暖冬の足尾・松木沢でも森作業をはじめました
明けましておめでとうございます。森びとプロジェクト委員会の新たな10年がスタートしました。
今日の森びと広場の天気は雪も雲もない快晴でした。異常気象のなせる業なのですか、正月にもかかわらず足尾の峰々に積雪を見ることができないのは、10年前に植樹活動をスタートさせて初めてのことです。
また、食害対策に頭を悩ます鹿が少ない、空を見上げても猛禽類のタカ・ワシが舞う姿も大幅に減少しているようです。人間は暖冬で過ごし易い日でしたが、他の生き物たちはどうしているのだろうか。
などとのんきな事は言っていられないのが自然界。こんな無降雪状態が続くと、今夏は水不足が心配です。この暖かさは気候変動を実感した一日でした。
今日は森作業始め。柳澤スタッフと筆者の2人で南相馬市の森の防潮堤に提供する苗木の観察と散水をしました。暖冬が続いた5日振りのハウス内は相当な乾燥であった、と心配していましたので、苗木に水をあげました。
このような暖冬が春まで続いていくなら、木々の芽吹きも早まめるのか、と心配しながら散水しました。森ともの皆さん、今年もよろしくお願いします。
(スタッフ 松村宗雄)
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