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2020年2月23日 (日)

冬の感謝デー、風雪に耐えながらの作業で“みちくさ”の屋根が完成しました。

   今日23日は“冬の感謝デー”です。遊働楽舎“みちくさ”の屋根の仕上げ作業を行いました。早めに松木入りした高橋副理事長が、ストーブに火を入れ、お湯を沸かし参加者の受け入れ準備をしてくれました。10時過ぎに全員集合し、コーヒーを飲みながら作業の打ち合わせを行いました。

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   松木の山の尾根がうっすらと雪を冠り、森びと広場は朝から風花が舞っています。天候が悪くならないうちに屋根のトタン吹きを終わらそうと作業を開始しました。
屋根の両側からトタン張りを進めました。しばらくすると風が強くなり、雪が横から吹き付ける悪天候となりました。波トタンが風で飛ばされないように少しずつ屋根に上げ、傘釘を打ち付けていきました。

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   手袋が湿り風で冷たさが増し、吹き付ける雪で体も冷え込み、かじかむ手での作業は容易ではありません。寒さをこらえながら波トタンを張り付けました。小川さんは煙突の突き出し口をつくるために、下張りのベニヤ板に穴をあけ、トタンを切りました。
風がさらに強くなり、気が付くと時間も12時を超えたので作業を休止し昼食にしました。

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  森びと広場の小屋に戻り温度計は0℃です。かじかんだ手とつま先をストーブで温めました。薪ストーブの遠赤外線で体も徐々に暖かくなり、ほっと一息をつくことができました。
昼食をとっている間も、外は「嵐」の様に雪は横殴り状態です。そのような中、林子さんが応援に駆けつけてくれました。チョコレートの差し入れをいただき、糖分を補給しました。風雪が落ち着くのを待ち、13時過ぎに作業再開です。

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 午後は、波トタンに浮きがないかを確認し、トタンが飛ばされないように傘釘を打ちました。その後、中央の重なり・棟から雨水が入り込まないように棟用のトタンを張り付けました。

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 最後の仕上げは、煙突が風で飛ばされないように、針金で張りました。寒さをこらえながらの屋根張りも終わり、記念撮影です。松木渓谷の“こんなところに一軒家”のような素敵な屋根が出来上がりました。“みちくさ”の中で傘をささずに済みます。作業に協力をいただいた森びとスタッフの皆さま、“屋根が出来たドー!”。ありがとうございました。

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 作業小屋に戻り、“みちくさ”屋根の落成を記念し、温めた甘酒(ノンアルコール)で乾杯しました。冷えた体が内側から温まりました。1日の作業を振り返り、本日の作業を終了しました。

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  本日の参加者は、高橋副理事長、加賀さん、小川さん、山本さん、福原さん、林子さん、筆者・清水でした。
(報告・清水 卓)

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