社会を変えるのは犠牲が伴う
連日の雷と大雨の足尾です。午前中は晴れ、午後は雷雨という天気で植物(草)は元気で伸び放題です。2年から3年前に植えたブナやヤマザクラ、ヤマモミジなどの幼木はその勢いに負けています。
先月下旬の3日間と今月6日~7日にかけてJREUの育樹ボランティアが行われました。延べ100名程の組合員の皆さんが臼沢の森に登り、幼木たちに元気を与えてくれました。皆さんは昼食を14時頃に遅らせる作業方法で一気に草を刈ってくれました。本当にありがとうございました。
昼過ぎは雷雨のために鎌を持った作業は非常に危険なために、この作業方法は賢明でした。作業を終えた皆さんは、濡れた身体を拭いて水分を要求している身体に冷たい飲み物を補給していました。植樹をしながらの懇親会では、原発事故と自然エネルギー利用について話が弾んでいました。
6日の広島平和記念式典では、松井一実市長が「早急にエネルギー政策を見直す」ことを政府に求め、菅首相は「原発に依存しない社会を目指す」ことを表明しました。現代は“自然の恵みを暮らしに活かす”時代になりました。スローガンだけでは原発に依存しない社会は達成できません。私たちの生活の中で自然エネルギーの有り難さを感し、その意識を世界の“森とも”の力に発展させていくことなしには達成できないのではないでしょうか。JREUの懇親会を聞いてそんなことを思いました。
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