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2018年7月の28件の記事

2018年7月15日 (日)

猛暑のなかの三連休

 今日も30℃を超える猛暑の予報が出されているなか、足尾松木沢の“みちくさ”の温度計は34℃を指していました。

P7150106  松木沢渓谷の入り口にある銅親水公園駐車場には、ハイカーや釣り人達のマイカーで満杯の状況でした。

P7150105  “みちくさ”室内の温度も午後になると38℃を指し、体温より高くなってきていると言う話しになってきました。

P7150108 この様な状況を予測して大型扇風機を室内に設置してくれたのが小井土スタッフ(本日の舎人担当)です。訪れた来訪者は、爽やかな風を受けながら涼を感じとっていました。

 

本日の線量:0,125μsv/h    舎人:小井土・仁平

 

南相馬市民に浸透してきたいのちを守る森の防潮堤づくり除草作業

 昨日(14日)は、2016年10月に開催された第4回鎮魂復興市民植樹祭の会場の除草作業を行ないました。集合時間の9時30分の天候は曇りでしたが、気温は30℃に迫り、微風でしたのでじっとりと汗をかく中での作業となりました。参加者は100名を超え、市役所、あぶくま信金さん、原町赤十字奉仕団、原町地区連合さんをはじめとする市民の方々、県職員も参加されました。

Id_587357462_2  市役所の挨拶で、山田生活環境課課長からは、除草作業への参加のお礼と暑い中での作業なので水分と休憩を取りながら体調管理をしながら行なってほしいと言われました。

Id_587357417_3  あぶくま信金の参加者はお揃いのTシャツを身に纏い、慣れた手つきで除草をされていました。

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Id_587357474_2  事務局の岡部くんがドローンを使い、海側から国によるコンクリートの防潮堤→県のマツの植栽→市と市民で進める森の防潮堤へのルートと300mの南北に広がる森の防潮堤を上空から撮影をしてくれました。あたりには電線もありませんので、生息するヒバリに注意をしながらドローンの操作をしていました。除草をしている参加者にとっては、ドローンでの撮影は蒸し暑い中での一服の清涼剤のようでした。

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 1時間半で除草は終了しました。補植も行い、7種200本の苗木にいのちを吹き込みました。

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 短時間で筆者からは、西日本での災害で被災されている方からは「まさか、こんなことになるとは」という声が多く出ている。来てほしくはないが、いつ来るかもしれない津波に備えて、市民の方が逃げることができる時間を稼ぐためにいのちを守る森の防潮堤づくりをしている。10年、20年経つとまだ想像ができないかもしれないが、森になっていき、今日のような暑い日に休むことができる木陰もできる。子どもたちやお孫さんにこの森は私たちが育ててきた森だと誇れるよう愛着を持っていただきたい。また、補植もしていただいた。テレビでは「観測史上初」「かつて経験したことのない」といった言葉が連日ニュースで流れます。地球温暖化による気候変動が進んでいるが、木を植えることでこのことにブレーキをかけることができる。ですので、家族や仲間に伝えていただき、9月15日の除草作業にも多くの参加者でやりぬきたいと思いますので、ご協力をお願いしたいと話をさせていただきました。

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Img_1408_3  原町赤十字奉仕団の皆様と東城スタッフ。「11月4日の植樹祭にも参加するよ!」と力強くおっしゃっていました。

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 一昨日(13日)は荒浜と名取での海岸防災林づくりでのドローン撮影を行ないました。アテンドはJREU仙台の副委員長・南出さんと業務部長・湯ノ目さんにしていただきました。

 荒浜の会場は荒浜小学校の裏手にあります。この場所は東日本大震災で児童や先生、地域住民ら320人が非難し、2階まで津波が押し寄せたところです。その校舎を現状のまま保存し、津波の威力や脅威を実感してもらうとともに、防災や減災の意識を高める場として、震災遺構として公開されています。訪れた日にも、複数の団体(先生方)が熱心に話を聴いていました。

