安全地帯で評論しているだけでは変革はない
『日本農業新聞』(9/13付)の「風を読む」を読みました。見出しは「脱原発宣言 信念を行動で表現」となって、城南信用金庫の脱原発宣言とその行動の成果を評価していました。筆者は、「安全地帯に居て、他者の行動を評論しているだけでは何も動かないことをあらためて実感させられた」と述べていた。まったくその通りです。
第3期インストラクター・正会員の笠倉さんかが事務所へ『まんが田中正造』を送ってくれました。漫画を読むと、正造さんは評論でなく苦しめられている現場の農民と共に決起していた、ことが分かる。脱原発!と評論しているだけでは駄目で、自分の暮らしを見直すとか、原発に頼らない暮らしを足下から見つめて、その輪を広げる努力を継続することの大切さを学びました。
また、岩手県盛岡市に住む「町家サロンピッピ」の吉田さんから手紙が届きました。それによるとチャリティーコンサート盛岡「震災復興を願い」というコンサートが25日・県民会館大ホールで開かれます。このホールの中で大人の絵本・『サルと人と森』(森びと発行)が朗読されます。朗読は、「もりおか歴史文化会館」館長・畑中美弥子さんが盛岡弁で語ってくれます。今、人間の進むべき進路へ向かってできる行動を表現していくことが求められている様です。笠倉さん、吉田さんありがとうございました。
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