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2018年9月の34件の記事

2018年9月30日 (日)

嵐の前の静けさの中で、造園作業の第一歩が終了!

Photo  昨夜の天気予報を聞き、今日の足尾の天気は午前中が嵐の前の静けさと判断。森作業スタッフ達は現地に8時半着、9時には作業開始でした。

Photo_2  周囲の山肌は霧に覆われていましたが10時過ぎると霧は晴れ、造園作業に力が入りました。昨日、カワニナが放流された池の仕上げの石積みが本日の作業。重い石を移動するのは堪えますが、無理せずに石を池に積み上げました。

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Photo_6  玉砂利を池の周囲の道に撒こうとなり、砂利を一輪車で運んで池の周りに撒いて洒落てみました。スタッフは積み上げた池と玉砂利が敷かれた散策道を見て満足そうでした。

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Photo_9  今日は台風上陸を予想して早目の帰宅にしました。サバ缶の出汁で調理した温麺で身体を温めて、帰路に着きました。

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Photo_11  筆者はビニールハウスや小間物が暴風に飛ばされないような対策を施して「どくだみ荘」に戻りました。ブログをアップしているとキリギリス?が部屋に顔をだしました。虫たちも台風の接近を感じて避難してきたのかと思いました。

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Photo_13  国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、「約20年後に世界の平均気温が1.5度上昇し、環境への悪影響が深刻化する」という報告書をまとめた。大雨、台風の巨大化などで暮らしが脅かされていますが、私たちはその対策と同時に気温上昇にブレーキをかけていかなければならない。本日の作業は、加賀、松井、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

いのちが繋がる!ホタルの舞う松木村に希望を膨らませる。

9月29日、大型台風24号が接近し、前線の影響で足尾は小雨が降り続く1日でした。
足尾ダムから落ちる水量が多く感じられます。足尾ダムのヤマボウシの実をスズメバチがおいしそうについばんでいました。

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“みちくさ”9時30分の気温は16℃と肌寒くストーブに火を入れました。

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今日は生態観察チームの観察会があり、「足尾にホタルを飛ばす環境調査」がおこなわれました。参加した宮原事務局員、山本インストラクターが、栃木県生物多様性アドバイザーの高橋潔さんからゲンジボタルの生態や育て方の講義を受け、ホタルの幼虫の餌となるカワニナがビオトープで生育しているかの調査を行いました。

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雨天でハイカーや釣り人の訪問が見込めないので、調査に同行しました。ビオトープの食害防止ネットを外し、7月7日に放流したカワニナを高橋潔さんが取り出し、生育できなかったものと生育しているものを分け調査をすると、元気に生きているカワニナが次々とビオトープからすくい上げられました。驚いたことに水中に張っていた藻の中から稚貝が発見されました。ビオトープの水を涸らさないように努力してきた舎人・スタッフの苦労に感謝し、命が繋がっていることに嬉しくなりました。

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生態観察チームは生育状況のデータを取り、現在造成中の“みちくさの庭”内のビオトープに放流をしました。ホタルの飛び交う松木村を想像するだけでもワクワクします。

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“みちくさの庭”には、高橋副理事長宅から運ばれたツツジや松、松村宗スタッフが準備した草花などが植えられました。造園作業には栃木県ファンクラブの弘永さんも参加してくれました。

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川のほとりに低木や花木が植えられ、草だけだった“みちくさ”前の緩斜面が、松木渓谷を訪れる方々の憩いの場に変化しようとしています。かつて松木村に暮らした村人を想い、村人の笑顔と色とりどりの草花の蜜を求める昆虫や、鳥類など多様な生物のふるさととなるよう“みちくさの庭”づくりがスタートしました。

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二十四節気では秋分、七十二候では蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)です。この時期は地上で活動していた虫やヘビ、カエルなどが再び土に潜って冬眠の準備をはじめる時期と言われています。森びと広場の作業小屋横に積まれた木の上にクワガタムシ(メス)がとまっていました。これから木の中にもぐり越冬の準備をするのかなと思いました。

