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2016年11月の26件の記事

2016年11月 5日 (土)

深秋の素晴らしい足尾松木沢渓谷!

深秋の松木沢渓谷は、終日素晴らしい天候に恵まれ清々しい気分で過ごすことができました。

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115_2 最初に「みちくさ」を尋ねてくれましたのは、「晴天に誘われてきました。とても良い所ですね、そして自然が素晴らしい」と前橋人の元気な男性ハイカーでした。

115_3 お昼時、山形県尾花沢を朝4時に出発し3度目の来舎をしてくれましたのが東海林さんでした。鉱山に興味があって東日本の鉱山跡を廻って歩いており、松尾鉱山植樹地にも入山したと話してくれました。遠い山形からの来舎本当にありがとうございました。

115_4  次に立ち寄ってくれましたのは、みどり市東町の鈴木さんご夫妻でした。「ヤッホー。今日は最高の晴天、夫婦で親水公園から歩きで松木沢渓谷は2度目の散策。お昼を「みちくさ」で親切な接待を受け交わりが出来ました。感謝します」と森ともノートに記して下さいました。お話の中で鈴木さんがスズメバチに2度刺された体験談が話されました。その内容は「最初は“オオスズメバチ”でした。親指より大きく針の太さは爪楊枝位ありました。刺された場所は左耳の下で10分位で顔全体が膨れ上がり、唇も開けない程分厚くなりました。あいにく日曜日の午後で病院にも行かずに、一晩中氷で冷やしぱなしでした。もう死ぬかと思いましたが三日間休みをとり経過をみましたが、まだ顔の腫れは引けずに出勤したのを思い出しました。その一年後も背中を三カ所刺されて、幸い今も元気で76歳生きています。山歩きはハチに注意して下さい」と貴重な体験談ありがとうございました。お互いハチには注意をしましょう。

115_5 本日の線量:0,147μSv/h  舎人:岡安・松井

2016年11月 4日 (金)

寒風に負けるなミズナラとコナラ、ポット苗に元気を吹き込む森作業

 今日の朝は冷え込みました。猿の親子も寒そうでした。

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 森作業3日目も秋晴れの下で、苗床の草取りをしました。今日のボランティアはJREU大宮、横浜、八王子の組合員12名でした。

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 10時、作業服に着替えた皆さんに、水落事務局次長から歓迎とお礼の挨拶をした後、スタッフの仁平、小川から現地を案内され、越冬する前のポット苗の草取りをしてもらいました。

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 午前中には、3.040ポットの草を取り除くことが出来ました。昼食後は、南相馬市へ提供する苗木を育てるための意見交換を行いました。話の中では、ポット内の水と酸素が通り易い土の配合や労組活動としての苗作り等を考えました。

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 3時には太陽が隠れてしまうので、皆さんは身体を冷やさないように帰路につきました。JREUの組合員の皆さん、お疲れ様でした。

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 晩秋の松木沢ですが、ひっそりとカンザクラが咲き始めました。例年よりも少し早い気がしますが、可憐で小さな花びらが寒さに負けずに咲いています。この様子を見ると気が締まります。

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 松木の杜の主であるクヌギも黄色く色づき、臼沢の森の秋祭りを盛り立てているようでした。

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 本日のボランティアは15名でした。(報告 高橋佳夫)

2016年11月 3日 (木)

晩秋の草木の輝きと香りを満喫できる足尾・松木沢

 1ケ月振りの舎人、天気が良いので朝から気分はルンルン。透きとおった秋の青空で輝く草木の秋の舞台を楽しめると思うと、何となくそわそわした朝でした。途中、目に映ったのは新松木の杜の紅葉でした。2011年9月に植えたモミジやシラカンバ、トチノキ等が青空の下で輝いていました。

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 「みちくさ」をオープンした時の気温は13℃、西北の微風が吹いていた晴れの日。お湯を沸かした後、早速、「みちくさ」の周囲の秋の素晴しさをカメラに納めたので御覧ください。

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 草木のプレゼントに満足して「みちくさ」に戻ると、通称「栃木の山猿」と言っている荒川さんが自転車でやって来ました。「中倉山のブナに会ってきたが、風が強くて早めに下山した」、と言っていました。ホットコーヒーを飲みながら、赤倉山から半月峠の道の話や中倉山のブナの保護についての話に付き合ってくれました。

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 森作業に来てくれた皆さんにみそ汁を作ってやった後に昼食を食べ終わった頃に、「こんにちは」と、素敵な女性が訪れてきました。「春にも来ましたが、また、来ました」と言っていたのは、「趣味人クラブ」の男女6名でした。ホットコーヒーを飲みながら、中倉山のブナに会いたいと言う話が盛り上がりました。来年の春にチャレンジしようという話になったようです。

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 14時過ぎると強風が吹きだし、臼沢の森の木々や草紅葉も風に揺れて、葉の裏表を見せてくれました。14時過ぎると中倉山に太陽が隠れてしまうので、草木の紅葉の輝きは無くなってしまいました。

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 人間社会では「芸術の秋」、「味覚の秋」と言われていますが、人間の技術では何ひとつ叶えることができない自然の力に感謝した晩秋を迎えている足尾松木沢の一日でした。

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 (本日の放射能線量は0.140μSv/hでした。舎人:高橋佳夫)

清々しい秋の青空の下での森作業は気分も晴々?

