4年を迎えた会津でのナラ枯れ調査
全国的に台風18号の影響が心配です。足尾でも雨が降っています。今日は会津でのナラ枯れ防止に向けた今年度の「炭による樹勢回復実証調査検討委員会」から帰ってきました。
調査の最初は放射能線量をカウンターで測定しました。1μSv/h程でしたので、短時間で調査をしました。
4日の午後は、カシナガの穿孔跡や樹勢の把握(小林正秀先生)、
炭を撒いた所と撒かない所の菌根、菌糸の調査(来栖敏弘先生)、
汚染物質による土壌分析のための土採取(大森貞子先生)、標本木の樹冠撮影(高橋佳夫)等を行いました。
今日は朝から委員会を開いて、昨日の調査の特徴と5年を迎える調査に向けた話し合いを行いました。
民宿「朝日屋」の主人には美味しかった新米ごはん、金山町特産の赤かぼちゃそしてキノコ汁を頂きました。
足尾から約3時間の道のりは、川治温泉から五十里湖そして南会津の山々を走り抜けるのですが、紅葉は1週間後が見ごろのような気がしました。斉藤章委員、東城委員、仁平委員そして協力してくれました土壌医の猿田さん、樹木医の三瓶さんお疲れ様でした。(理事 高橋佳夫)
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