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  私たちの会場の回りはマツばかり植えてあるところです。岡部くんにはマツと私たち落葉広葉樹の会場が比較できるようにドローンで撮影してもらいました。

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Id_587357491_2  名取の会場は仙台空港の真横です。飛行経路を妨害しないよう気をつけてドローンでの撮影をしました。

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 マツと比較していますが、負けていません。おそらく仙台空港に着陸の際には、眼下に落葉広葉樹の森が見えるはずです。

 

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 お忙しい中、JREU仙台の南出さん、湯ノ目さんアテンドいただきましてありがとうございました。いのちを守る森へと生長していく姿が楽しみです。

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(報告 事務局・小林敬)

「森の案内人」講座スタートです。

「森の案内人」養成講座を開講しました。第一期の参加者は11名で、みなさん森づくりではマスターの域に達している精鋭です。天気は快晴で、朝から33度を軽く超える暑さの中、講座は、清水東京事務所副所長の司会によるオリエンテーションで始まりました。

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大野理事から、単なる自然ガイドの域を超えた、大きな社会的な視点を持った案内人を作り出して欲しいとの開会の挨拶を受けた後、事務局の小黒による「森の案内人ってなんだ!」という提起がありました。

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養成講座という名前にはなっていますが、今期に関して言えば先行的で実験的な内容になっていて、参加者それぞれが講師であり受講者である関係です。今回は最初に「自己紹介シート」を作成しました。まずは自分を知ろう!というところからです。自分でつけるとしたらというあだなをつけたり、案内したい場所を紹介したり。ベテランのみなさんに自分のあだ名を考えてもらうのは(やってもらえるか)ちょっと不安でしたが、みなさん楽しそうに?記入していただきました。ひとかた、「あだ名なんてつけらんねー、事務局一任だ!」と言った先輩がいらっしゃいましたので、事務局で厳正に検討してつけさせていただきますね。

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その後、全員で新の森を歩きながら、ここはというポイントを確認していきました。新松木はいろいろな発見があり、ちょっと冒険できるような面白いルートができそうです。

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お昼を頂いたあと、休憩中にもかかわらず、以前作った休憩所の椅子が低過ぎで座りづらい、ということで、それを直す作業が始まりました。打ち込んだ杭を抜いてまた打ち込むというかなりの力作業。ちょっとだけ手伝いましたが、あっという間に筋肉痛です。ちなみにかけや(掛矢)の打ち込む力ですが、僕と先輩だとあかちゃんと大人ぐらいの違いがありました。僕もそんなに力がないほうではないとは思うのですけれど・・・。

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午後は臼沢を歩きました。臼沢は1年目に植えた場所が本当にいい雰囲気になっているのですが、あまりに慣れすぎていてか、これといったポイントが見つからず終わってしまいました。そんななかでも、ふと気づくとあっという間に下草刈りをしている先輩がいます。いつでも植えた苗のことを考えてくれているのだなと思いました。こういうのも森びとらしい案内人ですね。

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上から見ると森びとの新松木と松木はこんもりとした森になっていて、他と全然違うことがわかります。宮脇昭先生の教えを実践した結果が如実にでていることをみなで実感しました。

その後、ふりかえりをやり、15時半に終了です。素敵なメンバーが集まったので、これからが楽しみな講座となりました(報告 事務局 小黒伸也)。

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夏本番の足尾

Photo 足尾に向かう途中の男体山

9:10現在「みちくさ」に着くと、 気温、33℃ 快晴です。本日の最高気温 36℃でした。

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Photo_4 「みちくさ」で、第1回の「森の案内人養成講座」があり、皆さんなごやかに、真剣に話していました。その後、植樹した「新松木の杜」を探索して案内場所を探して確認しあいました。そこで見つけたウグイスの巣を「みちくさ」に持って来てくれました。写真は、ありませんが「みちくさ」にお寄りのりの際は、見てください。

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Photo_6 今年の植樹祭での記念植樹、宮脇最高顧問のイヌブナ、故岸井理事長のホウノキ元気に育っています。また、赤レンガの皆さんの植えた桑の木も生き生きと伸びています。

