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2012年10月の28件の記事

2012年10月 8日 (月)

チカラシバの黒っぽい穂が増えてくると秋が深い?

Pa082520  秋晴れの今日は、各地で運動会やスポーツ祭典が行われた体育の日でした。足尾・松木沢でも秋晴れで清々しい一日でした。

Pa082532  足尾では桜の葉の色も日毎に紅く染まり、下草ではチカラシバ(イネ科)が名のごとく力強く生きています。

Pa082535  新松木の杜ではコスモスが沢風に揺れ、十五夜を迎えて黄色い花(名前が思い出せません)も色づきました。

Pa082524  力強いのはチカラシバばかりでなく、スズメバチも低音の羽の音を鳴らして忙しそうにしています。報道では、このスズメバチに刺されて救急車で運ばれたニュースが続いていますが、松木沢ヘリポート前の森びと看板にもスズメバチが飛び回っています。

Pa082139  今日は図メバチに刺されないように「注意」看板を設置しました。足尾には間もなく冬鳥達が飛来します。

足を運んで、秋を感じませんか

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秋空のなかと言いたいのですが、あつい雲に覆われたあいにくの連休初日です。

今日は「みちくさ」当番です、久し振りに日光の杉並木を通って足尾に向かいました。
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「みちくさ」オープンと同時に、わたらせ未来基金の方々がお見えになり情報交換の場となりました。そのうちの一人の方は、「みちくさ」にオジロワシの写真やハイイロチューヒの写真を提供して頂いた方で、お連れの方は望遠レンズのカメラを携えシャッターチャンスを狙っていました。天候が不順なせいなのか、連休とは言え足尾に来るハイカーの姿はまばらなように感じました。

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しかし、秋はもうそこまで来ています。臼沢の景色も赤い色がちらほらと混ざってきています。もうまもなく紅葉の見頃を迎えます。ブログを見ているみなさん「みちくさ」 にお立ち寄り下さい。

(舎人 田岡 仁平)

2012年10月 7日 (日)

中倉山山頂に生きる木々に触れたい!

Pa062108  ビニールハウスを試行的に設置し、イノシシや猿、鹿などの動物達の動きを見ていますが今日までは何もないようです。昨日の午前中は、中倉山山頂に50数年前に植えた木々を調査するための登山口を探しました。仁田元川添いの林道を走り、林道の突き当たりまで行ってきました。

Pa062116  川添いにはウダイカンバが大きく育ち、リョウブの葉が黄色く色づいていました。登山口を発見して、途中まで登ってみました。足場は小さな石がザラザラして歩きづらく、山頂まで登るには3時間ほどかかるな、と同行した松村スタッフと話ました。明日(8日)は、中倉山に25名が登山する予定のようです。登山口に登山計画書が吊してありました。明日、登山する皆さんを森びと広場から双眼鏡で確認してみたいと思います。

Pa062126  午後は、ビニールハウスに入れたタブノキの撒水、その後は松木の杜に植えたクリが実を付けたのでそのクリの実を蒔きました。松木の杜の二世の発芽に期待したいものです。

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2012年10月 6日 (土)

秋の紅葉へのカウントダウン

本日から、3連休が始まり行楽地へと向かう車で、高速道路も混んで来ていました。

明日と明後日は、晴天に恵まれそうで、足尾にもたくさんのハイカーの方々が訪れると思います。

本日は、諸事情により「みちくさ」のオープンがお昼になってしまい申し訳ございませんでした。

足尾の木々達も、いろいろな色に染まるのもあと少しのようです。

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みちくさの横の、ビオトープの周りも秋の装いになってきてきます。

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先月まで暑い日が、続いていましたが、日一日と空気がひんやりとしてきて過ごしやすい時期になってきています。

午後に松木沢の方から、ハイカーの方々3人が降りてきたので、「コーヒーでも飲んで休んでいきませんか」と声をかけましたが、

急いでいるみたいで、寄らずに帰路に着いていきました。

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  (本日の舎人  岡安・武田   放射線量   0.297μ/sv/h)

2012年10月 5日 (金)

口には出さぬが心はいのちを守る森づくり

Pa052092  秋晴れの今日は、ネズミや猿たちの食害防止と寒風対策を兼ねたビニールハウスを建てました。これまでの育苗はミズナラ、コナラ等の落葉広葉樹でした。秋に蒔いたドングリは餌の少ない冬には、ネズミや猿たちの餌となってしまいます。そのための食害防止は100%できませんでした。少しは仕方ないか、ということでした。