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葉が紅くなり始めました。涼しさから寒さに気候が変わると松木の森にも紅葉が訪れます。
気候変動によって「数十年に一度の自然災害」が「数年に数度」の自然災害となり多くの人々が被災しています。緑豊かな山々も深層崩壊し、植生の回復には長い年月が掛かることが予想されます。あらためて、森に寄生してしか生きられない生物の一員としての人間であること。その人間の経済活動によって地球温暖化が進行していることを捉え返さなければなりません。
臼沢の森や松木、民衆の杜は多くの植樹ボランティアとスタッフの育樹活動によって生長し実を付け生物のいのちを繋いでいます。秋の味覚・自然の恵みに感謝し、自然に寄り添う暮らしを心がけたいとおもいます。

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小さい秋を見つけに来ませんか。多くの方の来舎をお待ちしています。

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本日の放射線量 0.121μsv/h 舎人は松井、筆者清水でした。

早ければ来年に足尾・松木沢に蛍が乱舞する?

本日は生態観察チームの今年度2回目の観察会の日でした。
今回は新”みちくさの庭”の池にホタルが舞うことを想定して、その餌となるカワニナを2ケ月前にみちくさの横のビオトープ池に放流したその後の生態調査でした。
講師に山本生態観察メンバーのお知り合いの地元でホタルの会の事務局長をされている高橋潔さんにお越しいただきました。
まず最初に、高橋さんは専門家ではないといわれますが、ホタルの飼育をこれまでやられていたという経験から、その経験談を交えホタルの生態について説明していただきました。

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ホタルの生態について初めてしることばかりでした。特に、光るのはさなぎから羽化して、交尾をする1ケ月ぐらいの短い期間であるということ。幼虫の時は、水中で、体に合ったきれいな水に住むカワニナを食するということなど。
その後、2ケ月前に放流したカワニナを調査しました。5か所に網の中に入れたカワニナと、網の外に放流したカワニナを調査しました。

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Img_9476_2 今年は暑かったためでしょうか、藻がたくさん生えていて、そこにカワニナがいました。
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すると放流したカワニナから生まれたとみえる稚貝がいました。

Img_9479_2 親と比べるとこんな感じでとてもかわいいです。

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Img_9489_2 集計した結果、放流したカワニナに対して、生存率はおよそ34%でした。その中で稚貝がみられたのは、21%(放流した数に対する稚貝の数)ほどでした。この結果より、カワニナはみちくさの池で十分生きていけると考えました。スタッフ一同とても安心しました。これで心置きなく新みちくさの庭の池に放流ができます。

1_2 現在、山本生態観察メンバーが自宅でホタルの飼育をしてますが、来年、幼虫を放流できることが考えられるようになりました。また一つ足尾での楽しみが増えました。
まだ”みちくさの庭”はその完成にスタッフ一同で作業中ではありますが、松木にホタルがとぶことが一つの希望となりました。来年がとても楽しみです。
高橋講師、今日はありがとうございました。これからもアドバイスの程お願いします。

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本日の観察メンバー 高橋講師、山本、宮原 

(報告 事務局員 宮原哲也)

 

2018年9月29日 (土)

足尾の楽園地“ハートランド松木沢”つくりへ歩がすすむ

 台風24号の進路が気にかかる本日の森作業。森びと広場の柿と栗の実が間もなく食べ頃の様ですが、台風でその実が落ちてしまうのかと心配です。

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Photo_2  今日は久しぶりに弘永さんがボランティアに来てくれました。天気は秋雨でしたが、作業は昨日の続きで「みちくさ庭園」造りでした。コーヒーを飲みながらの打合せでは運び入れた庭木等を植えきろうとなりました。松木村跡地の生態観察チームは庭園に造っている池にカワニナを放流する予定なので、なんとしてもその環境を整えたいと作業をしました。

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Photo_5  昼過ぎには池に沢水が溜まるようになり、生態観察チームは7月に放流していたカワニナ調査を終了させてカワニナを池に放流しました。

Photo_6  午後3時には庭木等を植えきり、「みちくさ庭園」の形が頭に描けるようになってきました。舎人(清水、松井)も含めてゲンジボタルが乱舞することを願って記念の写真を一枚。

Photo_7  松木村跡地の未来の楽園として「ハートランド松木沢」が一歩すすめることができた秋雨降る日でした。本日の作業は、松村宗、弘永、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2018年9月28日 (金)

