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2012年8月の25件の記事

2012年8月18日 (土)

足尾らしい雷様が恵みの雨を降らせてくれました

P8181418  8月も下旬に入ろうとしている18日の土曜日。朝9時頃からミンミンゼミとアブラゼミが鳴いていましたが、昼頃からは泣き止みました

 P8181410 今日は遊働楽舎西側の木陰にハンモックを張り、周囲の草を刈りました。沢からの風が爽やかなので、昼過ぎからハンモックでのんびりしようと思っていました。ところが11時過ぎには天気予報通り、雷雨が襲ってきました。雷雨は2時間程で止んでくれました。苗木たちにとっては感謝の雷雨でした。

P8181423  昼過ぎ、JREU横浜の皆さんが臼沢の森の草刈りを終えて、みちくさに寄ってくれました。皆さんの話題は、南相馬市の森の防災堤応援のための苗づくりでした。また皆さんは、舎人の松村さんが育てているタブノキを見ながら苗木づくりの抱負を語っていました。

P8181405  横浜の皆さんが帰路についてからはみちくさの訪問者はいませんでした。唯一訪問して留守番をしてくれているのはクモでした。(舎人:松村、高橋・本日の線量は0.27μSv/h)

2012年8月16日 (木)

自然界の営みは素晴らしい

P8162329  今夜も酷暑で寝付けない方が多いと思います。そこで少しでも涼しさを感じてもらえるように、苔の瑞々しさと水が流れている写真をお届けします。

P8162338 この苔はチャツボミゴケと言って珍しい苔です。極酸性の温泉水が流れている場所に育つ苔ですので、写真の水は温泉水です。全国的にも極めて希少で、群馬県中之条町の最奥部に生きています。

P8162319 足元を見てみるとシオカラトンボ?が産卵をしていました。トンボは卵に次代の命を託して間もなくこの温泉水に流されることでしょう。

P8162296 ところで今日の朝、一瞬でしたがオオタカの狩りの様子に遭いました。写真で見る限りではオオタカはコジュケイを狩ったようです。自然の中で“生きていく”という瞬間を見て、息を呑むほどの素晴らしさを感じました。

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2012年8月14日 (火)

11・11「森と生きるキャンパスフォーラムin東大」開催へダッシュ!

P8141380  去る11日は事務局会議が開かれました。審議の中心は、11月11日(日)に開催予定の第5回・「森と生きるキャンパスフォーラムin東大」(安田講堂)でした。今年は京都議定書の約束最終年

です。それに向けて“森と生きる”ことをテーマに、森と生きていくための課題を狭い範囲でしたが5年前から探ってきました。その最終回のフォーラムが今回で、事務局会議ではその最終企画案を審議しました。 

P8141378  横国大キャンパスでは自然環境教育の重要性、森を守るプロの育成と雇用の場の確保、これらは政治の問題で大人の問題、早稲田キャンパスではアイヌやマタギの森と生きる知恵と技、木を暮らしに活かしてきた宮大工の技と木の文化、慶應キャンパスではナラ枯れ対策を始めとした森林政策を見直すための林野庁や学者・知識人との討論、立命館キャンパスではナラ枯れ対策に学生・市民が取り組んでいる京都で、更にその輪を広げようとナラ枯れ原因の解明を討論してきました。

P8111374  この過程では3・11が発生し、私たちは東日本大震災・フクシマ原発事故から自然の脅威と原発の恐怖を突きつけられ、私たちの足元から暮らしと社会を振り返ることを求められました。

P8141382  今年のフォーラムはこうした中で開かれます。森に生かされている私たちが森と生きていくためには、私たち市民・学生は何と向き合っていくべきなのかを探り、その意見を「森と生きる提言」にまとめて、これを実現する進路へ私たちは舵をきっていきたいと願っています。

P8141386  旧盆休みが終わろうとしていますが、京都議定書の約束を守りきれない条約国の一人として、政府や企業に文句を言いつつ、現代と未来のいのちを守り抜くために「森と生きるキャンパスフォーラムin東大」を成功させようと願っています。皆さんのご支援とご協力をお願いします。P8141388 (写真上から:ヤナギラン、ハギ、エゾゼミ、コオニユリ、ツリガネニンジンソウ、エゾリンドウ)

2012年8月13日 (月)

いのちをつなぐ営みの森へ生長!

