「森は友だち探し」の準備が整いました。
8月22日(金)、足尾・松木郷は曇り空。9時の気温は24度です。久しぶりに30度以下の「森びと広場」です。
明日は栃木県・那須拓陽高校と群馬県・樹徳高校の生徒、先生、保護者の皆さんが「森は友だち探し」に来てくれます。
両校の生徒の皆さんが植樹や中倉山のブナ保護に参加してくれています。コロナ禍で足尾入り出来ない時期もありましたが、生長した森に入り「森の友だち」を探すサポートをします。何が見つかるか楽しみです。
午前中は、杜の中で意見交換をする舞台づくりです。苔の広がる「民集の杜西」の杜内に丸太と甲羅板を使ったベンチづくりを行いました。
桜の道にロの字のベンチをつくりますが、開墾したときに岩を積み上げた場所で石が多く松木川に向かって下り坂になっているため、丸太を安定させることと、甲羅板を座りやすい高さにするのに苦労しました。済賀さんがチェーンソーで丸太を切り、その場所に合わせ、身長差のある加賀さんと坂口さんが交互に座り、膝の曲がり具合や座り心地など「こんなもんだな」と確認しながら繋いでいきました。
唐鍬やカケヤを使って丸太を安定させ、丸太と甲羅板を釘やカスガイで固定するため汗が出ますが、森の中は枝葉が日差しを和らげ風が吹きぬけるので「気持ちよく」作業が出来ました。
最後のベンチをつくり終えたのがちょうど12時でした。「やったぜい!」と記念撮影。道具を片付け昼食にしました。
午後は、森びと広場と樹徳高校の「ホオノキ」、那須拓陽高校の「エノキ」を植樹した「記念樹」エリアの草刈りを行いました。
その後、「こころの園」の草刈りと雲集亭のミーティング・昼食会場づくりに分かれ作業を行いました。草刈り班が会場づくりに合流しセッティング終了。
全員で「民集の杜北」の案内コースを確認し、帰路につきました。
本日の森作業参加者は、大野さん、橋倉さん、加賀さん、済賀さん、坂口さん、筆者・清水でした。
(報告:清水卓)
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