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2022年4月の5件の記事

2022年4月27日 (水)

少し肌寒い潮風の中、140本の補植を行なう!!

 昨日(26日)は、一昨日と違い気温18℃と少し肌寒い天気です。原町区雫育苗場に集合した応援隊8名は、岩橋恵美スタッフの入れた温かいコーヒーを飲みながら、作業の打ち合わせを行いました。

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 本日の作業は2班に分けて行うこととし、1班6名は1キロほど離れた第4回植樹祭会場の北側マウンドにムラサキシキブの苗木100本とシャリンバイの苗木40本の補植を行ないました。

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3 2班の2名は育苗場農園に牛ふんと化成肥料を入れて、耕うん作業とキクイモの苗木40本の植え付けを行ないました。

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5 最後に散水用タンクに給水を行ない、作業は終了しました。

6 作業終了後のミーティングでは、当日79歳の誕生日を迎えた松林副代表の健康を祝して、渡部代表の発声で乾杯を行ないました。松林副代表からは「体の続く限り森の防潮堤づくりしていきたい」との力強い言葉がありました。

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8 6月5日開催の「第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」には応援隊と全国の植林ボランティアとで2万本の植樹をしていきます。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

 本日の作業参加者は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、東城スタッフ、道中内スタッフ、佐藤正廣スタッフ、岩橋恵美スタッフ(筆者、事務局 岩橋 孝)

2022年4月20日 (水)

月一度の育樹デー、力を合わせて作業が進みました。

 8時40分、気温は8℃。足尾・松木の里は曇り空の少し肌寒い天気です。早速、山本さんが薪ストーブに火を入れてくれました。臼沢の森に目をやると、葉っぱが無い枝だけの森から新芽が芽生えてきたのか、淡い色を醸し出しています。

 今日20日は毎月第3水曜日に設定している、育樹デー(作業集中日)です。コーヒーを飲みながら打ち合わせを行い、午前中の作業は今年も実施する“里親植樹”の植樹地「臼沢西の森」の土留め作りと整地、黒土の荷揚げを行い、午後は新たな植樹地「りんねの森」の獣害予防用柵の設置を行うことにしました。

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 今日もたくさんの差し入れをいただきました。ありがとうございます。

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 作業に使う道具類を軽トラックに積み現地に向かいます。土揚げ班と整地班に分かれて作業を行いました。黒土が入った袋は劣化し破けているものもあり、背負い籠を使ったりと苦労しながら運びました。また、整地班は土留めが崩れているところを修繕しながら、土留めが完成しているところの整地を5段行うことが出来ました。

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 午後の作業は、最初に「りんねの森」の湿地に流れる雨水の水路を作るための硬質ゴム製の管を柳澤さんがトラックで運んでくれたので、荷台から降ろして雲集亭に一時保管しました。また、大塚さんは、「病気」になっている桜の木の枝の剪定をしてくれました。その後、2班に分かれて「りんねの森」の獣害防止柵の設置を行いました。1班は先日に残した一番下の植樹地を完成させ、2班は、上のハウス横の植樹地を行い、2/3程が完成しました。

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 久しぶりに汗をかいたハードな作業で身体の各所に応えましたが、皆さん怪我もなく爽やかな気分でマスク越しに笑みがこぼれていました。お疲れさまでした。

 本日の作業者は、鎌田さん、山本さん、大塚さん、大野さん、福原さん、済賀さん、柳澤さん、坂口さん、山之内さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

2022年4月19日 (火)

桜満開の中で爽やかに森作業!

    本日の朝の足尾・松木の気温は10℃で、天気は快晴。風もなく爽やかで過ごしやすい陽気でした。

Dsc06149_3    みちくさの桜も森びと広場の桜の満開となり、足尾・松木にも春が訪れました。

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 本日の作業は、松村健さんと2人で、29日の中倉山ブナ保護の準備をしました。これまでの経験から登山口までの道は石ころだらけであり、整備の必要がありましたが、幸い今日は大きな石が道にありませんでした。しかし、枯れ木が数か所道に落ちていましたので、これを撤去しました。これで、当日登山道まで安心して進むことができると、一安心です。Dsc06141

 森びと広場に戻り、ブナの根が露出している部分に置くための植生袋の中にビニールハウスで乾燥させた黒土を入れました。これはこれまでの教訓として、水分を含んだ土は大変重く、ボランティアの方々の負担を軽減するためです。今日は、10L袋を20袋作ることができ、このあと5ℓの袋を20袋作るために黒土入りの10L袋を10袋、新たにビニールハウス内に乾燥させるために土を広げました。