今日は8月11日(土)、東日本大震災から1年5ヵ月となります。天候は晴れ、気温30℃(9:37)朝から汗ばむ陽気です。

今日は、宇都宮から賛助会員の加賀さんが育樹の手伝いに来てくれました。好天続きでカラカラとなった苗木たちに散水をしてくれました。

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松木の杜に入り木の生長を見ました。2009年に植えた幼木は3mを超えるほどに生長しています。コブシの木の根元で紫色の袋状の花を見つけました。キキョウ科のヤマホタルブクロです。目を凝らして見ると、あちこちにハチの巣を見つけました。バッタやカメムシ、チョウ、トンボと命をつなぐ営みの森へと生長しています。

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午後は、松木村奥の高台にある集合墓石の掃除を行いました。お盆を前に、少しずつ緑の甦る松木村に里帰りしてもらえるようにと願いながら墓石を水で清めました。

刻まれた年号を見ると、「文化十年(1813年)」「天保癸巳(1833年)」とありました。今から約200年前。江戸後期、養蚕を営み、大麦・小麦、にんじん、ジャガイモなど沢山の農作物が収穫された豊かな村での平和な暮らしを想像しながら合掌しました。

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みちくさへの訪問者は、午後になってから「喉が渇いたので水をいただけますか」と釣り人が立ち寄ってくれました。ハイカーが何組か通ったので声をかけましたが、「雨が降りそうだから」と足早に帰って行きました。

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14:40頃から恵みの雨が降り出しました。沢からの風が涼しさを運び、山や木々に潤いを与えてくれました。

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(舎人:岡安幸治、清水卓 本日の線量:0.302μsv/h)

2012年8月12日 (日)

静かな松木沢に響く鳥の合唱

 今日の足尾は9時すぎには気温は31.4℃、湿度が49%ありました。30分ほどして、雨が降り出すと、気温が26℃まで下がりました。今日は残念ながら、来舎の方はいませんでした。みちくさの前を通った方も車で通りすぎていくカメラマンの方々だけでした。

 午前は、ビオトープの排出口の蓋づくりと来舎された方々用に森びとのブログを印刷した物(2012年)を2冊のファイルにまとめました。

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 午後は、8月3日に下の苗床につくったタブノキの実を蒔いた箱にかけていた寒冷紗を取り外しました。約1週間で芽が出てきています。この苗が南相馬市の防災林として一助になるのですから、すくすくと育って欲しいと願いますし、しっかりと管理をしていきたいと思います。

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 苗床では嫁ぎ先を待ちわびている苗木が今か今かと首を長くして待っています。私たちも皆さんの来舎を首を長くしてお待ちしています。

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(舎人:小川薫、小林敬 本日の線量:0.270μSV/h)

2012年8月11日 (土)

大和ハウスの社員・家族が八幡平で育苗ボランティア

Dscn1823  北東北も梅雨明け以後は暑い日が続いています。しかし、立秋後の朝晩は涼しくなり、秋の気配を感じるこの頃です。そんな中、昨年に続き「大和ハウス」社員の皆さんから今年もポット内の草取りボランティアの申し出があり、去る8日、社員と家族の皆さん53名で草取りを行いました。みちのく事務所から仲崎と伊藤元貢スタッフさんの2人で草取りを案内しました。

Dscn1842 岩手県民の森に集合した皆さんは歩いて苗床置き場に向かい、ポットの中の草取りを行ってくれました。草取りは昼前に終わり、その後は大和ハウスさんが経営する「八幡平ロイヤルホテル」へ場所を移して、昼食会がありました。私たちも招待されましたので遠慮なく参加させていただきました。

Dscn1831 交流会では、冷たい飲み物や焼きそばなどをご馳走になり、森の話が弾みました。話の中では、大和ハウスの方から、「来年は草取りではなく、本物の木を植えたい」と提案があり、私たちも「全面的に協力していきます」、と約束しました。

大和ハウスの社員・家族の皆さんご苦労様でしたまた、昼食会にもご招待していただきましてありがとうございました。(事務局・仲崎発)

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2012年8月10日 (金)

南相馬市長へ、森の防潮堤に関する要望書を提出!

