2025年9月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

« 2012年3月 | メイン | 2012年5月 »

2012年4月の30件の記事

2012年4月11日 (水)

恵みの雨が春を呼ぶ!

 

P4112631
 久しぶりの雨がポツポツと降った足尾でした。寒さと雪で春が足踏みしていたのですが、これで地中も温まり根も動き始めるでしょう。そんなわけで今日は、苗床の苗木も恵みの雨が降りましたので、蕾が一気に膨らむことを願いました。帰り道ではサギが春雨でシャワーを浴びている感じでした。

 

P4110831
 蕾が膨らむと一気に灰色や茶色の岩山を緑が覆い、いのちの森では幹や葉からフィトンチッドを発散して、それを吸い込むと私たちは癒されることでしょう。早く新緑の恵みを甘受したいものです。

 

P4112629
それにしても政府の原発再稼働ありきの新基準に関して、駄目な政治家を甘やかすことは大人の問題ですね。先ず私は、国政選挙で投票した政治家にその考え方を明確にさせることにします。

 

 

 

2012年4月10日 (火)

みちくさ、やっています!

 

3月まで冬期クローズでしたが、4月に入りみちくさがオープンしました。日差しは、春の暖かさを感じますが、西風が少しありその時だけは寒さを感じます。しかし、みちくさの中は、薪ストーブで暖かくなっています。私たち舎人は、森ともに会えることを楽しみに万全の準備をして準備をしました。しかし、松木を訪れるまだ、いませんでした。

みちくさの前の畑の川寄りにエサ場(シカ、猿、鳥等)を間伐材と竹を利用して作成しました。どんな動物がエサを食べにくるか楽しみです。

Dscf0111_11
 また、第1ゲート付近にあったパレットを軽トラで4回運搬して、みちくさの脇に移動しました。まだ寒い日があるかと思うと、薪ストーブの暖かさが大変ありがたく思いました。「石油ストーブなら一日燃やしていると2回は給油する」と舎人の小井土さんと話になり、自然の恵みにあらためて感謝をしました。(舎人:済賀正文・小井土英一)

今年の植樹会場用階段34段完成!

P4102620  朝は少しの間ストーブを着けないと落ち着かない感じでしたが、作業に就く頃には防寒具を着なくても寒くありませんでした。今日は一日ポカポカ陽気の中で仕事ができました。

 P4102621 今日は、柳澤事務局が責任者で岡安さん、森戸さん、鎌田さんの3スタッフが階段作りをやってくれました。さすがベテランスタッフの3人が揃いましたので、今年の植樹会場(臼沢の森)の階段34段を完成(写真)させてくれました。仕事は効率よく、道具を揃えて安全にやってくれました。

 P4102622 P4100820 仕事が終わって16時過ぎ、一同は次の作業の段取り等を話し合って家路につきました。皆さん有り難うございました。途中、いつもの所で水鳥が安らいでいるチャンスに遭い、シャッターを押しました。

P4070764

2012年4月 9日 (月)

気流に運ばれる放射能はご免だ!

P4082606  昨日と今日は春陽を存分に浴びることができました。昨日は松村さんがみちくさ畑にジャガイモを蒔きました。春陽に暖められた畑の土も温くなり、昨年植えたノビルと三つ葉が顔を出してくれました。P4092617

P4092618 昨日、筆者はピザ釜用の大谷石を運ぶために実家に帰り一泊してきました。大谷石15本を森びと号に積み、昼頃、足尾に着きました。積載量が1250㎏の森びと号なので走行には注意してきました。大谷石を降ろしていると、森びと看板前には大型バスが到着し、バスから降りてきた新入社員らしいき皆さんがガイドから説明を受けていました。

P4090797 昼食後は、みちくさ西側に小さな池を作ってみました。水を貯めてみるとどんな昆虫が寄ってくるか楽しみにしています。小さな水溜まりの生物社会を調べてみようと作りました。

P4092613 ところで人間の技術で気流をくい止めることはできるのでしょうか。気流が原因で春が足踏みしていますが、インド、ベトナム、中国、韓国の原発がもし事故が起きた場合、放射能はこの気流に乗って日本を汚染します。季節によってその流れは変わりますが、黄砂を放射能に置き換えてみると恐ろしいことがよく分かります。野田総理と関係閣僚による原発再稼働の新基準が出されましたが、それはいのちを守ることが第一でなく経済が第一であるように見えます。国内と世界に原発事故の責任をもつということはいのちを守るために「脱原発依存」ではなかったのか?

P4092611

2012年4月 8日 (日)

登山日和のいい天気でした

今日は朝から春を感じるとてもいい天気でした。
朝は風が冷たかったもの、昼になるにつれてとても
暖かくなり、まさに春という陽気でした。

Img_3677_7 

そうした天気ですが、みちくさに訪れる人がどうも少ないです。
どうしてでしょうか。アイスクライミングで訪れる人もいなくなり、釣りに訪れる人も
放射能の影響でこなくなったようです。

そんなことで午前中、臼沢へ登ってみました。
そこで、5月19日に開催される植樹場所の草刈のお手伝いをしました。
そこから眺める景色は絶景でした 。先に足尾銅山の煙突がみえます。
今年で、この臼沢の植樹も最後です。植樹されるみなさんにこの景色をみてもらいたいです。

Img_3689

Img_3683

前の山々を見ながら今日のような日、登山に最適だなと思いました。
登山にくる人がいてもおかしくないのに、午後3時ごろまで誰もみちくさに
よられませんでした。閉めようとしたそのとき、一人登山の帰りの方がみちくさへ
寄っていただきました。

昨年一度こられ、今回2回目とのことです。埼玉県在住で、
仕事の休みの都度、この松木周辺の山々を登られているとのことです。
今日も朝から、登られて今帰りとのことです。

その軽装にびっくりします。とても松木の山に詳しく、地図にない山を教えていただきました。
また、ぜひ寄っていろいろお話をきかせてください。

Img_3694
そんなことで、今日は、松木の山々の奥深さを感じながら、
日も長くなった松木をあとにしました。

舎人 小黒伸也・宮原哲也

2012年4月 7日 (土)

春よ来い、早く来い!

