山の神と森ともに感謝しながら、師走の森作業!
今年もあと10日ほどで新しい年を迎えます。この1年、多くの森ともの皆さんに支えられ、大過なく森づくりの作業をすることが出来ました。ありがとうございました。足尾の山々に住む山の神様にも感謝です。
今日の松木沢は朝9時で気温2度。無風で快晴です。寒さが緩んで、とても温かな一日でした。
作業小屋のストーブも、煙突掃除をしてあげたのでご機嫌に煙をはきだしています。
今日の森作業は、動物の食害チェックとビニールハウス内のポット苗への水やりです。
そこに、臨時の作業が飛び込んできました。16日に伐採した柳沢家の青竹の油抜きです。
それぞれ「初体験」の作業だったので、試行錯誤を繰り返しながらも数本の油抜きを完了しました。
この竹を何に使うのでしょうか?それは、しばらく秘密です。とても素敵なものに変身する予定です。楽しみにお待ちください。
ただ、この青竹と一緒に運んできた竹笹が、足尾のシカ達のご馳走になっていました。「雲集亭」の後ろに積んでいた竹笹が、見事に食べられていました。竹の枝を使って、「ホウキ」を創ろうとの目論見に赤信号です。
そんなことにもめげず、ポット苗への水やりと、松木の杜、新松木の杜、民集の杜の柵のチェックを二手に分かれ行いました。結果やはり、松木の杜で2か所が壊されていました。なぜ、ここばかりが鹿の侵入を許してしまっているのか?いささか疑問です。
今日は、中倉山の山裾から、岩が崩れ落ちる轟音が一日中響いていました。凍った岩肌が、暖かさで緩み崩れていました。しかし足尾の冬の厳しさはこれからです。その厳しさを耐え抜いた木々達だけが、春を迎える喜びを感じる事が出来るのです。
今日の森作業は、鎌田、松村(宗)、橋倉、小川の各スタッフでした。お疲れさまでした。 (報告・橋倉)
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