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Photo_9那須拓陽高校から頂いたエノキも元気です。

Photo_11 秋の実りが楽しみの柿とウワミズザクラです。

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Photo_13 今日の「みちくさ」訪問者は、セミと足利から来た親子でした。五つ目の砂防ダムまで行来ましたが、疲れが出たので帰り道に寄ってくれました。

Photo_14 カワニナも元気に生きています。舎人の皆さんにお願いです。ビオトープの水管理お願いします。

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Photo_18 本日の舎人: 小川・小黒(本日の線量:0.123μSv/h)

2018年7月12日 (木)

地球温暖化にブレーキをかけるために生きる権利の行使を!

 10年前頃から、毎年、この時季なると大雨による土砂流出や深層崩壊で流域住民が犠牲者となり、暮らしが脅かされている。表層の土が流されると全ての生き物たちに欠かせない草木の土と栄養を生産している土壌動物、微生物、菌類も流されている。想像もできない長時間「労働」の生産物である土と人間には作れないミネラルが流されている。

P7112314_640x480  国連は昨年、「2030年時点で、各国の(温室効果ガス)削減目標に加え、日本の年間排出量の10倍程度を追加で減らさなければ、(気温上昇を)2度未満に抑えることは極めて難しい」と分析している。「パリ協定」を締約した国々は、来年、各国の削減目標に向けた具体策を検証・公表しなければならない。地球に生きる私たちにとっては“持続可能な生存を見極める”年である。

640x480  2015年6月、オランダハーグ地方裁判所は政府に対して、温室効果ガス排出量目標を17%から25%に減らすように命じた。原告は約900名の市民、オランダ政府は近隣国のデンマークやドイツと比較して削減目標が不十分だとする市民の訴えが認められた。裁判所の命令では、①温暖化を危機と認め、早急な対策が必要だと促し②温室効果ガス削減は市民を守るための政府の義務だ③オランダは温暖化をもたらした当事国のひとつに過ぎないが、それが免責の理由とはならないことなどを挙げた。その後、オランダ新政権は排出抑止政策を強化した。

P7111152_640x480  このような訴訟は、アメリカ、ノルウェー、アイルランド、ベルギー、スイス、ニュージーランド等で市民が中心となって行われている。ポルトガルでは、EU加盟国内で温室効果ガス排出量の多いイギリスやドイツ等の隣国へも対策強化を求めて訴訟準備をしている(2017年12月『毎日新聞』)。

640x480_3  各国の市民は、命を守り抜くための権利を行使している。当委員会も温暖化防止のために、“今、何をなすべきか”のひとつに国民の生きる権利行使を、温暖化防止を訴えている弁護士や政党に働きかけていきたい。(理事 髙橋佳夫)

2018年7月11日 (水)

南相馬市の子供たちの森を元気に!2回目(7/14)の除草作業の準備を行いました

 第1回目(6/30)の森作業は180名の除草ボランティアによって下草刈りが終了しました。第2回の除草作業は4日後の14日に行われます。応援隊は本日(11日)、市役所との連携により下準備作業を行いました。 

Img_1398_640x480_2  今日の作業は、ポット内の草抜き、苗木の生長確認、補植苗木の選別作業、タンクへの給水作業、トレイの整理整頓を行いました。苗木には、渡部代表が2日に一回撒水を行っています。今回の補植は6種類200本を予定しています。

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Img_1394_640x481  14日の作業では、自然災害から未来の子どもたちの命を守る鎮魂の森をしっかり育てられるようにボランティアの協力をお待ちしています。天気もよさそうですので、お会いできることを楽しみにしています。浜風と可憐な野草に癒された森作業でした。(報告 東城敏男)

 

間もなく迎え火、旧松木村の祖先の霊に合掌

 昨日の森作業に久し振りに済賀さんが参加してくれました。彼は、「東京の暑さと違って、足尾の暑さは爽やかで良いですね」と挨拶をしてくれました。

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2018_0710_111228dscn5507_640x480  昨日は、スタッフ全員がゲート前に集合して旧松木村民の墓石に花を供えることにしました。いつもは8月の旧盆に合わせ周辺の草刈りと花を供えてきましたが、足尾町は7月のお盆ということで、鎌田スタッフの発案で松木村の祖先の霊に祈る準備を行いました。

