少しでも授かりたいクスノキの生命力
透きとおった青空から照らす陽が眩しい朝、8時前に現場到着。昨日の作業を午前中に終わりにしようとエンジン全開の4名。
その前に、「足尾isハートランド」を描こうとモーニングコーヒーを飲んで洒落てみた。沢風の清々しさ、遠くから聴こえるハルゼミとカジカガエルの鳴き声、そしてホオジロの囀り。風の音だけが聴こえる清閑な朝のインスタントコーヒーの香りはいつもと違っていた。30分程の贅沢な自然の恵みを満喫した。
みちくさ入口に昨年植えたクスノキが枯れてしまったかと思い、枯れた幹を抜いてホオノキを植えようとしていた。ところが、松村(宗)スタッフが根元から芽をだしていたクスノキを発見。その話を聞いた時には、驚きと同時に樹木の生命力の凄さが嬉しくなった。その芽が元気に育っていることを確かめで、作業開始。
二台の軽トラでピストン運転、昨日運び終わらなかった培養土を全て「みちくさ」南斜面に移し替えた。
昼食は太いうどんを茹でて、サバ缶の出汁で作ったつけ汁で美味しく食べた。午後は、身体を休めながらの作業。小鳥の巣箱作りに熱中した大野理事、その他の3名は森の散策に役立てようと植樹念を記した縦杭作り、そしてビニールハウスの片づけをした。
17時過ぎても透きとおった青空は輝いていた。その空を観ていると疲れた気分を和らげてくれた。今日も充実した森作業ができた。本日の作業は、大野、仁平、塚崎そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)
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