大木さん撮影

草刈りを小休止した高橋副理事長からクマ情報です。“みちくさ”東側に植えられたウワミズザクラの実が食べられ、食べるために木の枝を折ってベッドのようにしたクマ棚ができていると知らされました。クマ棚を見るのは初めてでしたが、うまく作るものだなーと感心しました。枝を折られたのは残念ですが、クマも森(さくらの実)に生かされているんだなということを真近で確認でき、うれしくなりました。

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午後になると、ジャンダルムから戻ってきたロッククライマーの男性3人が立ち寄ってくれました。皆さん栃木県内在住の方で、天候が悪くなると予報が出ていたのでロープ張りの練習をしてきたと教えてくれました。
早速、七夕の短冊に「願い」を書いていただきました。「12Cの壁が登れますように」「安全に足尾の山に登れますように」「世界が平和でありますように」。さっそく竹に飾らせていただきました。

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氏家から来たクライマーの男性からは、「以前、沢登りをしていたら近くの木の上でクマの親子がドングリを食べていて、自分は水の音で気づかなかったがクマはびっくりして木から落ちて逃げていった」とクマ情報を教えてくれました。クマは広いエリアを縄張りに持つそうですが、クマが生息できる森が広がっている証ですね。私たちがこの地で森づくりを始めて15年。食物連鎖・生態系の循環が可能な森の形成に少しでも役に立っていると思うとうれしい限りです。

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次に立ち寄ってくれたのは野田市から松木渓谷を訪れた男性です。「北側の斜面で黒いものが動いていたよ」とクマ情報を教えてくれました。

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その後、以前みちくさ看板前で遊んでいるキツネの写真を提供していただいた大沢さんが立ち寄り、早速クマの写真を撮りに松木渓谷へ向かいました。しばらくして戻ってくると、「親子のクマを撮れました」と報告してくれました。
そして、クマと足尾の星空をこよなく愛する女性も合流し、足尾で見る星空・天の川の美しさで話が盛り上がりました。星空観察担当の仁平スタッフは、見せていただいたジャンダルム方面にかかる天の川の写真に感動(星空観察を計画しても曇天で観察できないこともあり)。さらに「星空案内人3級」を所持していることも紹介され、森びとで「星空観察会」を計画するときは、指導をしていただくこともお願いしました。よろしくお願いします。

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七夕の願いは、多くの森ともとの出会いをかなえてくれました。そして、キツネやテン、アナグマ、ツキノワグマなど、多くの生き物と共生できる足尾の森が蘇っていることにも感動した1日となりました。

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遠くに見るクマの親子は、母親から木の実やアリの巣の探し方、岩山の上り方など、生きる知恵を授けているように見えます。
出会いがしらのクマは危険ですので、鈴や笛、ラジオなど、人間の存在を知らせる準備も必要です。山に入る際はくれぐれも注意をお願いします。

P7071453  大木さん撮影

午後は、舎人の合間に高橋副理事長・仁平スタッフと「みちくさの庭」の草刈りをしました。イチゴのツルが伸び、イチゴの苗が増えていました。松村宗スタッフのブラックベリーも実を膨らませています。花の蜜を吸うチョウも舞っています。オオカメノキの幼木が草に隠れていましたが、草を刈ることで風通しが良くなりました。

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7月21日の第一回育樹祭では「みちくさの庭」に咲く花も楽しんでもらえるよう育樹作業も進めていきます。


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本日の放射線量 0.105μsv/h 舎人は小井土、筆者清水でした。

七夕の短冊に願い込めて森作業

 雨が心配でしたが、雨は夕方まで降りませんでした。今日は七夕、「みちくさ」当番の舎人二人は短冊に書かれた願いを竹の枝に付けた七夕飾りを足尾松木沢に設置していました。

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Photo_2  今日の森作業は昨日の続きで、育樹祭向けの草刈りを行いました。刈り払い機の燃料を満タンにすると、エンジンは約1時間起動します。燃料補充する時はひと休みです。

Photo_3      ホオジロも負けじと囀っていました

Photo_4  エンジン音が消えると、松木川方面から聴こえてきたのはニイニイゼミの鳴き声とカジカガエルの鳴き声でした。また、中倉山北斜面からはトンビの雛の鳴き声も聴こえてきました。

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Photo_6  とても静かなひと時でした。草を刈った後の地面には苔が顔を出します。この苔の色の輝きを見ていると、どうしてここの草地に生きているのか不思議です。この苔を大切にしようと、草と一緒に苔も切らないようしました。

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Photo_8  午後は、刈り払い機による草刈りで疲れが出てきましたので、「みちくさ庭」の除草作業に切り替えました。

Photo_9  夜は雨が降りそうです。帰る頃には、雨雲や冷たい空気の流れを感じましたので、天の川は見えそうもありません。短冊に書いた筆者の願いは、「松木村人に届いてほしい 森びとの心」でした。本日の森作業は仁平スタッフと筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2019年7月 6日 (土)

みちくさテラスにツキノワグマが訪問!?