2018_0710_093204dscn5498_640x480  旧松木村内に残る石碑、祠、墓石に花を供えて、皆で迎え火を待ちました。墓石の前で、私は松木村の自然が蘇る願いを改めてお願いし、豪雨で被災した西日本各地の皆さんの思いに合掌しました。

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2018_0710_120258dscn5513_640x480             根はこんなに太い

 昨日の森作業は、「新松木の杜」のクズフジの侵入を防ぐことにしました。木が生長して来て、下草刈りが必要無くなってきたと思っていましたら草木の競争がはじまりました。このままでは四方八方からクズは弦を這わせ、木に絡みつきます。根が残らないようにしました。根を掘り起こすスタッフ達を見ていると木を育てる深い思いが見えました。

2018_0710_122256dscn5522_640x479  お陰で、レンギョウの枝に作ったウグイスの巣を見つけることが出来ました。既に巣立っていましたが、多くのウグイスが巣立つ小さな森になっていることを改めて実感しました。これからもウグイスの鳴き声に癒されながら、疲れも和らげてほしいと願いました。

2018_0710_141407dscn5529_640x479  昨日は、豪雨にも遭いました。午後2時直前に降り出した雨は、1時間で30㍉から50ミリ位の降り方でした。作業小屋のトタン屋根をバンバンと音を立てて叩いていました。こんな降り方が何時間も続くとなると、恐怖を覚えます。豪雨で被災した方々の自然の猛威の恐ろしさを垣間見た感じでした。

2018_0710_093957dscn5499_640x479  それにしても観測史上はじめての豪雨の原因のひとつが「地球温暖化による異常気象」といわれていますが、“では、今、何をしなければならないのか?”ということは余り語られません。そんな話をしながら雨が小降りになるまで待ちました。昨日のメンバーは済賀、鎌田、松村(宗)、松村(健)、岡安、小川の各スタッフ、報告は橋倉でした。

 

 

2018年7月10日 (火)

地球温暖化にブレーキをかける「産業革命」!?

 西日本を中心にした豪雨災害の報道記事を読むと、被災した方々の心の痛みや悲しみは想像を絶する。10日現在、125人が死亡、89人の安否が不明という。平成では最悪の被害である。その上、台風8号の影響も心配だ。真夏日の中での懸命の救助、捜索活動、被災者の後片付けが続けられているが、がれきや土砂などに阻まれ難航しているとう。

640x475  今にでも現場に行って何かのお手伝いをしたいが、年金生活者の筆者には西日本まで行って支援できる余裕がない。被災者と救助活動をしている方々の気持ちに寄り添ってできることをやるしかない。

P7082253_640x480  気候変動による異常気象の巨大化にブレーキをかけていくことが第一だと思っている。そこで注目しているのが、各国の二酸化炭素削減目標に意見を述べてきたハンス・シェルンフーバーさん(独ポツダム気候影響研究所所長)の考え方。彼は、世界の第二「産業革命」を訴えている。

P7082249_640x511  気温上昇を「2度未満」に抑えていくため彼は、2020年代に火力発電所を順次廃止、各国が化石燃料関連事業への助成を中止、2030年代には建設資材を変える(製造の際に沢山の二酸化炭素がでる鉄鋼やコンクリートの使用をやめ、木材とカーボンファイバー、粘土などを上手に使う)技術の採用していく、と述べている。

640x528   いい加減にしてくれと!イカル。

 温暖化の主要因である大気圏の二酸化炭素濃度が高くなっていることは誰もが疑う人はいないと思う。反面、二酸化炭素を吸収している森と海のその力が弱くなり、世界で排出されている二酸化炭素の44%が大気圏に溜っているらしい。

