台風一過の足尾で自然の猛威をまざまざと見せ付けられる
9月は台風21号と24号が日本列島を縦断し、各地で大きな被害が出ました。そして、10月になっても台風の被害に怯えて生活をしていかなければならないようです。
今日は9時の足尾は気温19℃と涼しい秋晴れでした。橋倉スタッフが、日本児童文学者協会・理事の高橋秀雄さん誘ってくださり、今日の作業に加わってくれました。高橋さんは中国の砂漠に緑化をされている方で、苦戦をされていると伺いました。
コーヒーを飲みながらの打ち合わせでは責任者の加賀さんから、今日の午前中の作業は臼沢の森での草刈り、午後は水回りの点検について提案がありました。
準備を整えて、9時30分に臼沢の森へ出発。第2ゲート付近ではノスリの鳴き声が響いていました。
2005年に植樹をした場所は、ご覧のとおり緑のトンネルです。
臼沢の乙女(シラカバ)の根に亀裂が入っており、谷方向に傾いていました。心配です。
また、草刈りの場所に到着すると、加賀さんから大声で呼ばれました。急いで向かうと、フェンスに落石が引っかかっていました。加賀さん1人では石が重すぎて持ち上がりませんでした。
草刈り会場は、目を覆いたくなるほど草が伸びていましたので、すぐに作業をスタートさせました。
蜂の巣を発見。加賀さんがスプレーを強力噴射で巣ごと撃退してくれましたので、一安心で作業もスピードアップ。
12時30分には草刈り終了。皆さんやりきった満足感で笑顔です。
鎌田スタッフ曰く「今年はクリが大豊作なんだよ」。落ちていたクリの多くは実がなくなっていましたので、サルやリスが持っていったようです。
午後は、水回りの点検でした。みちくさ周辺も台風24号の影響がありました。
秋雨前線が日本付近に停滞しやすかったようで、曇りや雨のぐずついた天気が多く、川の水量が多く感じました。「みちくさ庭園」につながる沢水からのホースに土と水と空気が入ってしまい、水が出てきませんでしたので、 修繕に格闘しました。
本日の作業者は鎌田、松村健、橋倉、加賀、高橋、筆者でした。(報告 事務局・小林敬)
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