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2011年8月の16件の記事

2011年8月30日 (火)

生物社会の掟に学ぶ森づくり

Photo  京都市で開催したフォーラムから10日間が経ちました。夏休みもあと1日を残すまでになり、間もなく9月を迎えます。国会では新しい総理大臣が本日決まる見通しです。どんな再生可能な自然エネルギー政策が打ち出されるのか楽しみです。

Photo_2  森を散策してみると、アオハダ、エゴノキ、ハクウンボク等の実が枝から垂れ、オオカメノキ、ナナカマド、コシアブラ等の実は初秋の光り受けて熟するのを待っています。これらは鹿や熊、鳥や虫の餌として、昔は私たち人間の食量となっていました。昨年豊作であったミズナラのドングリは、今年、見あたりません。

Photo_3  Photo_4 生物社会の掟は自然環境の変化によって個体は減少しますが、子孫は絶やしません。森に入って観察するとこのような事が実感できます。人間社会に取り入れるべきことが生物社会には沢山あるようです。まもなく9月、足尾と八幡平そして会津の森で“森とも”の皆さんと次世代に豊かないのち森を引き継げるように、楽しい汗を流していきましょう。

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2011年8月28日 (日)

人間と森が育んでいる豊かな生態系に驚き?

Img_0188_3 8月最後の日曜日、天候にも恵まれて多くの方が松木沢・「みちくさ」を訪れてくれました。宇都宮市から来られたご夫婦は、半月山をはじめ色々な所を訪れていますが松木沢に入ったのは初めてと言うことでした。お二人には、舎内二杯っていただきアナグマやツキノワグマの映像を観てもらいまししたが、目の前にアナグマやツキノワグマが棲息していることに驚いている様子でした。また、桐生市から訪れた60才男性は写真撮影に来ている様子でしたが、急いでいたせいか「自然を大切にしなければいけない」と言って、松木沢を後にしました。下野市から来た60才代の男性は会社の山岳部で月1回は山に入っている方でした。この方からは、食事をしながら皇海山への登山ルートや休憩場所などを教えて頂きました。さらに、「何か手伝うことがあれば協力します」と申し出てくれました。今市市から来た70才代の男性は、ハゲ山の絵を描くことが好きで松木沢に来た、と言っていました。

13時頃には、足尾の歴史をガイドしている山田組の山田さんが日光市生涯学習の皆さんを案内してくれました。皆さんには、アナグマやツキノワグマの動画を観ていただきましたが、皆さんから「オー」という歓声が上がり、足尾の自然に感動しているようでした。その中の一人の石川さんは、「ここで石川啄木と遭うとは思わなかった」と言って、大人の絵本「サルと人と森」を買って頂きました。

 14時25分頃、アナグマやツキノワグマの動画を提供してくれている坂本さんがみちくさに来て、「臼沢の森に熊が入った」と言ってその映像を見せてくれました。今日は出会いが多く、新しい“森とも”に会った気がしました。(舎人:松井 富夫、済賀 正文)

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2011年8月27日 (土)

足尾も雨が降り続いています

9時25分現在、天気は曇りでしたが、非常に蒸し暑い日でした。sweat01

11時40分に釣り人が1人通りかかったので、声をかけましたが、「急いでいますので」と先を急がれていましたので、深追いはしませんでした。

残念ながら、この方以外は通る人はいませんでしたので、みちくさの周りの草刈りを集中してやっていました。雨が多いのでずいぶん成長が早いようです。

午後に岡安舎人が松木の杜の巡回に行きました。10本ほどのヤマザクラの苗木に支柱を支える針金が幹に食い込んでいましたので、外してくれましたhappy01

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上の写真は新しいみちくさの住人です。入口の横、伝言板の横に巣を作り始めました。名前はまだありません。

(舎人:岡安幸治・小林敬)

2011年8月26日 (金)

誓い合った「宣言」は実現するためのもの

Dscf0058  再生可能な自然エネルギーを買い取る法案が本日、参議院で可決されるようです。その後菅首相の退任があるようです。菅首相は今月6日、広島市長の平和宣言を受けて「原発に依存しない社会をめざす」との考えを示しました。しかし、新聞、ラジオ、テレビ等の報道によると菅首相のその考えは次の政権では引き継がれないような気がします。本日可決される法案の行方が心配です。

 私たちは20日に開催したフォーラムで「森林を守り育てるためにも、再生可能な自然エネルギー政策らシフトすべきだ」と、宣言しました。そして、私たちは、“自然(森)の恵みを暮らしに活かす”社会を願って、日本の森を元気にしていくことを誓いました。(宣言文は下のファイルをクリックしてください)ここをダウンロード 