Dsc06140    昼食後は、森びと広場からみちくさに向かう階段の整備を行い、上り下りの負担が少しでも軽減できるように土を除きました。作業をしていると爽やかな風が身体の汗を飛ばしてくれます。大変作業がしやすく作業がはかどりました。

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Dsc06146    本日の作業者は、松村健さんと筆者でした。(報告者:済賀正文)

2022年4月15日 (金)

イオン環境財団設立30周年感謝の会に参加しました

  昨日(4/14)、公益財団法人イオン環境財団「設立30周年感謝の会」が開催されました。1990年に「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念のもと「水と緑の世紀」になることを願い、イオン環境財団は設立されました。

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 私たち森びとプロジェクトは、NPO時代を含めてイオン環境財団様より助成金をいただき、“山と心に木を植える”活動を支えていただいています。本当にありがとうございます。

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 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインでの開催でしたので、事務所で『森の木魂』第6号の発送作業を進めながら、参加をしました。20220415_083837

 冒頭の岡田卓也理事長から設立の経緯、活動の紹介や感謝などが語られました。来賓として出席した岸田総理とマハティール・ビン・モハメド元マレーシア首相からの祝辞がありました。続いて、竹内和彦東京大学未来ビジョン研究センター特任教授より「里山の展望~人と自然の共生~」基調講演があり、その後ディスカッションが行われました。また、インドネシアの植樹地や日本各地の植樹地を中継で結び、木々の生長報告や感謝の言葉が語られていました。最後は、6月に退任される岡田卓也理事長から岡田元也副理事長に長年使用されていた鍬を託されました。

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               事務所前の花壇

    30年先を見据えたイオン環境財団の事業には、いのちあふれる美しい地球を、未来の子供たちに健全な状態で引き継ぐために、今を生きる私たちの使命として常に平和を願い、地域に根ざして社会と環境に貢献し続けることが貫かれていると思います。

   森びともイオン環境財団とともに歩んでいけるよう、地道に活動を継続させていきます。

(運営委員・小林敬)

20220412_143057_3事務所近くのハナミズキ

2022年4月 9日 (土)

1か月ぶりの作業を待ちわびていました

 穏やかな晴天が続き、南相馬市の道の駅周辺には鯉のぼりが青空の中で元気よく泳いでいる様子を見て、私たちを歓迎しているくれているようでした。今日の森作業は1か月振りの苗場作業となり、各スタッフも作業前から張り切っている様子がうかがえました。早速、岩橋恵美スタッフが準備したホットコーヒー、うめ茶を飲みながら打ち合わせとなりました。今日の作業は、ポット内の草取り、噴霧器による除草剤散布、水撒き作業をすることとしました。202249_23

202249_24 今回、新たに購入した噴霧器のメンテナンスと除草剤の注意事項について資料を確認したのち作業にあたりました。松林副代表は「絶対に苗木には散布しないように気を引き締め、無事作業が終わりました」と報告がされました。

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 休憩タイムでは、先日のシンポジウムの感想を出し合いました。初めてのオンライン会議に参加して、講演者の熱意やパネラーの取り組み・活動に共鳴し、危機感が一層自分に伝わりました。今後も「山と心に木を植えること」を継続していきたいと、話されました。

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 作業終了後、今回開催する第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭会場の小高区塚原地内に全員で行くことにしました。北隣には第7回植樹祭会場(2019年6月2日開催)もありますので、併せて苗木の生長と森の散策をすることにしました。

7_5              奥の森は第7回植樹会場10202249_4

 植樹会場は、すでに重機によって盛土づくりが行われていました。北隣には植樹をしてから3年を迎えようとしている第7回植樹会場がありますので、木々の生長と散策を通じて気が付いたことをお互いに出し合いました。木々が2~3メートル生長し、下草もなく環境が良かったのでは。しかし、小動物によって木の根がかじられて一部枯れていた木がありました。また、鳥や風に運ばれて植樹をしていないキリの木が大きく生長ししていました。ヤブツバキの赤の花が可憐に咲いており、心が癒されたとの報告もありました。

202249_31          かなり目立つ桐の木が大きく生長

202249_32  小動物(ネズミ?)に根をかじられ無残に枯れていた

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 第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭(6月5日)の成功に向けて、応援隊は万全な準備体制と全国の植林ボランティアの皆さんと共に成功させていきます。

7202249_3 今日の作業は、渡部代表、松林副代表、小川事務局、山田事務局、岩橋事務局、原田スタッフ、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、東城でした。大変お疲れさまでした。(報告・東城敏男)

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