Pa052084 今年からは常緑樹育苗に挑戦です。タブノキやカシ類等の苗木も育て始めます。南相馬市がすすめるいのちを守る森の防潮堤づくりにはタブノキやカシ類が植栽種として指定されていますので、その苗木を育てることにしました。

Pa052085 今日は、栃木県足利市の松場さんと岩野さんが、とにかく現場に立ってビニールハウスを作ってみせる、と言ってくれました。スタッフはその手伝いをしました。10時頃から始まったハウス作りは暗くなってしまった18時頃までかかりました。完成後、試行的に作ってくれたビニールハウスに芽を出したばかりのタブノキを入れ、その前で素晴らしい笑顔をつくって記念写真をとりました。フラッシュで光った皆さんの心はにこやかな顔に表れていました。

 Pa052501 松場さん、岩野さんそして手伝ってくれた星野さん、松村さん、小井土さん、白井さん、柳澤さん遅くまでお疲れ様でした。

2012年10月 4日 (木)

忙しそうな?アナグマとホンドキツネさん

Pa042066  尻上がりにキーキーと鳴くモズの囀りが聞こえるようになりました。午前中は雲がありましたが、午後には台風が雲を引き連れて青空になりました。今日はみちくさ掲示板に「第5回森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大」のポスターを貼り付けました。掲示が終わると、アナグマが2匹現れてビックリしました。池の水を飲みに来たようでした。

Pa042481 今年はアキグミの実が付かないのかと心配していましたが、みちくさの側にあるアキグミをチェックすると紅く熟した実がなっていました。ツキノワグマやホンドキツネの少しばかりの餌になるようです。

 Pa042080 夕方になるとホンドキツネが姿を見せてくれました。キジの雌を狙っていましたが、逃げられましたのでキツネの顔は残念そうでした。今日の午後は執務室の移動を行い、明日の東屋工事の準備に備えました。雄鹿の遠吠えも聞こえるようになり、松木沢は秋深くなっています。

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2012年10月 3日 (水)

足尾・松木の杜に桜が咲きました!

Pa032058  今年も寒桜が咲きました。9時頃に森びと広場へ向かう途中、車の中から松木の杜を見ると桜の木々に白い点がいくつか付いていました。スピードを緩めて見ると、寒桜が開花していました。

Pa032464  今年は少し早く咲いた気がしましたが、桜は灰色と茶色の背景に浮かんだしっとりとした淡い桃色がなんともいえませんでした。

Pa032052  松木渓谷の岩山にへばり付いている草も頂上付近から秋色に変わりつつあります。松木の杜のカツラの葉はいち早く鮮やかな秋色に染まっていました。

Pa032471 今日は南相馬に運び出すコナラをまとめました。一回目は10,320本のコナラを運び出すことにしました。コナラは22日早朝、足尾を出発し、南相馬市の森びと苗床へ嫁ぎます。

鎌田さん、松村さんお疲れ様でした。

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2012年10月 2日 (火)

気温、海水温が1度上がることは大変なことなんだ?!

Pa022041  10月に入り秋本番を向かえました。台風17号が日本を直撃し、被害と恵みをおいて縦断していきました。同日、野田政権も第3次改造内閣を発足させ、試練を向かえたようです。

Pa022043  ところで昨年は、自然の脅威(畏れ)に人間は無力であったことを思い知らされました。気象庁は昨日、9月の日本平均気温が104年前に開始した統計以降、最高だったと報じました。平年を1.92度上回ったそうです。今までは1.80度(1999年)が最高だったと言います。

Pa022044  また、報道機関は「原発再稼働なくても停電なし」(毎日新聞)と見出しで、「大飯原発3、4号が再稼働しなくても電力不足による停電は起きなかった」(関西広域連合発)と報じ、節電効果のおがげだと言っていました。

Pa022045  「原発再稼働なくても停電なし」という素晴らしい結果は、関西市民の原発に頼らない暮らしと社会を求める皆さんの運動と実戦の結晶です。当時、野田内閣はこの市民の声に応えられず一部経済界の声を第一にしました。野田第3次改造内閣の試練は、“いのちが第一なのか、経済第一なのか”が問われるところから始まるような気がします。

Photo  『サルと人と森』を読んだ三條ご夫妻からハガキが届きました。新潟県の三條さんありがとうございました。

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