一歩一歩前へ!愚直な夏の森作業
今朝の中倉山は、雲をかぶって夏の強い光を避けようとしていました。ところが私達が作業を始めるころには、青い空と強い日差しが足尾・松木沢に降り注ぎました。気温はどんどく上がり、32度になりました。
そんな暑さの中での森作業は臼沢の森の草刈りです。動物の被害にあったところに補植をした苗木が草に埋もれています。いつも感じる事ですが、臼沢の森の緑のトンネルは涼しくてスタッフの心を癒します。階段の上り降りも苦になりません。
昨日(21日)はベテランスタッフに交じって、福沢事務局員も草刈りに参加しました。草に覆われていたヤマモミジ、ミズナラなど、幼い苗木を一本一本に陽が当たるようにしていきます。既に7割近くを刈り取りましたので、残りの草刈りを終えることが出来れば、最後の第3ブロックだけとなります。踏ん張って草刈りを行いました。
草場の片隅に、可憐な花が咲いていました。何の花かと悩んでいると、松村(宗)スタッフが「ゲンノショウコだよ」と教えてくれました。痩せてはいるが確かにそうで、薬草です。
昼食後は、取水口の補強や25日の「岸井理事長を偲ぶ集い」に向けた準備を行いました。足尾への思いに応えて、私達の思いを込めながら準備しました。
昨日は心配事がひとつありました。ビニールハウス裏の土手が、大規模にほじくり返されていました。イノシシだと思われますが、松木沢のいたる所で痕跡が見られて心配は絶えません。
コメント