« 2022年6月 | メイン | 2022年8月 »

2022年7月の10件の記事

2022年7月31日 (日)

雷様(らいさま)に敬意を表して森作業

Dscn8350  今日の森作業は、森づくりスタッフから事前に連絡をもらった①大雨が続いたので、民集の森と臼沢西の森獣害ネットの点検、②臼沢の森のネットの破損個所の修繕を行いました。

Dscn8351  民集の森の東側山裾よりの斜面は、今まで2度大雨による土砂流入で獣害柵が壊されました。そんな記憶がよみがえりましたが、何事もなくホッとしました。

Dscn8353  臼沢西の森は、落石による被害はありませんでしたが、東側の柵の外にシカの死骸があったため、クマと思われる柵の乗り越えによって、一部が壊れていました。

Dscn8359

久し振りの臼沢の森は、とても涼しい世界をあたえてくれました。少し登ると昨年苦労して作った階段が現れます。とても登り易く、続きの修繕を今年も頑張ってやりましょう。

Dscn8362弘永スタッフは、獣害ネットの修繕を行いました。既設のネットの内側に作ったネットに大きな穴が空いていました。

Dscn8363

ネット修繕が終わるころ、雨が降り始めました。急いで下山を始めましたが、森の効用でほとんど濡れずに済みました。しかし、作業小屋に着いた頃は、激しい雷雨となってきました。

Dscn8364

 足尾ジャンダルムも、朝の様相とは一変してしまいました。


Dscn8365

この雨の中、手洗い場近くにアナグマが現れ、一心不乱にエサを探していました。

Dscn8368

小雨になってくると、山々は霧に覆われてきました。この機を逃さず「みちくさ」に、出来立てほやほやの「森の木魂」第7号をセットしてきました。、


Dscn8370

Dscn8371

本日の森作業は、弘永、橋倉(筆者)でした。

2022年7月24日 (日)

夏野菜の収穫と森作業

2 昨日(7/23)の南相馬市の苗場の天候は、曇り空で湿度が高くジメジメとしていました。海水の温度と地上の温度の差によって、しばらく苗場周辺は濃霧が立ち込め幻想的な様相でした。

2022723_2_2

 冷たい麦茶を飲みながら作業の打ち合わせを行いました。岩橋事務局からは、コロナ感染拡大と熱中症対策によって作業が「延期」となり1か月ぶりの作業となりました。スタッフ間の連携で自主的に水撒き作業も行われたことの報告がなされました。苗場、農園周辺の草は伸び放題でした。早速、手鎌による農園周辺の草刈りと苗場内の草抜き作業を分担して行いました。

2022723_3

3

 農園内の草刈りを担当した渡部、松林さんは、草にも負けず大きく生長した大事なスイカ、メロンがカラスや野生動物に食べられないように網袋を活用し保護していました。(現時点でスイカ7個、メロン3個保護中)カボチャ4個とキュウリ4本は収穫しました。苗場内の草抜きも終って、食べ頃のスイカを試食することにしました。今年初めてのスイカです。その味は、とても甘くておいしかったと大きな口でがぶりついていたスタッフ。次回の作業にも食べようと夏野菜の予約をしていました。

2022723_2_3

2022723_2_4

2022723

 昨日から3年ぶりの相馬野馬追が始まり南相馬市の街中は、神旗が飾られ活気が見られました。相馬野馬追の功労者として出陣する応援隊の菅野副代表は、復興再生と若武者の育成等にも力を入れ、さらに森作業にも積極的に参加しお互いに議論を深めあっています。まだまだ猛暑日が続きますので熱中症とコロナ感染対策をしながら取り組んでいくことを確認し作業を終了しました。渡部代表からは夏バテしないようにとニンニクの差し入れがありました。ありがとうございました。

2022723_2_7

<収穫されたカボチャ、キュウリは参加されたみなさの食卓に>

2022723_2_6

本日の作業者は、渡部代表、松林さん、山田さん、岩橋さん、岩橋恵美さん、筆者(東城)でした。

お疲れさまでした。                      (報告 東城敏男)    

2022年7月23日 (土)

蜂対策を万全にして、「臼沢の森」上3段目草刈り終了。

 7月23日、足尾松木は8:40、24℃、快晴です。今日の作業は、「臼沢の森」上から3段目エリアの草刈りです。先日、ハチに刺されたスタッフが病院に行く事態になったため、今日はゴム手袋で行いました。また、草刈りに前に竹棒で草を叩いて、蜂が出てこないかを確かめてから作業に入りました。Img_3793 Img_3794 Img_3796 Img_3798 小さな苗木が草の中に埋もれています。刈り払機だと苗木を切る恐れがあるため、鎌での手刈りです。11:30頃、「臼沢の森」上から3段目の草刈りが終了しました。