P4072589 2日目オープンの「遊働楽舎」本日、舎人の小井土さん、済賀さんは10時までにスタンバイしたようです。外は変わらずの時々雪が舞う寒い日でした。作業は今日も新松木の杜の開墾をしました。残りは5分1位で、明日には開墾が終了です。草の根が密集していた地中に雨や太陽光を与えて約一ヶ月間で元気になってほしいと願っています。

P4072593  ところでみちのく事務所・泉山理事から携帯メールが入り、大槌町では今月30日、宮脇昭最高顧問が提案している「いのちを守る緑の防潮堤」の試験植樹が行われるそうです。9日には現地で宮脇先生の講演会も実施されるようです。

P4072604 東京地区では桜が満開というニュースが流れていますが、足踏みしている足尾の春を写真でお知らせします。朝は霜柱を踏みつけて作業に向かいますが、ヤナギや桜の蕾はご覧の通りです。水仙は蕾すらありません。

P4072601

2012年4月 6日 (金)

鹿や猿たちに励まされて耕す松木の杜

P4060731  昨日と同じ様な天気の中を今日も開墾しました。スタッフの鎌田さんと9時に待ち合わせをして、ダムゲートに入りました。今日は朝から鹿たちの群れが2人を迎えてくれました。鎌田さんは間伐の皮剥ぎをやってくれました。10本の皮を剥いてやるぞと言っていましたが、そう簡単ではなかったようです。

P4062587  新松木の杜植樹会場の開墾は本日で3日目ですが、石が多くてはかどりません。約3500㎡ある植樹会場ですが三日目で半分程の開墾が終わりました。今日は猿の群れも現れて、小猿が母猿の背に乗って何かを教えられているようでした。天気は曇り時々晴れでしたが雪が舞った寒い一日でした。寒くても、鹿や猿を見るたびに早くいのちの森を育ててやりたいと思いました。

P4062594

2012年4月 5日 (木)

足尾・松木の春は足踏み中です

P4052626  今日の朝8時の気温は6度でした。先月には松木沢にも春が近づいていると発信しましたが、春は足踏みしています。今日も春雪が舞ったり雨が降ったりの一日でした。

P4050720  作業は松村さんが昨日運んできた間伐材の皮むきで、筆者が新松木の杜の開墾でした。皮はスムースに剥けないようで、松村さんは腰が痛いと言っていました。開墾は昨年同様に砂混じりの固い土を掘り起こし、この穴に草の根を上に向けて埋めます。昨年なら開墾していると鳥たちが集まってきたのですが、今年は集まってきません。そう言えばミミズ等の虫が見あたりません。寒さのせいかもしれません?。

P4050687  午後5時頃に足尾ダムの湿地を見ると水鳥が泳いでいました。とても鮮やかな色をしていましたので写真に撮りました。水鳥の名前は分かりませんので、誰か教えてください。また、鹿は餌を食べるのに忙しそうでしたので、口笛を吹いてこちらに気づいてもらいました。立派な角がついていましたので暫く見入ってしまいました。

2012年4月 4日 (水)

春雪と強風には参りました

P4042602  台風一過みたいに今日は青空が見えるかとおもいましたら一日中強風で雪が降っていました。今日は先月末に運び出した間伐材を柳澤事務局が自家用トラックで運搬しました。今市市の現地では4名のスタッフが間伐材をトラックに積み、昼頃にはトラックが足尾に到着しました。雪が舞う中で約50本の間伐を降ろしました。

P4042617  足尾作業所では小井土スタッフがグラインダー台を作ってくれました。これで唐鍬、鉈、鎌などの歯を削ることができます。これはイオン環境財団に無理を言って助成金の使途変更をお願いして購入することができました。今月から始まる穴掘りに使う唐鍬等の歯の切れ味が鋭くなります。

P4042625 午後は、臼沢の森の草刈りを松井理事、済賀事務局次長の2人が行いました。私は重機で新松木の杜の開墾を行いました。それにしても寒い日でした。

P4042620

2012年4月 2日 (月)

福島県の子ども達へ、春陽を届けたい!

Photo  昨日は新年度オープンの「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)でしたが、昼頃から雪が舞いました。寒い一日でしたので訪問者はいませんでした。初日当番の舎人・松村さんと鎌田さんはストーブに火をつけて暖をとったそうです。お疲れ様でした。

 Photo_2 東京は春爛漫という感じでした。浜離宮庭園を散策してみると菜の花が一面に咲き乱れていました。タンポポも春陽を浴び、桜も輝いていました。地面ではナメクジが日向ぼっこをし、メジロも密を吸っていました。散策をしている皆さんの顔も春陽を浴びて微笑んでいました。散策しながら想い出したことは、子どもたちを外で遊ばせたい福島県民の親の怒りと自然を敬う心でした。

Photo_3 Photo_4 Photo_5

森びと検索

最近のトラックバック