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2019年11月の19件の記事

2019年11月17日 (日)

半月峠から山みちを足尾まで!

今日17日は秋の感謝デーで、いにしえの「県道250号中宮祠足尾線」を探索しました。

この道は、今からおよそ100年前に足尾と日光を結ぶ主要な道として敷かれ、細尾峠を通る道ができるまでは茶屋が数件あるほどの往来があったのだとか。今回はこの道を半月峠から下り、足尾の新たな魅力を探索しようというのが狙いです。

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参加者は、足尾の山々を知り尽くし、今回ガイド役を引き受けてくださった荒川さん、そのご友人のXai herさん、みちくさで知り合った高橋さんと、宇都宮市役所から初参加の木村さんと森びと9名をあわせた全13名となりました。

Photo今回の歩いた工程です(おおよそ11Km)

一行は8時半、足尾の赤倉に集合後、仁平さん、柳澤さん、国分さんの各車両に分乗し、半月峠の駐車場に向かいました。

秋晴れとは言え、出発地点の標高は1595メートル。風に吹かれると手がかじかむほどの寒さでした。

最初に向かったのは半月峠。半月山の裾を越えるのですが、からだが馴染む前の急坂はこたえます。ガイドの荒川さんのペースが早いこと。今日はくだるだけだと聞いてきたのですが・・・と今回カメラを担当してくださった橋本さんがポツリ。そんな出だしも、半月峠からの素晴らしい眺望で、すっかり気分は上々となりました。

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半月峠からはいよいよ足尾に向かう道に入りました。人跡もまばらな笹道をゆっくりと進みます。眺望の良い気持ち良い尾根道を下っていくと、石組や巨石、岩を抱くブナの木など、所々に見所が転がっていました。

Dsc_0393笹の尾根道を進む。

Dsc_0394時折みられる石組

Dsc_0402モアイ像に見えなくも・・・ないかな

Dsc_0409岩を抱くブナの木 愛称募集中

Dsc_0411_2ここからの景色も最高でした。

峠から1時間半ほど歩くと突然林道がでてきて、赤倉山への分かれ道が出てきます(この山を通るコースも面白そう・・・)。ぽかぱかのお日様の下、林道の脇で昼食を取ったのち、少し迷いながらも九十九折の道から深沢へくだりました。

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深沢に降りてからは沢沿いの道を進みます。沢の最上流付近は足尾の他の場所に比べてまだ植生が豊かで、亜硫酸ガスの影響が若干少ない場所だったようです。歩きづらいヤブや枯れ木を取り除きながらの道普請をしながら進みます。

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草刈りしています

Dsc_0431何気に立ってますが、この下一枚岩の断崖絶壁

美しい紅葉に囲まれた渓谷のみちを進むと、大きなカツラの木が待っていました。この辺り、古くは神社があり、茶屋もあったのだとか。

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紅葉が美しい!

Img_2267神社跡にのこる灯篭

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もう一枚!このあたり、他にもカツラの木がたくさんありました。

神社跡から先は道が比較的整備されていました。どなたか街の有志のかたが整備されているのかもしれませんね。

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5時間超の長歩きでしたが、いろいろな変化があって個人的には飽きることのない楽しい道でした。少し整備が必要なところや、危険なところもあるので、一般の人にお勧めするにはコースはもう少し検討が必要かもしれません。

参加されたみなさんの感想や意見などをまとめて、来年あたりからもっとこの道を知ってもらえるよう案内できるようにしていきたい!という高橋副理事長からの締めの言葉で解散となりました。参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。初参加のみなさん、ありがとうございました!