Img_3804 Img_3805 Img_3809 Img_3812 午後の作業は、10月1・2日に植樹を行うことになった、「りんねの森」土地改良ブロックの穴掘りを行いました。一人5個、4人で20個の穴を掘ることを目標にしましたが、終わってみると21個掘っていました。

Img_3823 Img_3826 本日の作業者には、筆者(加賀)と同じ町内会の村岡さんが1年ぶりに参加して下さいました。昨年も臼沢の草刈りで、暑くて急な斜面での作業に驚いていましたが、「今日は松木川からの爽やかな風が気持ち良く昨年より楽でした。また来たいと思います。」と言っていました。

 本日の作業者は、福原さん、弘永さん、村岡さん、筆者加賀でした。お疲れさまでした。(報告:加賀春吾)

2022年7月20日 (水)

松木渓谷から吹き抜ける風が心地よい臼沢・臼沢西の森の草刈り

 本日は7月20日(水)、育樹デーです。足尾の天気は晴れ。雲が多く9時の気温は25℃でした。さっそく朝のミーティング、加賀スタッフから本日の作業説明を行い、午前中は臼沢の森と臼沢西の森の草刈りを行い、午後はりんねの森の土壌改良ブロックに植樹用の穴を掘る作業を行うことにしました。Dsc06620

Dsc06626

 臼沢の森は加賀さん、済賀さん、筆者清水。臼沢西の森は鎌田さん、山本さん、松村宗雄さん、松村健さん、柳澤さんに班分けしました。臼沢の森は刈り払い機と鎌での手刈り、臼沢西の森は鎌での手刈りです。道具を軽トラックに乗せ臼沢の森に出発しました。

Dsc06628

 臼沢の森の階段を上り、まずは最上部から2段目の植樹地の草刈りを行いました。草を刈ると虫たちが飛び跳ねてきます。出てきた虫を食べに来たのか、ウグイスが木の上で鳴いています。また、ヒグラシの鳴き声も響きわたり、トンボも飛び交っています。これから夏本番ですが秋の気配も感じられる草刈りとなりました。

Dsc06632

Dsc06636

Dsc06641

Dsc06646

Dsc06657

Dsc06668

 長袖シャツで草刈り作業を行うため体がほてってきますが、松木渓谷からの風が臼沢西から臼沢の森へと吹き抜け、体を冷やしてくれました。臼沢の森は3段目の半分まで刈り進むことが出来ました。草の中に埋もれた苗木も多く、鎌での手刈りも慎重に行いました。

Dsc06680

Dsc06690

Dsc06654

 臼沢西の森では西側の上部から草刈りをスタートさせ東側へと刈り進めました。草を刈っていると草の中に蜂が潜んでおり、松村健さんが左手の指をアシナガバチに刺されてしまいました。すぐに刺された箇所の毒を出し、水ですすいだ後、氷で冷やしました。済賀さんに同行していただき足尾双愛病院に向かい診察と治療をしていただきました。

Dsc06629

202207202

 臼沢西の森の植樹地は、土留めに細長い甲羅板を使用しており、石や岩を甲羅板側に寄せて黒土をいれるため、隙間に蜂が巣を作るようです。なので、どこに巣があるか見つけるのも難しい場所になっています。終了ミーティングで、「刺されてからの対処ではなく刺されないように長い棒で草むらをたたき、蜂が潜んでいないかを確認したらよいのではないか」「薄手の手袋ではなく、ゴムの手袋や皮手袋、厚手の手袋を使用するようにしよう」など意見を出し合いました。

202207203

202207204

202207205

 午後の作業は、臼沢の森入口東側の金網が倒れており、鎌田さんと山本さんが新しい獣害柵を軽トラに積み修繕に向かいました。松村宗雄さんはみちくさの畑の草取り、他のメンバーはりんねの森の土壌改良ブロックの穴掘りと苗木への撒水を行いました。

Dsc06761

Dsc06766_2

 土壌改良ブロックは土壌の中に小石や岩がごろごろしており穴を掘るのも一苦労。ツルハシ、マンノウ、スコップを使い穴を掘り、黒土を入れて元の土壌と混ぜて篠竹を立てて目印にしました。18か所の植樹場所をつくりました。

