“心に木を植える”躍動音が響いているよ!
昨夜は強風が吹き荒れました。心配していたように松木に植えた桜(一本)が斜めに動いてしまいました。今日の作業はまず、この桜を固定しました。これからも強風が吹き荒れるので小さな蕾を付けている20本の桜をチェックしました。チェック終わる頃、若い男女が歩いてきましたので挨拶をしました。メモ用紙を持って見学している様子なので声をかけましたら、二人は名古屋から来た小学校の先生でした。名刺をいただくと学校法人南山(なんざん)小学校の教諭で、子どもたちに森づくりを身体で学んでほしいので見学している、ということでした。
先生とは足尾の緑化事業の苦労、足尾銅山の光と陰そして森をつくると生態系が豊かになっていくこと等、30分程の話をしました。先生方はとても真面目で、子供の未来を切りひらく現場での体験的教育を真剣に考えていました。森づくりをやっている私たちにとってはこのような先生方と会えると、やり甲斐とやる気が湧いてきます。
そんな嬉しい気分で今日は、事務局次長・済賀くんと温かい東南東の風を受けながら「みちくさ」入口の床に石を敷きました。その後は、「森びと広場」から「みちくさ」へ上る階段を作りました。
先日はお忙しい中、様々な質問に御親切にお答えいただいてありがとうございました。
昨日はじめて松木地区の地形図を子どもたちに見せたのですが、荒れ地の地図記号の多さにびっくりしていました。
今後、森林の役割や、それを守るための取り組みについて学んでいこうと思っています。
投稿: 南山 水越 | 2011年3月 3日 (木) 12:08