参加者:荒川、Xai her、高橋(裕)、木村、小柴、橋本、鎌田、松村、小川、清水、小黒(久)、高橋(佳)(敬称略)

報告:小黒

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2019年11月16日 (土)

娘たちに遺す暮らし方を問われた想定外の台風と大雨

 南相馬市に住む私は、台風15号と19号の大雨等の異常気象と向き合う姿勢が問われた気がしています。あまりにも抽象的な向き合い方であったと反省しています。

P1050078  住居の近くを流れる2級河川の新田川が氾濫しました。そして、多く家が床上・床下浸水で被害を受けました。小高区では25歳の市役所職員が台風対策の業務の帰りに溺死しました。ご冥福をお祈りいたします。

P1050075  また、南相馬市の高ノ倉ダムの緊急放流により下流の約10世帯の住宅が全壊や床上浸水の被害を受けました。高ノ倉ダムは満水にしておくことが求められる農業用ダムですが、市は災害への備えも踏まえた状況に応じた運用が求められるようです。

P1050067  今、色々な面で今までの暮らし方が問われているように思います。想定外の異常気象の原因は、地球温暖化による海水温の上昇によるものと考えられます。そのように考えると、「自然を奪うことによって幸福を得る」ということを優先してきた私たちの「幸福」とは何かが問われているように思います。

P1050045        苗床のテントが破れました

 フクシマ原発事故で避難生活を強いられた私は、改めて、何を優先にした暮らし方がよいのかと問い直すチャンスと思い、その知恵をいただくために応援隊の仲間たちと話し合いたいと思います。(理事 岩橋孝)

2019年11月15日 (金)

今年最後の鎮魂復興の森作業へ、支える方々の気持ちを忘れずに

 台風15号、19号と大雨被害から1カ月が過ぎました。筆者の住む福島県内は2011年の災害後の甚大な被害ではないかと実感しています。いまだその爪痕の大きさは計り知れないものがあります。

Photo 昨年植樹会場

 昨日(11/14)は、今年最後の応援隊役員会を開き、年末森作業から来年に向けての事業計画について話し合いました。各スタッフの台風や大雨による被害状況等をお互いに話し合い、想定外の異常気象の恐ろしさに向かい合う気持ちをひとつにして、今後も市民とともにいのちを守る森の防潮堤づくりの作業を継続していくことを改めて意思統一しました。

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Photo_3  終了後、筆者と岩橋、松林スタッフは、第4回植樹会場(原町区)から雫育苗場、今年の第7回植樹会場(小高区塚原)を巡回しました。植樹会場の土砂崩壊等の被害状況もなく、苗木はスクスクと生長をしていました。10月19日に日本キスラ―社員が植樹した場所ではコナラは小さいながら紅葉していてホットひと安心しました。

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Photo_4  今後も、命を守る森の防潮堤の様子を皆様に伝えていきたいと思っています。来年の事をお知らせするのは早い気がしますが、市役所によると第8回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭は6月に開催予定です。津波の力を弱めて住民の命を守る行動をサポートする森の機能、そしてこれからは想定外の異常気象の猛威を少しでも弱める機能を発揮できる森に育てられるように、市民応援隊は全国の植林ボランティアの願いと思いを森づくりに反映させたいと思っています。(応援隊 東城敏男)

2019年11月12日 (火)

全ての生きもの共有財産(地球)を一部政治家に破壊させてはならない

台風19号と大雨による「記録的な大災害」を体験してから1カ月が過ぎました。筆者の住まいは被災しませんでしたが、自家発電施設のない集合アパートで停電や断水が発生した場合はどうするのかと妻と話し合っている。その結果、自宅の防災対策はしたとしても風速40㍍以上の暴風で電柱が倒れてしまう現状では、暴風が吹かないでほしいと願うだけになってしまうことに気づいた。とりあえず東電にその考え方を訊いて、少しでも不安を解消したいと思っている。また、いざという時の避難所に関しても、知り合いの市議会議員を通じて避難住民が避難所に収容できるのか等も行政に問い合わせをしてもらう。また、緊急時の情報を確保するために、森びと推薦の安価(フルセットで15.000円)でコンパクトな太陽光発電を用意することにした。この発電からはテレビが5時間観られる優れものなので、スマホ充電も安心できる。

