5年間の「歓・汗・感」を分かち合う!
昨日は五月晴れの中、山と心に木を植えました。第17回足尾・ふるさとの森づくりには総数830名もの皆さんが参集してくれました。臼沢の森には約350名が登り1023本の木を植え、松木の杜では約450名の皆さんが1600本の木を植えました。
標高約970㍍地点の臼沢の森では1人3~4本の苗木を運び、植樹場所に待機していた森びとインストラクターからアドバイスを受けながらブナやミズナラ等の幼木を大地に植えました。松木の杜では5周年記念として国蝶・オオムラサキが舞う杜をつくろうとエノキを植えました。その後、参加者の皆さんは事前に掘ってある穴に枯れ草や石、黒土、腐葉土そして炭を混ぜ合わせた中に幼木を植えました。
10時30分頃から始まった植樹は昼過ぎには終わり、弁当を食べた後には5周年記念イベントが始まりました。森びと那須ファンクラブの皆さんが準備した餅つき、群馬県ファンクラブのコンニャク作り、栃木県ファンクラブの椎茸作り、埼玉県ファンクラブの丸太切り体験等が実施されました。参加者皆さんの注文にすべて応えられずに申し訳ありませんでした。13時30分頃からは「森びと集い」が始まり、宮脇昭最高顧問の感謝のことば、参加者の一言メッセージ、森づくり報告が行われました。集いでは真剣な顔、笑い顔や笑顔と拍手が湧くなど森びとならでは5周年を共有できたのではないでしょうか。
参加者皆さんが帰路についたころから事務局関係者・森びとインストラクター・サポーターは後片付けをし、事故や怪我もなく笑顔で帰っていただいた準備・運営ができたことを喜び合いました。急こう配の臼沢の植樹希望から緩斜面の松木の植樹へ変更してくださった皆さんには感謝します。臼沢の森の植樹場所は年々狭くなり勾配も急になっていますので、安全第一を貫こうと人数制限させていただきました。
3月から準備作業を手伝ってくれました事務局スタッフ、JREU組合員の皆さん、足尾町の皆さん、また支援してくれました県、市、企業、労組そして多くの個人の皆さんありがとうございました。
大変お疲れさまでした。
今年も家族4人で参加させていただき、臼沢の植樹地に登り木を植えて行きました。
一言メッセージの時、足尾出身の山田組の方と役所の方の「子供の頃は山と言えば、黒や茶色や灰色だった。それが、今では緑がたくさんの山になった。感謝している」と言う感想が印象的でした。
人間は間違いも犯すけど、それを乗り越えて行く力もあるのだと改めて思いました。宮脇先生の言う通り、木が無ければ地球上のあらゆる生き物は生きていけなくなると思います。そこに気付いたのだからこれからも一生懸命、山と心に木を植えて行きたいと思います。ありがとうございました。
投稿: セコム | 2010年5月17日 (月) 00:08