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本日(10日)9時30分、事務局員・岩橋は福島県南相馬市・桜井勝延市長にお会いし、当委員会の「要望書」を渡しました。市はこの要望書に関して、「具体的に検討していく」という返辞をしてくれました。

 この要望書は、市の復興計画の柱のひとつである海岸防災林づくりを応援するための事です。ひとつ目は、市民参加型の海岸防災林づくりのために市民との協議機関の設置、ふたつ目は、苗木を育てる場所の確保、3つ目は、防災林に植える樹種の確定を求めたものでした。

市役所からは、防災林に使用する瓦礫の考え方が説明され、樹種については宮脇方式による植樹を検討している、育苗場所も検討している、という返辞をいただきました。

植樹祭は秋に予定していましたが間に合わないため、来年の春に実施していくことが提案されました。その後、環境生活課の佐藤課長と坂下担当からは、来春の植樹祭案を説明していただきました。計画では植樹祭は3月に開催、場所は原町区北泉地区の約1万㎡に植樹していく計画だそうです。

 また、6日16時には、南相馬市議会議長にも要望書を提出してきました。提出は市議会議員の水井清光さんに紹介していただき、平田武議長には要望書の主旨説明をしてきました。平田議長からは、森びとプロジェクト委員会の苗木贈呈に感謝します、とお礼を言われました。(事務局・岩橋発)

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2012年8月 8日 (水)

秋がそこまで歩いてきた?

P8081355_4  今日の天気は晴れでした。午後には雨が降ってほしいと雨雲にお願いしましたが夕方5時過ぎまでは雨は降りませんでした。2人のよみは雨は降らない、ということでしたので午後は松村さんと撒水をたっぷり行いました。

P8081324_2 午前中は新松木の杜で残っていた草を刈りました。写真のように草が苗木を覆っている所を刈るとサウナ風呂から苗木は解放されます。

P8081326_2 午後一は、5日に蒔いてもらったタブノキの実のいのちをしっかり守ってやりたいと願って、P8081335_2 土をかけた上に乾燥防止のネットを張りました。一週間後に芽が出てきますのでその前にこのネットは外します。P8081339_3  昨日は立秋。松木の杜の草を刈っていると3年前に植えたクリが実を付けていました。P8081351 小さな毬栗を見ていると、実を付けるまでの3年間の暑い中での草刈りが報われます。

P8082278 松木の杜にはススキが咲き始めました。草を刈りながら想い出したことは、今日の朝、松木沢を散策していた親子の姿でした。遠くから見る後ろ姿は、森やはげ山を見ながら森と人が共に支え合いながら生きていくことを話している雰囲気でした。P8081346

間もなく、毬栗やススキを縁側のテーブルに飾って十五夜を迎えます。秋はもうそこまで歩いて来ているのかもしれません。

森に入って、環境や自然の尊さを体感

 7月29日~30日、鎌倉中央公園で(通称“山崎・谷戸”と呼んでいます)小学校4年生から6年生がテント生活と自炊生活、協力農業労働などの一泊の体験生活をしました。参加者は女の子が10名、男の子が5名、公園協会から2名、私たちは3名(うち女性が1名)で、他4名は21時までいました。

