友だち(ドングリ)と仲良くする心を植える
20日に秋を探した児童87名は、大切な友だち(ドングリ)と3年間仲良くする授業を受けました。その授業は24日の朝、8時45分から始まりましたが、児童たちは森で秋を探したような元気が感じられませんでした。その訳は、今日の授業は父兄参観でしたので、お母さんたちを気にしていたのかもしれません。
最初は、「ドングリ先生」が20日の復習を行い、その後は大切な友だち(ドングリ)と3年間仲良くするためのアドバイスがありました。「秋はおいしい、秋はきれい。おいしい物やきれいな葉は校長先生も、お母さんも、総理大臣も作れません。木だけが作れます。だから木は友だち、友だちとは仲良くする。友だちのドングリは動けません、小さなポットに入って根を出して冬を越します。春になると芽が出ます。この小さなドングリが大きな木になって、おいしい物やきれいな葉を作ってくれます。冬は寒くならないように毛布(マルチング=落ち葉)をかけてやってください。3年生になるまでこの友だちと仲良くしてください」、とドングリ先生から話がありました。
その後は、父兄の皆さんも混じって、森びとインストラクターのアドバイスで小さなドングリにいのちを吹き込みました。一人2つのドングリをポットに蒔き、トレイに入れてプラタナスの下に並べました。あっという間に授業は終わり、父兄も入ってグループ毎に記念写真を撮りました。最後に、授業を企画したNPO法人幸まちづくり研究会と第61回全国植樹祭神奈川県実行委員会から記念品が児童に贈られ、今年の授業は修了しました。次回は、来年の春に芽が出る頃に開かれる予定です。
スタッフの皆さん、森びとインストラクターの皆さん、1年生の心に木を植えて頂きありがとうございました。
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