Dsc06769

Dsc06773

 草取りを終えて、りんねの森に合流した松村宗雄さんから「甘茶(アマチャ)の花が咲いた」と報告があり、林子さんが写真に収めてくれました。

202207201

 15時過ぎに作業を終了し、道具を片づけ、終了ミーティングを行い16時に解散、帰路につきました。今日は、柳澤さんが玉ねぎとお菓子、松村宗雄さんがピーマン、林子さんがお菓子を差し入れてくれました。ごちそうさまでした。

Dsc06788

Dsc06725

Dsc06758

 本日の森作業は加賀さん、鎌田さん、山本さん、松村宗雄さん、松村健さん、柳澤さん、済賀さん、林子さん、筆者清水でした。(報告 清水 卓)

2022年7月18日 (月)

臼沢上2段目の草刈りと柵修理を行いました。

 7月18日、8:20、足尾松木は快晴、気温は22℃、久しぶりに真夏日になりそうな天気です。

今日は「臼沢の森」上段から2番目の草刈りと、前回最上部の獣害防止網が破られている所があるのを確認していましたので、亀甲金網を持参し修理をすることにしました。今日は、小柴さんが初々しい後輩を連れて来て下さいました。刈り払機を扱うのは初めてということで、まずは小柴さんから講習を受けていました。

Img_3752_2 Img_3755 Img_3754 「臼沢の森」の階段600段を、刈り払機、亀甲金網、水などを持参し登っていきます。小柴さんの後輩上野さんは学生時代に陸上100mの選手だったそうで、体力には自信がありそうです。軽々と登っていきます。草刈りも講習の成果がすぐに現れているようでした。Img_3756 Img_3761 Img_3762 休憩を取り、水分補給をしながらの作業です。今日は、約半分ほど終了しました。その後、破られている獣害防止網の修理を行いました。前回確認した所だけでなく、あちらこちらに穴が開いていましたので、修理を行ってきました。

Img_3758 Img_3768 ここまでの作業をして時刻を見ると既に13:00になっていました。下山途中で、上野さんに作業の感想を聞くと、「初めてでしたが楽しかったです。」と言っていました。「今度は一人でもいいので来てください。」お誘いしました。下山後、昼食を涼しい「うんしゅう亭で」とり、その後、筆者加賀は「りんねの森」土地改良ブロックに穴を掘る予定でしたが、体力の消耗が激しく断念。上野さんと苗床に水やりを行いました。小柴さんは、刈り払機のメンテナンスを行ってくれました。。そして、森の案内のパンフ作成に使うためのドローン撮影を行いました。

Img_3769 Img_3784 Img_3776 Img_3781 Img_3771今日の作業者は、小柴さん、上野さん、お疲れさまでした。そして、筆者は加賀でした。(報告:森づくりスタッフ 加賀春吾)

2022年7月10日 (日)

臼沢の森、最上段の草刈り終了しました。

 今日(10日)足尾松木の気温は8:20で23℃ありました。余り風も無く快晴の空を見ると、今日も30℃を超す暑さになりそうです。

 打ち合わせは、いつもの作業小屋ではなく、「うんしゅう亭」で行いました。とても涼しく行うことが出来ました。本日当初の予定では「りんねの森」赤土エリアに植樹をする予定でしたが、このところの異常な暑さで植えても直ぐに枯れてしまうことが必定だろうということで、植樹は延期することとし、「臼沢の森」の最上部、昨日草刈りをした残りの部分の草刈りをすることとしました。Img_3718 軽トラに、刈り払機2台と草刈り鎌を積み込み、熱中症予防の水、経口補水液を各自持参し「臼沢の森」に入りました。中に入ると外とは5℃位の温度差がありそうで、「うわぁ、涼しい~。」と歓声が上がりました。刈り払機と途中の出入り口の修理のための道具を持って600段の階段を登っていきます。筆者は、昨年の階段補修以来の階段登りで息があがりました。昨年修繕した階段は、周りと同化して少し黒くなっていましたが、大変登りやすく皆が新しくして良かったねと言っていました。

Img_3722 Img_3723 最上段に着き、少し休憩をしてから鎌田さんと濟賀さんは刈り払機で、苗木を切らないように気をつけながらの草刈り、大塚さん、大野さん、弘永さん、小黒さん、小林さん、加賀(筆者)は、横一列に並び下から鎌で草を刈っていきました。草に埋まっていた苗木周りの草を刈り取り風通しを良くしてやると苗木が気持ちよさそうにそよいでいました。私たちもまた、涼しい風に当たり休憩を取りながらの作業をしました。Img_3738
Img_3725
Img_3732 Img_3733 Img_3739 12時少し前に、最上段の草刈りが終了し達成感で一杯、笑顔の記念写真を撮り下山しました。途中で中間の出入り口の修理をしました。