 誓ったことは合掌しているだけでは実現できませんので、そう願う地域の皆さんとスクラムを組んで府知事、県知事や市長に自然エネルギー施設の建設要求等について話し合っていければと思っています。社会を変える主人公は私たちですが、変えるには主人公が汗を流さなければならないと思っています。Dscf0081 (写真下は宣言を読み上げる小林敬さん)

2011年8月23日 (火)

山形県ファンクラブ、ナラ枯れ調査はじめる

Dscf0836 当委員会がフォーラムの準備で大忙しの8月18日、ナラ枯れの猛威で悩んでいる山形県内で「森びと山形県ファンクラブ」は、山形市からナラ枯れの現状を観察してきました。場所は山形市蔵王温泉近辺の山林で、14名の皆さんでナラ枯れの実態を観察してきました。

当日は雨模様でしたが、講師の山形公益の森づくり支援センターの白壁さん、山形市役所森林整備課の3名から現状の様子、そして対策などの説明を受けました。それによると、残念ながら山形県は全域でナラ枯れが広がっているとのことでした。そして対策は薬品注入ということでしたが、経費の問題もナラ枯れに追いつかないとも言われました。

 Dscf0830 終了後、参加者で意見交換をしたところ、山形市から参加した栃窪さんは、「私たちの住む山形市の近辺でこれほどナラ枯れ進行しているとは思わなかった。早くしっかりとした対策を取らなければ大変な状況に陥ってしまう」、と感想を述べていました。

Dscf0840 こうしたことからも、今後は森びと山形県ファンクラブの活動が注目されるし、その内容が問われていると思いました、当クラブでは、森びとプロジェクト委員会が計画している「炭による樹勢回復実証調査」に協力し、学んだ事を山形県内に活かしていきたいと考えています。

支援センター、山形市の皆さん、ナラ枯れ現地を案内して頂き有り難うございました。                                                   (山形県ファンクラブ代表・福澤発)

2011年8月22日 (月)

ナラ枯れ特効薬は、”人が森と生きていくために結集させる知恵と実践”

Dscf0061  20日、京都市・立命館大朱雀キャンパスに参集した森ともの皆さん200名は、ナラ枯れを防除し、自然(森)の恵みを暮らしに活かす社会を願って日本の森を元気にしていくことを誓い合いました。

Dscf0016  開会にあたって主催者の岸井成格理事長(NPO法人森びとプロジェクト委員会)、柴田晃立命館大客員教授の両氏は、文明と地球が岐路に立たされている現代に生きる私たちのやるべきことを討論してほしい、という主旨の提起を行いました。Dscf0021 来賓には、近畿中国森林管理局長・本村裕三氏のあいさつを代読した森林管理局計画部長・木暮甲吉氏、日本の森を元気にする議員連盟を代表して衆議院議員・山崎誠氏が出席され、ご挨拶を頂きました。また、フォーラムには、内閣官房副長官・福山哲郎氏、衆議院議員・奥村展三氏、京都市長・門川大作氏から祝電とメッセージが届きました。

 約4時間にわたる質疑・討論では、最初にナラ枯れの調査・研究をしてきた神戸市・細井直樹氏、東京都・村上幸一郎氏の両氏から活動報告がされ、それを受けて「ナラ枯れの特効薬は何か」を巡って討論が行われました。カシナガの駆除・防除等でナラ枯れ防止が行われていますが、討論では、ナラ枯れは日本各地に広がっている現状に鑑み、土壌汚染や環境汚染等の視点からも原因解明をしていくことが訴えられました。

 最後に「フォーラム宣言」案を採択して第4回「森と生きるキャンパスフォーラム2011in立命館」は幕を閉じました。その後、希望者で開催した懇親・交流会には約80名が出席、交流の中では座長・岸井成格理事長から提案のあった「炭による樹勢回復を関西でも実施しましょう」、の実施に向けた意見交換が進められていました。

Dscf0083  フォーラム成功は、立命館大学生の皆さん、府立大学生の皆さんたちの準備の賜物です。夏休みを返上した準備をしていただきありがとうございました。(フォーラムの報告は随時ブログで発信していきます。皆さんの感想、ご意見をお待ちしています)

2011年8月19日 (金)

ナラ枯れ特効薬は探せるか?目標は日本の森を元気にすることだ!

