ナラ枯れが30都府県・被害量は33万立方メートルとなった!
昨日から高速道路渋滞や鉄道の乗車率報道を多く耳にしますが、今年は故郷へ向かう家族の皆さんの声や顔には故郷への想いが強く滲んでいる気がします。それは故郷へ返りたくとも返れない原発事故で避難生活を強いられている皆さん、自然の恵みで生活している牧場経営者や稲作生産者、漁業の皆さんの生活苦と生活不安が頭から離れないからでしょう。
今日の毎日新聞には、林野庁発表の「ナラ枯れ被害量」が報道されていました。昨年度の被害量は対前年で1,4倍増加の約33万立方メートルでした。発生地は30都府県に拡大したそうです。このまま放置していると農漁業への悪影響、災害を引き起こすことになってしまいます。原発事故による被害を含めると、自然(森)を元気にする活動は緊急を要しますね。20日に開催する第4回「森と生きるキャンパスフォーラム2011in立命館」の討論が大変重要な意味をもちます。なお、林野庁は本年9月を「ナラ枯れ被害調査強化月間」に設定し、全国的な調査を実施するそうです。
今日は気温30度を超す中で草刈りと階段作りをしました。どちらの作業も9月23日に開催する第23回足尾・ふるさとの森づくりに向けたものです。階段作りは事務局の小川君一人で完成させてくれました(階段名は「10B階段」です)。草刈りは臼沢の植樹会場用の場所を刈り払機で行いました。松木の杜のクリが小さな実を付けていました。
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