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2010年8月27日 (金)

動物の嗅覚力を忘れてはならない

2010_0826_110349dscf7337 26日の足尾の気温(10時頃)は30でしたが、風もあり作業は順調に進みました。ところがちょっとした油断が動物たちにも私たちにも害を与えてしまう状況をつくってしまいました。

 午後は松木の杜の草刈りと臼沢の階段整備、新しい小屋の作業をしました。作業を終えて小屋に戻ってくると、お昼に食べた弁当を包んでいたビニールやカップラーメンの空容器・蓋などが床に散乱していました。午後の作業に行く際はゴミ用の段ボールに廃棄しましたかが、全てのドアを開けっ放しで作業に出かけましたので小屋に小動物が入り込んであさった様です。小動物の隠れられそうなところを探しましたがそれらしき動物は見あたりませんでした。食べ付けない物が食べられると覚えさせては大変です。暑いから、少しぐらいの時間なら、とちょっとした油断で大変な状況を生み出してしまうのだと反省しました。

また、松木の杜の桑、サクラ、エノキなどの葉がシカに食べられていました。侵入口は松木の杜の入り口を少し左に進んだ所のネットが垂れ下がっていたところでした。これで3回目ですので私たちは人為的ではないかと思っています。何故なら、鹿とはいえ柵のポールを曲げてまでネットを垂らすことは不可能だろう、と思っているからです(鹿の食害と向き合ってきた専門家に相談中)。この付近には新しい鹿の足跡がありましたので今朝までシカが松木の杜に入っていたことが伺えます。畑も若干荒らされており、担当の松村さんは少し落胆していました。(報告:小林敬事務局員)

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