Img_3741 Img_3745 昼食後は3班に分かれて、お盆を迎える旧松木村にあるお墓や、祠に花を手向けて足尾のご先祖様に感謝とお礼をしてきました。

Img_3747その後、下のビニールハウスの今後の使い方を現地でミーティングをし、そのための作業には何があるのかなどを打ち合わせました。

Img_3751 Img_3750 本日の作業はこれで終了しました。お疲れさまでした。今日の作業者は、鎌田さん、大塚さん、大野さん、濟賀さん、弘永さん、小黒さん、小林さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

神奈川県ファンクラブの皆さんが森作業で汗を流してくれました。

 本日(7月9日)の足尾森作業に神奈川県FC15名の皆さんが来てくれました。足尾ダムゲートに9時待ち合わせ。2台のレンタカーで到着した皆さんを青空が迎えてくれました。

 「うんしゅう亭」で森びとプロジェクトから歓迎の挨拶をしました。森作業の打ち合わせをした後、足尾の植樹に初めて参加する方もいましたので、早速、スコップなど道具を準備しました。先月“みちくさ”に立ち寄ってくれた熊森協会の方が育てた苗木(コナラ)を神奈川県FCの皆さんが持参してくれたので、苗木を持って「りんねの森」に向かいました。

Cimg0319

 済賀スタッフから、植樹の仕方を実技指導しました。その植樹地は、芝生の様な草が生い茂っていたので、スコップで穴を掘り、土をよく混ぜてから丁寧に植えました。

Cimg0325

Cimg0329

Cimg0332

Cimg0336

 その後、手袋とヘルメットを着けて、ノコギリ鎌を各自が持って、スッタフから森の案内をしながら「臼沢西の森」に向かいました。そして、参加者の中に「里親植樹」に申し込んでくれた方が居ましたので、その苗木を探し「あっ、これだ。元気で頑張っている!」とほほ笑んでいました。

 その植樹地の周りの草を1時間ほど参加者みんなで草刈りをしました。

Cimg0338

 終了後、下山して「臼沢の森」に入り、M&Mのベンチのとこまで登りました。そこでは、林内を心地よい風がすり抜け、自然のクーラーを「実感」でき最高の気持ちになりました。17年前、「足尾・ふるさとの森づくり」に参加された皆さんと一緒に植樹し、スタッフ・サポーターの皆さんと共に育樹活動をしてきた森に感動し、感謝しました。下山して、昼食にしました。

Cimg0343

 午後は、神奈川県FCの皆さんと交流会を行い、森びとプロジェクト高橋顧問から、「人間は森に生かされている」ことを考える大切さとお礼がのべられました。

 その後、神奈川県FC全員の皆さんから「やって来て良かった」「恩返しをすることが大切」「すごい森になった」「いい汗をかいた、また来る」「森に入って涼しいと感じた」「人は森に生かされていることが実感できた」など感想をいただき、交流を深めました。

Cimg0346

他のスタッフ・サポーター4人の皆さんは、同時間に「臼沢の森」上部の草刈りを行いました。午後は、りんねの森の「湿地ブロック」の水路整備を行いました。

Dsc_0110

Dsc_0111

 神奈川県ファンクラブの皆さん、そしてスタッフ・サポーターの皆さんお疲れ様でした。

本日の森作業は、柳澤、鎌田、松村宗、弘永、加賀、済賀、高橋、そして、大野でした。

(報告 大野 昭彦)

 

2022年7月 8日 (金)

熱中症に注意して、晴天下の森作業!

 本日(8日)の足尾・松木(8時20分)は、22℃でした。風もなく快晴です。

Dsc06282

  9時のミーテイグで熱中症に注意して作業をすることを確認しました。本日の作業は、午前中は、新松木の杜と松木の森の草刈り、午後は、明日神奈川県ファンクラブの皆さんが苗木を持参して植樹をしますので、その受け入れ準備を行ないます。

Dsc06283

 午前中の草刈りは、刈払機に燃料を満タンにして二組に分かれて12時まで熱中症に注意しての草刈りです。杜の中は、日差しが当たらず少し涼しさを感じながら作業を進める事が出来ました。

Dsc06284

Dsc06287 Dsc06286

 昼食後は、森びと広場に涼しい風が吹いて作業がしやすく感じられました。テーブルと椅子を並べて完了しました。

Dsc06288

Dsc06289
森びと広場の草刈りを4人で行ないました。

Dsc06291

Dsc06292 福原さんは、明日植樹するりんねの森の一つの赤土の植樹地の草刈りをして篠竹を目印として刺しました。

Dsc06290

 予定した作業を無事完了しましたのでミーテイグを行ないました。高橋顧問が到着しましたので一緒に話し合いを進めました。この話し合いの中で民集の杜から足尾ジャンダルを見える場所の草刈りを失念したことに気づき高橋さんと橋倉さんの三名で作業を行ないました。これで本日の作業が、本当に終了です。

