いのちを守る復興支援を進めよう!
現在、当委員会正会員の皆さんは来月開催される第7回通常総会の事業経過と事業計画案を検討しています。今年度の事業計画案のひとつに「いのちを守る復興支援に向けて」を提案しています。この案は、海岸防災林や森の防潮堤つくりを支援していこう、というものです。
今日はその現場である南相馬市を訪れ、海岸防災林予定地を見てきました。途中、原発事故から20㎞地点の進入禁止地域に立ち、原発に頼らない暮らしと社会の実現へ向けて胸を熱くしました。そこから地震と津波に被災した海岸付近を見て、南相馬市が計画している海岸防災林予定地とガレキ置き場に立ちました。その後、市役所で農林水産担当者から防災林計画の現状を聞きました。市に対しては、私たちができる支援を提案してきました。今後は市の計画の全体像が明らかになり、そのモデル防災林づくり案に沿った支援を行っていくことになります。
今日は同行してくれた森びとインストラクターの岩橋さん、大津さんにお世話になりました。福島駅へ帰る途中、通過した飯舘村の灯りが消えた民家を車窓から見て、「復興とは」ということを考えさせられました。26日のTBS「サンデーモーニング」ではこの森の防潮堤づくりが取り上げられるそうです。
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