足尾・松木沢の春は足踏み、若葉の輝きを願って土留めづくりは
今日は日光市の弥生祭、日光に春を告げるお祭りです。平日だというのに多くの観光客でにぎわっていました。
足尾・松木に着くと、久しぶりにキツネに逢いました。天気は前を向いても、後ろも向いても雲一つない快晴です。気温は8:50 10℃。実に爽やかです。しかし、松木の桜はまだまだ蕾。猿が蕾を食べているようで、枝が折れているところがあちこちで見られました。福原さんが去年植えた雪割草が咲いていると、顔をほころばせながらAコンテナの裏から出てきました。早速見ると何とも言えない紫色の可憐な花が咲いているではありませんか。
今日の作業は、総会で確認した6月18日の「臼沢西の森」の植樹会場づくりを急ピッチで進めないと間に合わないとの危機感から、鉄筋200本、土留め用の甲羅板運び。土留めづくりに、スタッフ一同力が入りました。
そして、完成したのは3mの甲羅板の土留めが32か所、今までの2mの土留め84か所と合わせて116か所の植樹が可能です。3mの所には6本、2m所には4本を植えるとすると、528本ですが、苗木の本数を考えると、まだ2倍以上の植樹場を作らなければなりません。また、土も入れていかなければなりません。会場作りをお手伝いできる方は森びとプロジェクト委員会までご連絡下さい。
今日は、土留めが臼沢西の森の横の端から端までやっと一段が繋がりました。とにかく急斜面で足場の悪いところの作業で苦労しますが、一直線につながったのを見ると感激しました。
午後は、苗木への撒水と土留めづくりの続きでした。久しぶりの森作業でスタッフ一同は、爽やかな汗を流し、元気になったようでした。
今日のスタッフは、鎌田、松村宗、小川、福原、筆者加賀でした。(敬称略)
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