P8192128  本日は京都にいます。9時30分過ぎに小林正秀先生とドッキングして、明日の観察会会場の建勲神社ルートをチェックしました。昨日までの猛暑の勢いはなく、今日の京都は26度位でした。

P8192126  建勲神社入り口には「区民の誇りの木・シラカシ」にカシナガが穿孔しないように防除が行われていました。神社の鎮守の森に生えている樹木は比較的若いので、何故なのかあー、と話していましたら、多分、市民が送り火を見られるように伐ってしまったのだろう、ということになりました。その辺のことは明日、宮司・松原宏さんに聞いてみることにしました。

P8192137  チェック後は、小林先生の教室である府立大で学生達との調査成果の一部をみせていただきました。最初に見せてもらったのは捕獲した何十万匹のカシナガでした。この虫が弱ったナラ等に最後の攻撃をかけているという話を伺いました。明日は、第4回「森と生きるキャンパスフォーラム2011in立命館」の開催日です。現地で準備をしてくれました立命館大の学生の皆さん、府立大学生の皆さん明日の本番までよろしくお願いします。

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2011年8月15日 (月)

来月23日の森づくりをお楽しみに!

P8152120  今日は朝7時から草刈りをしました。場所は臼沢の森で30度ある傾斜の階段を約550段登ったとこです。天気は晴れ、松木沢から吹き上げる爽やかな風を受けながら2時間ほど草を刈りました。

傾斜地での草刈りなので足場をしっかり固定をして作業をすすめました。9月23日には、この地に2千本以上の苗木を植えていきます。

P8152116  階段を登っていく途中には、昨夜降った雨を葉に集めているカツラが元気な姿を見せ、その周辺にはイタチハギの小さな薄い紫色の花を付け、“秋はそこまで来ているよ”、と言っているようでした。

 P8152110 その後は下山して新松木の杜の草刈りをしましたが、30分もすると豪雨が降りだしました。作業を中止して私たちは「どくだみ荘」に戻り、濡れた身体をシャワーで洗い落としました。丁度昼食時間でしたので、栃木県名物?の「ニラ蕎麦」を作って食べました。

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2011年8月14日 (日)

足尾の松木沢ではツクツクボウシが鳴き始めました

P8142107  今日のみちくさの風は松木沢の水の冷たさを運んでくれていました。10時頃に訪ねてきたのは、アメリカ車のキャンピングカーで乗り付けた周藤さん一家でした。実は、周藤さんは仕事の延長でみちくさを訪ねてきました。

 周藤さんは太陽光発電を設置する下見で来てくれました。9月23日までには太陽光発電を設置する計画のために現場を見て、見積もりや工事計画を立ててくれました。娘さん三人は自然派人間で、松木沢での水遊びや鹿ウォッチングにはとても自然に親しむ感じでした。

 P8142105 みちくさ周辺の森ではツクツクボウシが鳴きはじめました。今日の「どくだみ荘」の朝は涼しいので毛布を掛けるほどでした。立秋は過ぎましたが、ツクツクボウシを聴くとやはり秋はそこまで来ているのかもしれません。(舎人:仁平範義、済賀正文)

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2011年8月13日 (土)

ナラ枯れが30都府県・被害量は33万立方メートルとなった!

P8132094 昨日から高速道路渋滞や鉄道の乗車率報道を多く耳にしますが、今年は故郷へ向かう家族の皆さんの声や顔には故郷への想いが強く滲んでいる気がします。それは故郷へ返りたくとも返れない原発事故で避難生活を強いられている皆さん、自然の恵みで生活している牧場経営者や稲作生産者、漁業の皆さんの生活苦と生活不安が頭から離れないからでしょう。

P8132098  今日の毎日新聞には、林野庁発表の「ナラ枯れ被害量」が報道されていました。昨年度の被害量は対前年で1,4倍増加の約33万立方メートルでした。発生地は30都府県に拡大したそうです。このまま放置していると農漁業への悪影響、災害を引き起こすことになってしまいます。原発事故による被害を含めると、自然(森)を元気にする活動は緊急を要しますね。20日に開催する第4回「森と生きるキャンパスフォーラム2011in立命館」の討論が大変重要な意味をもちます。なお、林野庁は本年9月を「ナラ枯れ被害調査強化月間」に設定し、全国的な調査を実施するそうです。

P8132102 今日は気温30度を超す中で草刈りと階段作りをしました。どちらの作業も9月23日に開催する第23回足尾・ふるさとの森づくりに向けたものです。階段作りは事務局の小川君一人で完成させてくれました(階段名は「10B階段」です)。草刈りは臼沢の植樹会場用の場所を刈り払機で行いました。松木の杜のクリが小さな実を付けていました。

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