「みちくさ庭園」の形がボンヤリと見えてきた足尾・松木村跡の庭

 床から起き上がった頃は足尾キャニオン方面が濃い朝霧でした。鎌田スタッフと待合せる頃には霧は晴れ、透きとおった青空が二人を迎えてくれました。透きとおった青空の下で足尾ダムの河原をじっと見つめているとカワガラスが忙しそうに餌を探していました。

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Photo_2  今日の森作業は筆者と鎌田さんで昨日の続きで「みちくさ庭園」造りです。まずは玉砂利を軽トラ2台分購入し、みちくさ沢に玉砂利を敷く準備。次に、庭木を庭園内に移動して、沢の西側に植えました。

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2  鎌田さんは玉砂利をみちくさ沢に敷き、沢に水が流れる準備をしました。作業はちょっとした打合せをしただけで、てきぱきと手馴れた手順で順調にすすみました。

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Photo_6  森からはモズがキィキィー!という鳴き声が聴こえ、秋の雰囲気を充分に醸し出してくれました。

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Photo_8  玉砂利運びと敷く作業と30年以上生きてきた庭木を植える作業は重労働です。疲れを残さないように気を付けて15時半に作業終了。足尾ダムの河原に映えるススキを見ながら帰路につきました。(報告 高橋佳夫)

2018年9月27日 (木)

秋雨降って肌寒くなってきた足尾・松木沢

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4  秋雨降る足尾は肌寒い一日でした。今日は筆者の自宅で柳澤スタッフの大型トラックを待ち、一昨日と昨日に掘り起こした庭木を足尾に運び入れました。午後に雨が上がることを願っていましたが、荷卸しから夕方まで秋雨でした。

2_2  中倉山北斜面の頂上付近はガスがかかっていましたが、中腹では木々の葉の色が赤みをおびていました。

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5_2  昼食後、庭木を降ろし、その後は重機のバッテリーを修理しました。運んだ庭木が食べられないようにフレコン袋でガードし、明日以降「みちくさ庭園」に植えます。

6  夕方になると森のあちこちから雄鹿の雌を呼ぶ遠吠えが聴こえてきましたので、明日の天気回復を祈りながら帰路につきました。(報告 高橋佳夫)

空っ風から家を守る先人の知恵

 秋の紅葉の終わりを迎え、丹色の空の夕暮れが見られるようになるともうすぐ冬が来ると感じます。(写真下)冬になると私が住む群馬では空っ風が吹きます。上毛かるたという郷土のカルタで「雷と空っ風義理人情」と詠まれるように上州人の性格を形作ってきたひとつだと思います。

1  私の住む地域では、空っ風のひとつである浅間山から吹き降ろす「浅間おろし」と呼ばれ、冷たく乾いた風が吹きます。また、「赤城おろし」と呼ばれる風は赤城山のふもとの県央あたりで吹きます。風の強さを分かり易く言えば自転車をこいでも前に進まなくなるぐらいで、時には看板も飛ばすくらいです。その一方で空っ風はものを乾かすという文化をつくり群馬の生活を形作った自然の恵みだと思います。

2              浅間山

 自宅の地域では「樫ぐね」という、この風から屋敷を守るための樹木の垣根が多くみられます。(写真下)高さは家とほぼ同じかそれよりも高く、屋敷をぐるりと一周します。ようするに「防風林」「屋敷林」です。

Photo  「樫ぐね」の「樫」は樫の木のことで「ぐね」は垣根のことです。この言葉は群馬の方言だと言われています。現存し整備された「樫ぐね」は立派でその機能を発揮していると思います。

Photo_3  「樫ぐね」は高さが家と同じ位で、幅も敷地と同じ長さなので手入れが大変です。高齢化がすすむと個人で手入れをするのは難しく大変です。私の家にも「樫ぐね」がありますが、手入れをしやすい高さに伐ってしまいました。(写真上)それでも樫は生長するのでその時期になると手入れをしなければならないので大変さは変わりません。最近では「樫ぐね」のある家が減ってきたと思います。家造り進化や宅地化で、一軒家は少なくなり、隣との距離が短くなってきました。

5  「樫ぐね」のある風景や家を残していくことは社会の変化に伴い難しいと思います。しかし、現代では、風だけでなく、葉の蒸散による気温調整、命に欠かせない二酸化炭素吸収という視点から「樫ぐね」の存在を考えると、その役割は大切ではないかと思います。手間はかかりますが「樫ぐね」を残すことによって先人の知恵を後世へ、現代人の知恵を後世につなげていけると思います。そんなことを考えながら、間もなく“空っ風”と向き合う季節を迎えます。(事務局員 岡部浩之)

