足尾緑化事業の次世代を考えました
昨夜も蒸し暑い夜でした。しかし、虫たちの独唱で少しは涼しさを感じることができました。
今日の午前中は、昨日に続き久蔵沢、安蘇沢の国有林を観察しました。約60年前から、国策の毒害によって枯れ果てた国有林、この国有林の緑化事業としてクロマツやアカマツを植えてきた林野庁。
その現場を専門家に見ていただき、煙害に遭う前の樹木で森を育てられないかと、クロマツ、アカマツの林を観て、100年後の本物の森を展望しました。間伐によって空いた地に落葉広葉樹を植えて、自然の力と人間の少しの努力が実って樹木が大きくならないかと話し合いました。
その後、臼沢の森を見学していただき、昼食を食べながら未来の森づくりの話に盛り上げました。「みちくさ」で“足尾フォレストコーヒー”を美味しく頂き、観察メンバーと別れました。
コメント