92 今年もこのような紅葉を見せてくれるのか「松木の杜」

 ここ数年の「想定外」の異常気象の原因は温暖化ではないかと誰しもが思っているのではないか。そうすると排出される二酸化炭素を吸収しきれないほど排出している私たちの暮らし方の問題にもメスを入れないと駄目だと気付く。

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 トランプ米政権は昨日(4日)、「パリ協定」離脱通告文書を国連に提出した。何十万人の米国民がハリケーンや大雨、山火事そして寒波によって暮らしが脅かされているというのに、この暴挙は子どもたちの未来と地球の破滅へ突き進むような気がする。筆者も地球破壊の片棒を担ぐことのないように有権者としての権利を主張していきたい。来月は第3回理事会が招集されているので、安倍政権や林野庁へ野心的な温暖化対策を要求していきたい。(理事 大野昭彦)

2019年11月11日 (月)

古河機械金属(株)・宮川尚久社長へ足尾15年の森づくりを報告しました

 東京丸の内の桜の葉も秋色に化粧しています。その秋色を見ていると足尾・松木沢の「臼澤の森」の秋色が気にかかりました。

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         先月の臼沢の森

 今日は、東京駅丸の内に本社がある古河機械金属(株)・代表取締役社長 宮川尚久さん、取締役常務執行役員の荻野正浩さん、執行役員の久能正之さんに足尾の森づくり15年の報告をしました。

Photo_2 写真左から3人目から宮川さん、荻野さん、右側が久能さん

 当会からは、中村幸人理事長、大野昭彦理事、清水卓理事と筆者がうかがいました。清水理事から15年間に育てた木々の生長、その森がつくり出している生態の動きとその機能を報告させていただきました。その後、意見交換となり、宮川社長の話からは5年後に迎える創業150年(2025年)へ向けた“守りから攻める”気持ちが語られ、創業の原点である足尾への思いも伝えられました。

Photo_3 足尾松木沢の星空

 当会からは、15年の実績を活かした事業が古河(株)との協働でつくりだすことができることを願っていることを提案させていただきました。

Pa287995  古河機械金属(株)宮川社長、荻野さん、久能さん、お忙しいところ時間を割いていただき足尾・森づくり15年報告を聞いてくださってありがとうございました。

20191106  11/3に中倉山のブナを元気にする保護作業を行った直後、東京新聞でそのブナの様子が報道されました。(報告 高橋佳夫)

 

2019年11月 8日 (金)

地球温暖化にブレーキをかけるには、やはり森づくりが一番

 今日は立冬、暦の上では冬の始まりです。今年も猛暑、大型の台風が日本列島に上陸し、各地に甚大な被害をもたらしました。いつの間にかに夏が終わり、秋になったと感じていたのですが、もう冬に…。関東では朝夕の冷え込みが続き、紅葉の色づきも進み、見頃を迎えています。四季のバランスも崩れてきています。

20191108_203018_1_3  そのような中、イギリスのBBCニュースでは、“気候変動の危機的状況は「明らか」、最新報告書、科学者1.1万人が支持表明”と報じていました。記事では、科学者たちは脅威の規模について世界に警告する倫理的な義務が自分たちにはあると説明。「さまざまな気候変動会議が行われているものの、有用な措置が取られていない」ことに研究者らはうんざりしている一方、「世界で広がる抗議運動には望みを抱いている」とのこと。この報告書では、早急に対策を施せば大きな変化を生み出せる6つの領域(エネルギー、短期間の汚染物質、自然、食料、経済、人口)が紹介されています。その中の自然には、森林破壊を止め、森や草原、マングローブ林などを回復させれば、二酸化炭素の吸収を助けられる、とされています。

15732109771102630357344114853825__2  私たち人間は長い間、森からもたらされる恵みを享受し、畏敬の念を持って接し、命を守ってくれる存在だったように思います。しかし、世界では経済優先のライフスタイルの発達により、森の伐採を進め、豊かな水・土地・環境が破壊され、すべての生き物が生存不安定な時代に貶められてしまっていると言わざるを得ません。