640x480  政府の温暖化防止対策はこの点に着目しなければならないと思う。それなしには毎年巨大化する異常気象に脅かされる暮らしが続くだろう。ハンスさんの提案を素にして、“地球温暖化にブレーキをかけていく運動”のアクセルを踏み込んでいきたい。(理事 髙橋佳夫)

 

2018年7月 8日 (日)

私たちは森に寄り添って生きていく権利がある

 現在、日本各地を襲っている大雨は60名を超える人々の命を奪い、さらに50名程の行方不明者の命を奪おうとしている。被災地では懸命の救助がされているが、なんとか無事で発見されることを願っている。

P7082244_640x480  救助や支援そして対策は急がなければならない。急がなければならないことはもうひとつある。どうすればよいのか。人間が排出している二酸化炭素を森と海が吸収しきれない今。単純に考えれば、二酸化炭素排出量を減らせばよいことだ。難しいことではなく、車の使用頻度を少なくする、食材は地産地消にする。ストローは使用しない、ペットボトル製品をなるべく使わないようにする等、身近にできることできることをやればよい。筆者はできることから実践中だ。

P7082246_640x480  しかし、市民の暮らしから排出される二酸化炭素を削減しているだけでは焼け石に水と言われている。排出量が多い企業が化石燃料を燃やさないようにする、セメント製造、製鉄業等の製造制限などに着手していかなければ海水温度を下げられない。政府はそこに着目しなければならないし、それなしには毎年異常気象に脅かされる暮らしが続く。

P7082268_640x524  国民の命と暮らしよりも経済成長が優先だとして“民意”を無視するのであれば、国民は生きる権利を行使して、人権問題として裁判所へ訴えることを考えなければならない。毎年、自然災害に怯えて暮らす私たちにとってはその時期にきているのではないか。

P7082271_640x480  命を守り抜くために、手間を惜しまない、少しばかりの我慢をする暮らしを体験することも何かの発見に結びつくかもしれない。亡き岸井理事長の“希望の松明”の炎はこんな炎ではないか。(理事 髙橋佳夫)

アサギマダラがひらひらと

01 今日の中倉山は雲の帽子をかぶっています。どんよりとしたお天気で気温は25℃。

02 放射線量の計測にと歩きはじめると、道のあちらこちらにシカのフン、昨夜来たのでしょうか?

広場に降りたところでセキレイを見つけ、少し追いかけて河原の方に降りたところ、ひらひらと舞うチョウを発見!

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もしや?と思い追いかけて、オオヤシャブシの枝にとまったところをパシャリッ!!!アサギマダラでした♪

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関西方面では台風から続く記録的な豪雨の影響で大きな被害が出ているとのこと。昨日も岐阜の友人から被害状況の結果を見るのが恐ろしいとメッセージが来ました。
温暖化の影響なのでしょうか。私たちの植樹活動が、少しでも温暖化の妨げになれば・・・。
松木川の様子はどうかなと河原まで下りて見たところ、さほど増水はしていない様子でした。

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お客さんも来ないので、少し臼沢の西斜面をパトロール。金網の下が掘れていて、鹿が通ったような跡が・・・。

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近くに有ったアングルと石で補修♪

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さらに上に登って行くと、地面が崩れてシカの抜け道が・・・。

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こちらも同様にアングルと鉄筋と石でしっかり補修♪

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以前植えた場所の木々は、金網の中の金網の守られ、しっかりと育っていました。この木々たちも、数年後には臼沢の森のように立派な森になってくれることでしょう!

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みちくさに戻ってくると、その間に千葉の田口さんがいらして、臼沢の西付近にイヌワシが出たとのこと。
また、「ハンゴンソウ」、「ヒヨドリバナ」、「キオン」等のキク科の植物をシカは食べないということを教えてくれたそうです。

大粒の雨が降って来ました。今日はもう止みそうにないかな?

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と、思っていたら雨もおさまり、ヒグラシが鳴きはじめました。今日はそろそろ店じまい・・・。

本日の舎人: 橋倉・小柴 (本日の線量:0.120μ?/h 朝9時の気温:25.0℃)

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