 本日の足尾・松木沢の天気は曇りで、気温24℃しかなく、セミの声も聞こえず、ずっと心地よい風が吹いていました。

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 10時を過ぎたあたりで、熊谷から来られた釣り人が来舎されました。「水が汚れていると魚が釣れるんですよ」「30年前はここは手を入れていないところだった。岩だらけでグランドキャニオンと言われていました」「放射線量が高かったので、福島に通っていました」「釣りは釣れても釣れなくても運動になるから良いんですよ」「今日(の釣果)は20cmのヤマメ一匹です」と仰っていました。是非、またお待ちしております。

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 10時30分過ぎ、今日は鎌田スタッフ、小川スタッフ、仁平スタッフが21日開催の育樹祭のために、森びと広場の草刈りをして下さっていました。集中して一時間草刈りをされていましたので、みちくさテラスにて一緒にコーヒーブレイクです。すると、髙橋さんが桜の木を指差しました。ツキノワグマが木にのぼり枝を折って、クマ棚を作ってサクランボを食べていたようです。さぞかし美味しかったんでしょう、木を降りたあとも、むしゃぶりついていた枝が道路に落ちていました。

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 午後には、東京都足立区から来られた釣り人が、久蔵沢での釣りを終えてから松木沢へ釣りをするために来舎されました。今年から足尾に入るようになったらしく、「一か月前に来た時はヤマメが30匹釣れたんですよ」と仰っていました。また、「1時間前に仁田元川あたりで熊が2頭見かけたと話を聞きました」という情報をいただきました。別れ際には「友だちから(みちくさのことを)聞いていたので、来れて良かった」と言って下さいました。また、お待ちしております。

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 その後、髙橋さんが何やら間伐材に絵を描き始め、みちくさテラスに設置をしていました。行ってみると...
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 おかめ

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 親方?

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 間伐材を有効活用して、作ったこけしは松木沢を訪れるハイカーや釣り人を和ませるものになるのではないでしょうか。アイデア、作ってみたい方がいましたら、みちくさの舎人に遠慮なくお申し出下さい。

 午後のコーヒーブレイクでは、仁平さんが作成されたかかし(名前はまだ決まっていません)が披露され、場を和ましてくれました。
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 最後に、みちくさ前に帽子が落ちていました。入口に置いておきます。

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 本日の放射線量は0.098μSv、舎人は髙橋、小林でした。

木陰で心休まる足尾「みちくさテラス」に新顔?

Photo  昨日、毎日新聞を読んでいたら「「温暖化で雨量6.5%増か」という見出しで、「昨年の西日本豪雨は気温上昇がなかった場合に比べ6.5%増えたかもしれない」いうシミュレーション結果(気象庁気象研究所)が報道されていました。3日のブログで「気象庁は命を守るための避難を呼びかけているが、マスコミ報道も“避難”だけの報道が目立っています」と発信していたので、この記事は参考になりました。

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Photo_3  今日の足尾森作業は雨雲の中から少しばかりの青空が顔をだす天気の下で行いました。足元にはネジバナが薄いピンク色の花をネジって天に向かっていました。

Photo_4  育樹祭では昼食と交流会を行う会場になる「森びと広場」と「みちくさテラス」周辺の草刈りをしました。

Photo_7  作業の合間、青空の陽ざしを満喫しようと、お茶タイムをしっかりとりました。「みちくさテラス」のテーブルでコーヒーを飲んでいると、そのテーブルには珍客(上の写真)が来ていました。まだ名前は決まっていませんが、仁平スタッフの弟分でした。

Photo_5  梅雨明けには楽しいひと時を過ごしてもらおうと、「みちくさテラス」周辺にはかかしとこけしの笑顔が訪問者を迎えられそうです。

Photo_6  本日の森作業は、鎌田、小川、仁平そして筆者でした。(報告 髙橋佳夫)

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