 今年6月に森びとでは、安倍総理大臣に「地球温暖化にブレーキをかける要望書」で、学校の授業に体験型環境教育を取り入れることや、公共地等への国民参加の植林活動の呼びかけを、などを含んだ要望書を提出しましたが、残念ながら動きはありません。フィリピンでは、学生に対し卒業前に少なくとも1人10本の木を植えることを義務づける「環境のための卒業遺産法」ができました。また、アイルランド政府は、温暖化対策として今後20年にわたり毎年2,200万本、合計4億4,000万本の木を植える方針を打ち出したそうです。

15732118431214871807271951407993__2  このまま何も行動しなければ、想定外の異常気象が来年以降も続くでしょう。しかし、人間は自然をコントロールすることなどできません。少しでも地球温暖化にブレーキをかけるために、評論家ではなく、行動をしていきます。(東京事務所・小林敬)

2019年11月 6日 (水)

一部政治家の地球破壊行為は許さない!市民にできることは沢山ある!

 トランプ米政権は昨日(4日)、「パリ協定」離脱通告文書を国連に提出した。離脱撤回をしない限り、1年後には正式に離脱する。二酸化炭素の排出量が中国に次いで世界二位のトランプ大統領の自然破壊の暴挙をこれ以上許してはならない。昨日から、テレビに登場するトランプさんを観る度に怒りが治まらない。

Photo 足尾の寒桜

 そんな中、国連に提出した「地球温暖化にブレーキをかける要望書」(9月実施の「国連気候行動サミット)に対する返信を紹介する。「このたびは当事務局あてにご意見をお送りいただき、ありがとうございました。事務総長に代わりまして、お礼のご返信さしあげます。いただきましたご意見は内容に留意し、丁重に拝読いたしました。およせいただき、ありがとうございます。国際連合の目的と活動に関心をお持ちいただき、また、時間を割いてご意見をお寄せいただきまして感謝申し上げます。」(国際連合 事務局グローバル・コミュニケーション局お問合せ窓口)。同時期、安倍政権にも同様の要望書を提出したが返信は無かった。

1920191103 中倉山から見下ろした私たちの植林地(左上・中下・右の薄茶色の地)

 日本の経済優先の地球温暖化政策にも怒りが治まらないが、少し気持ちが休まり、嬉しくなる情報がある。 

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Photo_3 竹で土を耕す?

Photo_4 苗木を植える

上の写真はフィリピン・ベンゲット州ルボ村の村民が「足尾スペース」で苗木を植えている様子。2年前から始まった鉱山跡地の森づくりのモデルスペースで、木々を育てている。

Photo_5  この森づくりは住民主体ですすめているが、その姿勢が行政から認められ、強制はこの活動に側面支援をしてくれているとになった。足尾現地で学んだ現地のアリスさんの定期的な行政への報告によって、村人の活動に理解が深まったらしい。村では、第2の「足尾スペース」づくりの案が話題になっているという。

Photo_6 この笑顔で気持ちは和む

 村内に森づくりに参加する人が増え、森づくりが広がってきているようです。また、「足尾スペース」の土留めの手法等が行政やNGOから評価されているという。(WE21BGA 園田久美子さんより)

Photo_7 花を落とした後の彼岸花(「みちくさ庭園」)

 一部政治家の地球破壊という暴挙に怒りながら、その“怒りを実践に活かす”ということが私たちには求められている。(理事 髙橋佳夫)

2019年11月 3日 (日)

“無言の語り木”のブナに元気をプレゼントすることができました

 待ちにまった本日(11/3)、「中倉山のブナを元気にする恩送り」担当者の一人としてなんとか成功させたいと、昨夜は9時に寝ました。東の空が少し明るくなった森びと作業小屋(足尾松木沢)に到着したのは5:30、気温は6℃でした。薪ストーブに火を入れお湯を沸かし、コーヒーを飲みながらスタッフの到着を待ちました。