2018年9月25日 (火)

秋雨の中、足尾・松木沢と宇都宮市で「みちくさ庭園」造り

 今日の森作業は足尾と宇都宮市の二カ所でした。足尾の作業は鎌田、福原そして松村健スタッフの三人で、「みちくさ庭園」のみちくさ沢の水漏れ最終チェックでした。

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Photo  宇都宮市は筆者の実家の庭木を「みちくさ庭園」に植えようと、橋倉、加賀、仁平スタッフが庭木の掘り起こしをしました。

P9253112  筆者の実家では小雨の中、50年以上生きているドウダンツツジ、イワマツ等とヒガンバナ等の草を掘り起しました。

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Photo_2  筆者は、様々な思い出が宿っている庭木が新たな地で育ってくれることを願って掘り起こしました。この庭木と草は27日に足尾入りし、寒い冬を越して来春に若葉を見せてくれることでしょう。(報告 高橋佳夫)

2018年9月24日 (月)

草木と暮らしてきた懐かしい話が気持ちを和ませる足尾・松木沢の初秋

Photo  日光へ向かう車窓からは黄金色の稲とヒガンバナの赤色が秋の訪れを演出していました。足尾に到着すると、仁平舎人は「みちくさ」周辺の草刈りと枯草を片づけていました。白い雲の中から青空が見える清々しい足尾・松木沢でした。

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Photo_4 キクイモの花

Photo_12  三日連休最後の日の9時を過ぎた頃、ハイカーMさんが「カモシカの写真を撮りにきました」と言って来舎してくれました。彼の家族は植物をはじめとした生物に興味があるらしく、“ウルシとシラキノメ”の違いを教えていただきました。本格的な秋になった頃に来舎したいと言っていました。お待ちしています。

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Photo_6  昼頃になると、足尾グランドキャニオンを見に行った男女4名が来舎してくれました。所沢市から松木沢を訪れたと言う皆さんは「所沢市弓友会」の仲間たち。コーヒーを飲みながら中倉山のブナの話し、落ち葉などによる腐葉土づくりの話し、松木沢に棲む鹿や生き物たちの話しをしながら1930年代の暮らしを懐かしみました。再びお会いできることを楽しみにして別れました。

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Photo_8  午後は、松木沢の草地を歩きながら草紅葉の走りを小さくカットしてきました。イワツバメなのかアマツバメなのかは判明できませんが、虫を追って飛んでいました。たくさん食べて東南アジアへ帰って行くのでしょう。それでは草紅葉の走りと虫たちの様子をご覧ください。

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本日の放射能線量は0.124μSv/hでした。舎人は仁平、高橋でした。 

2018年9月23日 (日)

自治労東京区職連絡会が今年も除草作業

 本日(23日)、9時から11時まで南相馬市の森の防潮堤第3回植樹会場(原町区区南萱浜地区)では、今年も自治労東京区職連絡会の皆さんが除草作業を行ってくれました。

P1030089  集ってくれた自治労東京区職連絡会51名は、2018年福島現地復興支援交流活動の皆さん。初日の行程は東京駅に集合し、東北新幹線を利用し仙台駅からバスで相馬市、南相馬市の視察を行い、相馬市のホテルで南相馬市職労、相馬市職労、新地町職労と懇親・意見交換会ということでした。

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P1030077  応援隊からは、菅野副代表、岩橋事務局の2名が差サポートし、菅野副代表から歓迎のあいさつ、筆者からは育樹活動の説明を行ない、共に除草作業を行ないました。

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P1030085 ザリガニが顔を出してくれました

 参加者からは、「複数回参加して復興状況が見えてきている」「植樹だけでなく除草作業も大切だと思う」等とリピターの嬉しい声が寄せられました。

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P1030065  第3回植樹会場は2015年10 月に植樹し た場所ですが、草の生長が繰り返し、まだまだ除草作業が必要なところです。今回の育樹作業には、自治労東京区職連絡会の他に自治労南相馬市職労、南相馬市職員退職者ボランティア友の会の皆さんが協力してくれました。自治労東京区職連絡会の皆さんお疲れ様でした。(報告 岩橋 孝)

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