  感動の場面は、杉の木の年輪が与えてくれました。直径21cm、高さ16mの杉を切るのにあたり、子どもたちに「この木は何歳か?」と尋ねました。子どもたちからは「30歳」「40歳」などという声が出されました。年輪の数を数えながら、お父さんやお母さんのように年齢を重ねていることを話をすると子どもたちは理解してくれました。さらに「長い間生きてきていてご苦労様です」と木に手をあてる姿を見せると、不思議そうに見ていました。

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 そして、倒す方向、受け口、切り口、安全の確認などをして全員にノコギリをひかせました。木が倒れる方向はピタリでした。その後は枝払いと年輪を調べるグループに分かれました。年輪を調べるグループに来た女の子たちは「すご~い」という言葉の連発で、きれいに年輪が出ていたことに興奮気味でした。1人の女の子は残した方の木を40cmくらい切り落としたら「欲しい」と言うので、どうぞと言うと「本当~」と喜びの声をあげてくれました。3人がかりで山から下ろし、自分のテントまで運んでいきました。

 翌日、日傘をさして迎えに来た母親が子どもに共鳴を受けていた。日傘を子どもに渡して、丸太にひもを付けて持ちやすくしておいたが、自分で抱えて子どもと帰っていった。母親もすごい人でした。

(こーちゃん)

 

2012年8月 7日 (火)

“命を愛惜し、身を削って弱者に与える配慮、自然に対する謙虚さ”

P8071299  昨日から今日にかけて両親の介護をしている。朝6時半頃、玄関で話す声を聞いていると、自家から1㌔以上も離れている方からキュウリが届き、お袋がお礼に干物を差し上げている話であった。80歳過ぎの両親を気遣っての朝取りのキュウリである。

実家に帰ると老犬と散歩をするで、いつものように散歩に出た。両親の健康維持にビーグル犬と暮らすのにようにしたのだが、80歳過ぎた現在は散歩に出かけると「菜々」(犬の名前)に引きずられてしまうのでそれは出来ない。いつもの道を散歩をしていると慣れ親しんだ里山にはクリが実を付けていた。南相馬市の防災林用の苗木にできればと思った。

朝食に両親と南相馬市の防潮林づくりの話をし、潮水に強いカシワの話をした。昭和30年代には一家に1木のカシワがあったものだが、今は柏餅を作らないのでカシワの木は伐られている、という。そこで近所の旧家、母の実家にも電話をしてカシワを探すことにした。

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ペシャワール会報NO112号が事務所に届いたので中村さんのメッセージを読んだ。会報には、昨年の事業報告が載っていたが、中村さんは昨年を振り返って「自然とは人の運命をも支配する摂理であり、人の意識の触れることができない一線を画して厳存している。・・ともすれば、科学技術が万能で、人間の至福を約束するかのような錯覚に陥りがちではなかっただろうか。また自然を無限大に搾取できる対象として生活を考え、謙虚さを失っていなかっただろうか。・・必要なものは多くはない。恐らく、変わらずに輝き続けるのは、命を愛惜し、身を削って弱者に与える配慮、自然に対する謙虚さである。現地事業がその思いに支えられる限り、恐れるものは何もない」と、私に勇気とやる気を与えてくれた。

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月一度の両親介護をしているが、それが生活の一部にして暮らしている弟には頭が上がらないし、感謝である。その上、弟は狭い田圃で毎年美味しい米を作ってくれている。今年は、その藁を秋にいただいて南相馬市の森づくりと苗づくり用のマルチングにする。何もかも支えられていることに感謝だ。自然社会も人間社会も支え合うことで成り立っているようだ。

支えられていることを肝に銘じているならば、未来を生きる命の源である森との付き合い方は、中村さんのう言うとおりだ。人間の欲もほどほどに、暮らしも経済もほどほどにしていかないと自然からのしっぺ返しに多くの命が奪われる。しかし、原発を推進する政治や企業等に対する厳しさはほどほどであってはならない。67年前のアメリカ軍による日本人への原爆投下攻撃も原発推進も絶対に繰り返してはならない。

今日は立秋だ。沢風が秋の気配を届けてくれる日も近い。(OWL)

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