Photo_17 まだ暗かった森びと作業小屋

 集合時間の6時前にはスタッフが到着、前日準備しておいた培養土、植生袋、ハンマー等を車に分散して積み込みました。先発隊は荷物を積んで登山口に到着、協力者を迎える準備をして、先般隊は7時10分に出発しました。最低10㎏の荷を背負い、つづら折の山道を登って行きました。

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Photo_19 (歓迎してくれたトチノキ:上とブナ:下)

Photo_20  9時半頃には、「孤高のブナ」斜面に到着。早速、作業の準備に入りました。協力者が到着する前に、ブナの根を保護するための麻のロープを張り替え、ブナ保護の看板も設置しました。

2  現場に荷揚げしてくれた一番乗りは急遽、飛び入りで参加してくれた男性2名。お礼を述べて、後発のメンバーを待ちました。次に到着したのは、宇都宮ハイキングクラブ6名、林野庁日光森林管理署の皆さん、JREU大宮山岳部の皆さんたちが現場に到着しました。少し休んでいただき、太宰事務局員から作業方法のレクチャーを行い、草の種が入った植生袋に培養土を入れ、露出しているブナの根周囲に造った土留め内に植生袋を張りつけました。

Photo_28 露出した根

Photo_21 一人約10㌔の荷卸し

Photo_22 レクチャー

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Photo_26 貼り付け前

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2_4 (貼り付け後:上と下)

 作業が終わった後は、主催者の理事・清水からお礼の言葉、作業の感想を林野庁日光森林管理署の川添貢次長から挨拶を頂きました。また、宇都宮ハイキングクラブの猪鼻春男さん、JREU大宮山岳部の神山英男さん、飛び入りしてくれた上尾市の方、みどり市の女性から本日の感想をいただきました。

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Photo_30 林野庁日光森林管理署・川添次長

Photo_31 宇都宮ハイキングクラブ・猪鼻さん

Eu JREU大宮山岳部・神山さん

Photo_32  昼食を食べた後には、「孤高のブナ」をバックに全員の写真を撮って下山しました。

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2_5  登山口ではスタッフがお汁粉を温めて、参加者に食べて頂きました。お汁粉を食べている皆さんの顔を見ていると、笑顔がとても素敵でした。

Photo_35  多くのみなさまのご協力で本日の活動が無事終えることが出来ました。心からお礼を申し上げます。準備してくれた足尾スタッフの皆さん、お疲れ様でした。心より感謝します。(東京事務所 済賀正文)

2019年11月 2日 (土)

足尾・中倉山の“孤高のブナ”を元気にする準備が整いました。

明日3日は“中倉山のブナを元気にする恩送り”です。本日は最後の荷物準備を行いました。
まずは、明日1日のスケジュールと担当者の役割、持ち物の確認するためミーティングを行いました。

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ルートの安全を確認する先発隊、参加するみなさんの参加を確認するゲートの受付担当、駐車場の担当。登山口で「ブナを元気にする培養土」の荷揚げ準備をする担当、下山した皆さんが一息つけるように“お汁粉”の準備をする担当など、連携の不備が無いように一つ一つ確認しました。同じ担当者で考え方の違いなどもわかり、1人一人が考えていることを合わせることは非常に大切だなと感じるミーティングとなりました。

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荷物は運びだしやすいように雲しゅう亭にまとめ、各担当別に荷物を分けました。培養土はイノシシ・鹿に狙われるのでブルーシートで囲いしっかりとロープで縛りました。

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駐車場も参加者に分かりやすいように看板を取り付け、明日は“森びと”のぼり旗を立てます。

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明日は11月3日、「文化の日」です。明治、大正、昭和、令和と足尾の歴史と気候の変化を見続けている“ブナ”の木に会いに行きます。「木は根、根は土」と言われますが、多くの森ともの皆さんと中倉山に登り、ブナの根を守るために、植生袋を張り付け表土の流出を押さえられればと思います。

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本日のスタッフは、済賀、仁平、小川、小西、太宰、清水でした。
(筆者:清水 卓)

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