Dsc06293

暑い中の森作業ありがとうございました。

 本日の作業者は、松村健さん、福原さん、橋倉さん、加賀さん、高橋さんと筆者でした。

                                           (報告:済賀 正文)

2022年7月 7日 (木)

爽やかな風にうたれながら森作業

 今日の足尾の天気は、晴れ間も見えましたが曇りでした。

 8時30分、遊働楽舎“みちくさ”のトイレタンクの汲み取りのためにバキュームカーが到着したので済賀さんが対応してくれました。残る3人は、苗床のポット苗の水撒き。ポット苗の乾燥を防ぐために土を被せてから、水をたっぷり撒きました。

Cimg0267_2

 それから朝のミーティングを行い、さっそく「民衆の杜」の草刈りの準備をしました。刈り払い機に燃料を入れて試運転を行い、軽トラに刈り払い機と補充用の燃料を積み込み、民集の杜に向かいました。

Cimg0289

「民集の杜」入り口付近の草は鎌田さんが刈ってくれましたので、その奥に行き二手に分かれて通路の草刈りをしました。途中、群馬県桐生市の樹徳高校生が植樹してくれたエリア近くに、動物が木の実を食べたような跡がありました。杜の案内をする際に、参加者が安全に歩けるように丁寧に草刈りをしました。12時少し前に終了しました。

Cimg0271

Cimg0278

Cimg0279

 昼食後は、トイレタンクの汲み取りの際に、作業者の方から「雨水が入っているようだ」と指摘があったので、浄化槽に雨水が入らないように雨水路をつくりました。

Cimg0292


  その後、福原さんの提案で、りんねの森の土壌改良エリアの植樹地に穴を掘り、黒土を入れて苗木を植えるまでどのくらいの時間がかかるか、やってみることにしました。

 済賀さん、福原さんは、深さ・直径が45cmの穴を掘り、黒土を入れて、元の土と混ぜて植えるまで8分かかりました。思ったより時間がかかるので、この工程を前段の準備作業として完了しておけば植樹当日の負担を減らすことが出来ることが分かりました。

Cimg0311

Cimg0312

Cimg0315

 

 道具を片付け作業小屋の戻り、新型コロナウイルス感染が拡大する状況となる中で、明日からの草刈りについてのミーティングを行い終了しました。

Cimg0300

Cimg0309


本日の森作業は、福原さん、橋倉さん、済賀さん、そして筆者の大野でした。

(報告 大野 昭彦)

2022年7月 2日 (土)

岩手県FC・秋田県FC合同の八幡平の森での草刈り

 6月26日(日曜日)、朝7時半。森びと岩手県FCと秋田県FCのメンバー10数名が集まり、八幡平の足尾鉱山跡地、通称元山に3年目の苗床整備に出発しました。盆地の盛岡も梅雨入りで蒸し暑い日が続いてましたが、山道を上がって行くと空気も冷んやりして来て、気持ち良い作業ができそうな予感がしました。2015

 かつて炭鉱で賑わった廃墟跡地を過ぎると、元山に到着です。目の前に緑が広がっています。昨年よりも森になっていることが分かります。下草もしっかり繁茂していました。 一同は車から降り、軽くミーティングをし、目的地の畝まで歩きました。道の両側にミズナラ、コナラ、ヤマザクラ、ヤマボウシ、シラカバ、カツラ、ケヤキなど10年ものの樹種が、風雪に耐えながら成長している姿がありました。太い枝が折れてしまっていたものもありました。

2015_2 2018

 目的地に到着し、それぞれ草刈機や鎌を持ち、生い茂った下草を刈り始めました。草刈機は主木の幹を切ってしまわないように注意が要ります。手鎌も、丁寧に下草を刈り取ることで、日陰を無くし風通しを良くしてあげました。また、土の状態によって成長具合がだいぶ違うことを感じました。給水休憩を間に挟みながら、皆黙々と作業に取り組みました。すると2時間程で予定の場所の整備を終えることができ、日差しも強くなって来たので下山することにしました。Photo

 車まで戻る道中、熊のフンを発見しました。皆、心地良い疲れを感じながら、来た時より晴れやかで良い顔になっていたのが印象的でした。    

Photo_3

Photo_4 

(報告:岩手県FC 高野秀幸)

森びと検索

最近のトラックバック