 秋の森作業3日目。天気は晴れ、秋の清々しい青空の下で若者たちが草を刈ったり、ポット苗の草を取ってくれました。

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 今日のボランティアはJREU長野、新潟、高崎の組合員の皆さん14名とJRFU関東の組合員の皆さん10名。サポートしたのは小林事務局長、スタッフの鎌田、橋倉、仁平の3名でした。

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 FUは2009年に植えた臼沢の森の一角の草を刈ってくれました。久しぶりの森作業でしたが、全員が声を出して、安全な作業をしてくれました。13時にはエリア全体の草を刈り、皆さん清々しい顔をして、下山しました。

 EUの皆さんは、「うんしゅう亭」で歓迎のあいさつを受けた後、苗床に移動。鎌田スタッフから草取りの手順などを聞いて、作業に取り掛かりました。

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 暮らしの中では土に触れることの少ない皆さんでしたが、ポットに充満していた草の根を丁寧に抜いてくれました。

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 作業は13時に終了。遅い昼食を食べた後は、南相馬市の「鎮魂復興市民植樹祭」に提供する常緑樹の育て方を学びました。

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 鎌田、橋倉両スタッフから種の皮むき、種まき、土の配合等をアドバイス。雪深い地域の長野、新潟の皆さんは真剣に聞いていました。

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 高崎の皆さんは、地域で連携している労組が育てたクヌギを松木の杜に植えて帰りました。本日のボランティアはEUが14名、FUが10名、小林、鎌田、橋倉、仁平でした。

皆さん、お疲れ様でした。(報告 髙橋佳夫)

2016年11月 2日 (水)

霜月から始まった秋の森作業に若者が感激

 今日から、JREUの組合員の皆さんが森作業を手伝ってくれています。今日は、JREU千葉の4名でした。作業は、落葉広葉樹の苗木(クヌギ等)を上の苗床に移動させました。 初めて参加した若者は、ポンコツの軽トラ(マニアル車)を運転しましたが、それがとても嬉しかったそうです。

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 作業の合間には、先輩たちが12年前から育てている臼沢の森を見学。秋色に染まる森を見て感動しているようでした。

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 続いて向かったのは、JREU千葉の皆さんが2014年に植えた「民集の杜」。60㌢ほどの苗木が生長している様子を見て、若者二人は驚いているようでした。真心をもって丁寧に植えた苗木たちは、厳しい環境でありながらも、私たち“森とも”の心に加勢していますよ。EU千葉の皆さん、お疲れ様でした。

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 若者たちが帰った後は、柳澤スタッフが籾殻を運んできました。苗の根を寒さから守るために、そして来春にはマルチングに使用する籾殻。それを鹿やイノシシに食べられないようにシートでガードしました。

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 本日のボランティアは、JREU千葉4名、済賀、仁平、柳澤、高橋でした。(報告 高橋佳夫)

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 昨日(11/1)は、6日と13日に植樹する会場の草刈りを行い、篠竹を目印に立てました。足尾に向かう途中、男体山は白い薄化粧をしているようで、多分、初冠雪だろうと思いながら足尾に着きました。気温は8℃でしたので、寒く感じました。

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 途中、車の前を牡鹿が悠々と歩いていました。警戒心どころではないようです。松村スタッフがストーブに火を入れ、冷えた体にしみる暖かいコーヒーを飲みながら作業の打ち合わせを行いました。

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 その後、道具のチェックを行い、篠竹や道具を背負って臼沢の森を登りました。作業は約200㎡の草を刈り、篠竹600本を目印に立てました。夏に一度草刈りを行っていたので、草刈りはだいぶ楽に作業することができました。

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 14時に作業小屋へ戻り、遅めの昼食を食べました。やっぱり体を動かした後のご飯はとてもおいしかったです。昼食後、ビニールハウスの水やりを行い、日が陰ってきたところで作業は終わりました。足尾は今、紅葉へと向かっています。昨日のボランティアは鎌田、松村、橋倉、済賀、福澤の5名でした。(報告 福澤 猛)

2016年11月 1日 (火)

晩秋の森の秋祭りは千秋楽を迎えようとしている

 今日から霜月。朝、浅間山を見上げると山頂から麓へ向けて白い筋が見え、7時のニュースでは初冠雪です、と報道していた。温度計の針はゼロ度を指していた。

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 秋が深まり、ミズナラの葉は濃い小豆色と黄金色に化粧し、間もなく茶色に化粧直しをして、多くの葉は春まで枝に付いく。

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 ブナも秋祭りの化粧を輝かせて主役の座を誇示している。脇役のモミジも秋祭りの主役を盛り上げている。

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 山吹の葉も黄色く輝き、舞台の花道を彩っている。千秋楽を迎えると、多くの葉は化粧を落とし、白い肌に戻り、次の役者の栄養分に変身する。間もなく土壌分解動物たちの餌となり、やがてそれは山吹たちの元気の素になる。

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 コシアブラの葉も黄色い化粧がはげ落ちて、透き通って地に落ち、やがて土になり、来年も美味しい味を恵んでくれる栄養生産の食材となっていく。

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 北風がやってくると葉と葉が叩き合って音を出し、風予報をしてくれるがヤマナラシ。この高木も秋祭りの見張り番となって、黄色い信号を発している。さらにその奥では、カラマツも秋祭り最後の舞台を見守っている。

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640x488 来週6日は「秋の感謝デー」。12年かけて育てている臼沢の森の秋祭りは、40名を超す“森とも”に最高の輝きと見せてくれると願っている。

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 その準備に、今日もスタッフ達は急傾斜の森を登り、植栽地を整えている。初めて参加する方(森とも)もいるので、楽しい出会いを創っていきたい。(理事 髙橋佳夫)

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