第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の会場での準備が始まりました
今日は、23日に開催をされる第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の準備作業でした。気温は20℃を超え、汗ばむほどの天気でした。協力者は、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊、鎮守の森プロジェクト、カリタスジャパン、原町地区連合と森びとの40名ほどでした。
作業は、植樹会場で使用するマルチング用の藁などを軽トラックに積んで30のブロックに運び、1つ約20kgある藁や移植ごて、竹ぼうきを人力で並べました。
マウンドの上に立つと、海沿いにはコンクリートによる防潮堤、その手前が松が植えられ、さらにその手前に今回の植樹祭のマウンドがあります。今回植える2万本以上の苗木を植え、管理をしていくことによって、内陸で生活・仕事をする市民の方が、いつ来るかもしれない巨大な津波に対して、逃げる時間を稼ぐための緑の壁になるものになっていきます。
チームワークも良く、早く作業が終わりましたので、私たちは近くの津神社に行き、シロダモの実を拾いました。
津神社は植樹会場からは5分程度、苗木置場からは2分程度の場所にあり、平成30年度に開催されます全国植樹祭会場に近い場所です。
神社に足を踏み入れると、鮮やかな赤色の実をつけているシロダモを発見。橋倉さん、加賀さんそして地元の松林さんや岩橋さんまでも目を輝かせながら夢中で採取していました。応援隊でも今後採取をしていくことになりますが、岩橋さんから橋倉さんに「各地で育てて、また南相馬に持ってきて植樹をして欲しい」と採取したシロダモの実を託していました。
(事務局・小林敬)
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