煙害に耐え抜いて一世紀以上生き続けるブナを林野庁が調査
朝4時頃に目が覚めると雨が降っていました。6時頃までにはやむと思っていたら、降ったり止んだりの繰り返しでした。中倉山方面は一面ガスがかかっていたので今日のブナ調査はできないと思いました。(上の写真は夕方のグランドキャニオン)
林野庁日光森林管理署の皆さんとの待ち合わせは8時足尾ダムゲート前。登山口まで行って調査を決行するかを判断することになり、現地へ向かいました。私たちは調査同行を止め、林野庁だけでブナ調査に向かうことになりました。
昼食は私たちが用意しておくことになっていたので、私たちは下山時間まで森作業をしました。
今日は調査同行しようとしていた松村スタッフ、大塚インストラクター、福田スタッフ、田岡スタッフがポットの草抜き、仁平スタッフと橋倉スタッフは調理、鎌田スタッフは草刈りを行いました。
橋倉シェフと仁平副シェフは写真の通り、アユの塩焼き、そうめん用のてんぷらを揚げてくれました。
14時頃、林野庁一行が東屋に到着。早速、昼食を食べながらブナ調査の話を伺いました。頂上に着いた頃にはガスが消え、2本のブナや途中のミズナラの森の素晴らしさに会えたと、言っていました。1,500m以上で100年以上も、そして煙害に耐え抜いて生きているブナは珍しい、ということでした。林野庁は今日の調査結果を検討して、後日、その報告をしてくれることになりました。
林野庁関東森林管理局、日光森林管理署の皆さん、「足尾アルプス」のブナを調査していただきありがとうございました。写真は夕方の臼沢の森。(理事 高橋佳夫)
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